NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

ブログについて

救護の会の活動現場である神奈川県自然環境保全センターでの出来事、エピソード、足環やM(猛禽)プロジェクトのこと、 センター外での活動など、折に触れ書いていきたいと思います。 気儘な更新になりますが、お付き合い下さい。

オオコノハズクを放野しました

2014-12-24 17:55:28 | 足環プロジェクト

本日、オオコノハズクを放野してきました。

保護日:11月7日

保護場所:山北町焼津

道路上でうずくまっている所を保護され、保全センターに搬送されたそうです。

衝突したのか、左翼がやや下がり、左目が内出血。そのまま萎縮していったそうです。

飛行には問題がないものの、片目なので餌が取れるか・・・ということでリハビリの為にフライン

グケージに出してしばらくしてから、生きたマウスを落ち葉に隠してみたところ、そのあとすぐに

捕獲していたそうです。

以上、情報提供:神奈川県自然環境保全センター

 ←ちょっと眠そう。

お腹いっぱいに食べさせて、E0の足環を付けてから放野しました。

放野日:12月24日

放野場所:山北町

 ←霜が降りていて周辺は真っ白

 ←放野後、辺りを見回して場所を確認

元気に飛んで行ってくれました。(動画も撮ったけど、動きについていけなかった・・・・残念)

赤い足環を付けている鳥を見かけたら連絡して下さい。

 

 

 

 


キンクロハジロとトビが放野されました。

2014-12-23 14:58:45 | 足環プロジェクト

12月12日、3羽の鳥が放野されました。

まずは、①キンクロハジロ。

保護日:11月5日

保護場所:藤沢市石川

駐車場でうずくまっている所を保護されました。

特に外傷などはなかったそうですが、ひどく痩せていたため栄養状態の改善のためしばらくの

間差し餌を続けていたそうです。

1ヶ月程かけて体重が戻って来たところで外のフライングケージに出して、リハビリを開始。

そして放野されました。

 ←①キンクロハジロ

放野場所:茅ヶ崎市芹沢

D9の足環を付けました。

2羽目は②トビ。

保護日:10月10日

保護場所:藤沢市辻堂西海岸

公園の歩道でうずくまっている所を保護されたそうです。

ケガはないものの、両翼の風切り羽根が抜けていたため、羽根が生えてくるのを待つことにな

りました。

 ←②トビ

幸いなことに、風切り羽根が生えてくれたそうで、放野することになりました。

放野場所:茅ヶ崎市中海岸

D7の足環を付けました。

https://vimeo.com/115429512 (←こちらをクリックすると動画が見れます。)
 
元気に箱から飛び出していきました。
 
最後、③トビが放野されました。

保護日:9月19日

保護場所:小田原市酒匂

道路上から海岸に落ちて来た所を保護されたそうです。

風切り羽根にくわえて、尾羽もほとんど抜けていたそうで、こちらも羽根が生えてくるのを待つ

ことになったそうです。

 ←③トビ

フライングケージに出してしばらくして、羽根が揃った所で放野になりました。

放野場所:小田原市酒匂

D8の足環を装着しました。

https://vimeo.com/115429741(←こちらをクリック!動画です)

最初は死んだふりをしていたものの、しばらくすると優雅に飛び立ってくれたそうです。

赤い足環を装着した鳥を見かけたらぜひ連絡して下さい。

(情報・写真動画提供:神奈川県自然環境保全センター)

 


野鳥のための巣箱をつくろう

2014-12-03 16:51:03 | イベント

11/29(土) ~みんなの庭で鳥とつながる 「野鳥のための巣箱をつくろう」~ という、イベントの報告です。 

場所は、MARK IS みなとみらい みんなの庭     1日2回、開催

内容 ①なぜ巣箱を設置するのか~巣箱の意味をレクチャー

    ②巣箱作り~金槌と釘を使って、トントン・カンカン~今回は、シジュウカラが対象

    ③親子当てサイコロゲーム~親鳥とヒナ鳥の2つサイコロ、コロコロ転がして、親子が合  えば、ささやかな賞品あり!       

      ↑ こんな、巣箱を作りました

 親子で、がんばって作ってます。

 形が出来上がったら、自由にイラストや文字を記入

 親子あてサイコロあてゲームで、盛り上がって! (これが、ちょっと難しいんだなぁ~)

参加されたみなさん、自分で作った巣箱をおみやげにして、楽しそうに帰られていました。

いろいろなお庭に、巣箱がかけられているのかな。春が楽しみ~みなさんの報告お待ちしております。   詳しい内容は、HPの報告文で   ☆★