紅葉が始まり、冬が近づいてきたこのごろ、冬鳥の季節がやってきました。
最近は交通事故や衝突で持ち込まれる動物が増えています。
さて、三羽の放野の報告です。
まずはオオタカ
保護日:9月21日
保護場所:小田原市
民家の庭でうずくまっているところを保護されました。
衝突の影響なのか、嘴がかけてはいるものの、骨折は見受けられず、リハビリの結果、食べられるということで放野になりました。
保護場所で放野するのが基本なのですが、保全センターの野外施設で継続的な観察が可能かもしれないということで、
野外施設にて放野されました。
放野日:11月13日
放野場所:保全センター野外施設
J0の足環を装着されました。
元気良く飛び立ち、周囲の様子を伺っていました。
続いてはアオサギの報告です。
保護日:9月6日
保護場所:真鶴町
釣り糸が絡まっているところを保護されました。
しばらくエサが取れていなかったのか、痩せていましたがそれも回復。
放野になりました。
I(アイ)7の足環を装着しています。
続いてスズガモも放野されました。
保護日:10月20日
保護場所:平塚市
工場の敷地内でうずくまっているところを保護されました。
特にケガはなかったものの衰弱が激しく、点滴などを受けながらもりもり食べて体力を回復してもらいました。
I(アイ)9の足環を装着しました。
放野日:11月14日
放野場所:小田原市寿町
川を見た瞬間に元気良く羽ばたいて・・・・・・あっという間に姿が見えなくなりました。 (https://vimeo.com/191968822)
アオサギもそのあたりをしばらくうろうろ。小雨のなかしばらくあたりを見ていました。
他にもたくさんの野鳥があたりを泳いだり、飛び回ったり・・・・・・
(情報・写真・動画提供:神奈川県自然環境保全センター)
赤い足環を装着した鳥をみかけたらご報告お願いいたします。