オペ前検査。

どうしたリスよ、そんなに顎を膨らませて。おまえも唾石症か


オペ前検査に行ってきました。
レントゲン撮影と、採血、検尿、心電図、肺活量チェック。

最後の肺活量ってのが「？」だったんだけど、聞いてみたら、
今度の手術は全身麻酔で、気管チューブを入れることになるので、
その際のなんたらかんたらで肺活量が問われるとかなんとかかんとか。

結局よくわからないんですが、術後にチューブを出す時に
「ぼえ～～～～」っと押し出せるかどうか、ってことかしら？
あまり深く考えたくない気もします。

ともかく、どの検査も、数値は正常でした。

カナダであれだけビールを飲みまくったのに、血液の具合も
おちっこの具合も、至って正常です。
さすが薄さが魅力のカナディアンビア。
ビールは栄養ドリンクばい♪（←博多弁練習中）


検査を終えて、診察室へ。
とはいっても今日は、これといった診察・治療はありません。
だって、このあとできる唯一の治療は、摘出手術だけなんだから。

「うん、どの項目も手術を受けるには問題ない数値だね」

サイちゃん（執刀医・ドクター斎藤）は一渡り検査結果を検証し、
お誉めの言葉をくださいました。

むしろここへきての懸案は唾石よりも、いまだに残る舌のしびれ。
これは1月26日に受けた口内切開で、舌神経が傷ついたことによる
いわゆる後遺症なんだけど、なんたって不快です。
黙っていてもしゃべっていても、舌べろの右半分は常にビリビリ。
味覚もかなり鈍っているから、食事もいまひとつ喜びに欠けます。

サイちゃんのお話によりますと、

このベロビリ感が、単に舌神経が傷ついたことによるものなのか、
それとも舌神経がぶちーんと完全断裂しているせいなのか、
正確なところは実際に開いてみないとわからないそうで……。

でもしびれがあるんだから、少なくとも切れてはいない気がする。
博多華丸も、切っていないことだけは自信ありそうだったし。

サイちゃんの触診の感じでも、断裂ではないみたい。（ホッ）



と、安心したのもつかの間、

「靱帯なんかと同じで、こういうのはいっそ完全断裂してたほうが
再建縫合ができるので治しやすいんだよね」by サイちゃん




切れてる？
切れてない？
どっちだったら嬉しいんでしょうか。
よくわかりまへん。

とにかく3月7日、唾石とサヨナラするときに、あれもこれも
判明するはずです。
そこまで話して、
「うぉ～、3月7日ってもう来週の水曜だ」
と、ちょっとドキドキ。



今夜は、
『麻酔について』
という、今日もらってきた冊子を通読します。

初めて受けることになる全身麻酔。
その説明やらリスクやらが懇切丁寧に記されています。
局麻とは明らかに違う仰々しさを感じます。



あんなに楽しかったカナダ2週間の旅の、余韻に浸るいとまもない。