やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

同窓会。

2009-11-23 | notes(雑録)
土曜日に、同窓会がありました。小学校の。

前に一度やってから、あっという間に16年が経っていました。
幹事を買って出てくれた友人によると、多くは結婚や就職で引っ越したり
してるんだけど、案外みんなこの地域に暮らしてるよ~、とのこと。

今回の一次会も、地元育ちの地元暮らしの友人が営む焼き鳥屋さんが
会場でした。聞けばそのすぐ隣の居酒屋さんってのもまた別の同級生が
やっていて、いまも近所同士のみんなはしょっちゅう顔を合わせており、
飲んで昔話に花を咲かせるうちに、同窓会の発案に至ったのだとか。

わたしも、一時は近隣の市で暮らしていたことがあったとはいえ、基本的には
地元育ちの地元暮らし。けれど、母校である小学校の学区はけっこう広域で、
我が家は小学校から最も遠い地区にあったことなどもあってか、いわゆる生活圏が
けっこう違っていて、今も緊密につながっている同級生たちがいるとは思いもよらず、
それはそれは新鮮な驚きでした。

今回こうして久々の再会を果たせたことで、
なんだかまた、ぐぐっと距離が縮まった感じです。


卒業以来の再会となったUくんは、
「マイケル・ジャクソン急死のニュースを聞いて、俺、一番最初にやおりの
 こと思い出したよ。小学校のときマイケル大好きだったよな~」
と話してくれました。
マイケル急逝の報に触れ、どこかで誰かの脳裏に自分が思い起こされていたとは
どうにも不思議な気分ですが、なにしろ嬉しいじゃありませんか。


わたしが編集に携わったバスケットボールの本に、国際審判員として掲載された
Kくんも出席です。その時のくだりは→こちら
向こうも本の奥付(スタッフリスト)にわたしの名前を見つけていて、
「でも同姓同名なだけかな~」なんて、ずっと気にしていたそうです。
ある折、Kくんが審判として派遣されていたある大会へ、わたし懇意の編集者さんが
取材に赴いていてKくんを見かけ、
「やおりさんと同級生なんですってね~!?」
と声をかけてくれたことで線がつながったと言い、今回ついに再会。

「偶然というか、こんなつながり方ってのもあるんだね~」
「まったくだね~」
と、盛り上がったものです。
もちろんこの本は当日持って出かけ、全国の書店で絶賛(?)発売中である旨、
広~く告知したことは言うまでもありません。


街でも随一のクリニックの娘で、小学生当時は完全なお嬢様キャラだった
Rちゃんは、
「結局は家族経営だもの。今は兄が医長、なんとわたしが事務長なの(笑)」
「ご来院の際はぜひこのわたくし、事務長を呼び出してください。診察順を
 優遇させていただきます!」
なんて言って笑いを取っていました。
ちなみにこのクリニック、肛門科専門院。
同級生が受け付けてくれて、そのお兄さんが診察してくれるとなると、
なんかあっても気恥ずかしくて、ちょっと行きづらいわよ(笑)


いつもニコニコして気持ちの優しかったMちゃんは、今は福祉の仕事に
就いているんだって。納得。

わんぱくで元気者だったTくんは家業のガラス屋さんを継いで、今は
3児の父だって。へぇ~~。

絵がとても上手だったJちゃんは、その才能を伸ばし、夢を叶えてプロの
漫画家さんとして活躍中だって。さすが。


小・中・高とずっと一緒だったAは、8年前に結婚して現在は広島に
暮らしていると言い、今回の参加者のなかでは一番遠方からの出席。
「ちょうど実家に用事があって帰省の予定もあったから、タイミングが
 ぴったりで本当に嬉しい!」と満面の笑顔。
実は彼女とは高校卒業後もいい友達付き合いを続けていたんだけど、
ある些細なことでぶつかってしまい、仲直りのきっかけも作れないまま
音信不通になっていたのでした。

「あの時はごめんね」
「こっちこそごめん」

およそ14年ぶりほどになるでしょうか。
言えず悔やんでいた言葉を、やっと伝えることができました。
このことだけでも、今回の同窓会、催してもらえて本当にありがたかった。
幹事たちには大感謝です。


この日、会は延々続き、一次会のあとはカラオケへ、そのあとは
また別の居酒屋へと会場を移して、散会したのは深夜の3時。
最後はもう、名残り惜しくて名残り惜しくて……。

「また会おうよ」
「うん、また会おう」
「今度はこんなに間をあけずにね」
「そうだね~」

そう口々に約束して帰路についたのでした。


同窓会、いいもんです。



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2 コメント

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わかる! (どんくみ)
2009-11-24 23:13:47
いいよねー。そういうの。
私も先日ちょっとした同窓会みたいなもんに
行ってきたからさー。

楽しかったわー。
みんなそれぞれ頑張ってる話をきくと
私もがんばろう!って
思ったよ。

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よい集まりでした。 (やおり)
2009-11-25 19:07:23
どんくみ>
共感ありがとう。
そうなの、みんなの近況を聞けていい刺激を受けました。
複数の友人たちが、小学生当時の「ぼくの夢、わたしの夢」
みたいな作文に書いた“思い描く将来”に近い仕事に就いていたりして、
素直に感動、じーんときたわ。

さて自分は……、本作りをしているという点では、
「わたしの夢」と、まぁ、当たらずとも遠からずかな。
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