やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

母、ケータイデビュー。

2011-04-25 | notes(雑録)

今さらながらですが、
母に、携帯電話を持ってもらうことにしました。

3月11日の地震で、ああした状況下では携帯がまるで使えないということは
強く実感したのですが、やはり地震に限らずとも「いざ」という時のために、
ないよりはあったほうが良かろうということで。

基本的には家族・親族の間の通信手段として、
あとは「災害伝言サービス」などの利用の仕方を覚えておいてもらおうと
考えています。

本当はもっと早くに手続きしたかったのですが、わたくしも結婚・引っ越しで
自分自身の各種手続きが多く発生し、すっかり先送りにしちゃっていたのです。
(ケッコンって、女性のほうが圧倒的に手続きすべきことが多いんですね…)


日曜日に、最寄りのauショップへ二人でお出かけ。

なんせ生涯初のケータイですから、機能満載の機種などはかえって混乱のもと。
スマートホンなどもってのほか(わたしだって持ってないんだから)。
母も納得の上で、カラダにやさしい「簡単ケータイ」をチョイスしました。

契約にあたって料金プランなどの説明を受けたのですが、
母ときたら、受付けカウンターに着席したあとは基本的に「休めの姿勢」。
横顔を見ると、その瞳が、遠くを見たままガラスのようになっていました。
店員さんのコトバのすべてが初めて耳にする単語のオンパレードで、理解の域を
はるかに超えていた模様です。

もうほとんど、店員さんとわたくしのマンツーマンで話をどんどこ進め、
申し込み手続きを済ませました。

真新しい携帯を持って帰宅し、
まずは代筆にて、姉に宛てて「携帯を持ちました」メールを発信。
母に携帯を手渡し、メール操作の説明をしていると、姉からすぐに返信が。

母は、
メール受信を告げるメロディとブルブルに相当ビックリしたようで、

「やだ、どうしようっっ!」と、大きな声を上げると同時に、

携帯を、こちらに放り投げました。


さらにその後、わたしが実家を去る際、
お夕飯の買い出しがあると言って母も一緒に家を出たのですが、
当然のように、携帯は不携帯でした。ぶひー。


……先が思いやられますが、
母ほどの年齢でケータイ操作など新しいことを覚えるのは、
かなり脳の活性に有益なはず。
教えがいがありそうです。

がんばれ母ちゃん。

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2 コメント

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Unknown (くま)
2011-04-25 22:37:51
私も6年前に母にケータイを持ってもらいました。あたしが突発性難聴で電話がつらかったのでメールを教えてあげました。母78歳のときです。それからパソコンもやり始め、今はいっちょ前にデコメなんぞ送ってきます。

あたしもツイッターはじめなければ・・・スマホも・・・
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Unknown (やおり)
2011-04-26 12:40:07
くまさん>
お母さん、すっっっっっごいですね!
うちの母にも見習ってもらって、いつか「簡単ケータイじゃ物足りない」くらい言ってほしい(笑)
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