ちょっとピラティス関連の書き物をしていて、今更ながら骨の形の理解って大事だなと思ったので、ここに書いてみます。
さて、からだの専門家は、動きを示す時に関節の運動を示す用語を使います。
関節が角運動(回転を伴う運動)するなら、屈曲・伸展とか内転・外転とか
軸運動には回旋とか。
ほかにも10個くらい(回内・回外、橈屈・尺屈、挙上・下制、、、、)ありますが、わたしたちトレーナーも、これらの用語を使って動きを分類し、エクササイズ指導に役立てています。
例えば、ピラティス指導において脊柱のエクササイズを組み立てるとしたら、屈曲・伸展、側屈、回旋(まげる・伸ばす・横に倒す・捻る)が満遍なく行えているか?というふうに。
でも、ここで気をつけたいのが個々の関節の形。
膝と肘の屈曲・伸展を例にとります。
これは曲げ伸ばしの運動のことです。
同じ言葉でも、その動きは全く違うものになります。
なぜか。
だって形が全然違うから。
(専門家の皆さま、どちらも、屈曲伸展時にわずかな回旋がともなう「らせん関節」と分類できますね。ただし肘関節の腕尺関節が「らせん関節」で、上腕橈関節は「車軸関節」🤭)
こちら、肘と膝の関節の美しい画像をご覧ください。
(写真をクリックすると、提供元のサイトにジャンプします。)
こちら↑肘
こちら↑膝
ただ「曲げて伸ばして」というだけでは収まらない、形に沿った動きが必要ということが、この画像を見ただけで理解できると思います。
人体には骨が200以上ありますが。大きな関節だけでもその形状を尊重して扱う。
これだけでも、人のからだはとても快適に動き出します。
力による制御と形による制御。
まずは、そこにある形を大事にして、形による制御を高める。
というか、身体内部の形を感じる力を高めるという感じかな。
(これ書いていくと専門的になりすぎるので、割愛させてくださいませ💦)
その上で力による制御を高めていく。
ところが、そこすっ飛ばして力による制御、つまり筋肉とか筋力が先にきがちなのがこの業界だったりする。
これがね、ちょっと心配だったりもする。
なので、今書いている書き物もその辺りを注意して表現するようにしています。
ということで、、、、
実は💦そんなこんなの書き物の提出期限が迫っていて、頭がそっちにいっている感じのブログでした。
さらに、来週はイベントごとが重なりスタジオ不在も多いので、〆切と合わせめずらしく?パニクっております💦
なので、毎週月曜更新のこのブログ。
来週はお休みすることにしました💦
なんだか取り留めない感じになってしましましたが😅、再来週もこのブログに遊びにきていただいたら嬉しいです!
では、また〜。
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