やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

カナダ旅記-95

2008-01-30 | Canada 2007
2月23日/最後の晩餐。





美味しい食事に宴席はなごみ、みんなのグラスもどんどん空になり、
次々に運ばれてくるピッチャーも光の速さで空になり、最後の晩餐は
楽しくにぎやかに過ぎてゆく。
(註:ピッチャーを空にしているのは もっぱらやおりとかずおさん)

途中、ゆきちゃんやおりで、ちょっと中座して Powder Room へ。

今夜ゆきちゃんは、あたしも座る店内のいちばん奥まったテーブルの、
さらにいちばん奥の席に着席している。今夜の彼女はスペシャルゲスト
なので、本来ならもっと手前に着席してもらって、みんなと広く言葉を
交わしていただきたいところなのだが……。ゆきちゃんの真向かいには
しんちゃんががっちりとポジションをキープしている。

まきちゃんやあさちゃん、やん様など、同テーブルに着いたメンバー
による「耳打ちリレー」で届いたレポートによると、しんちゃんたら、
宴席が温まるより前…っていうか着席した途端くらいのタイミングで
ゆきちゃんに真顔で彼氏の有無を尋ねていたとか。
おいおい、いきなりだな。


そんなわけで Powder Room 、鏡の前で女子トーク♪


やおり)
「ゆきちゃん、悪いね~。ずいぶん奥まったところに座らせちゃって
 なんだかあれこれ質問攻めに遭ってるんじゃない?」


ゆき)
「あははは。えぇ、まあ…。でも面白いんで、大丈夫です♪」


そっか、面白いか。
ありがとゆきちゃん。


やおり)
「実は今回はね、初日にカオルくんがしんちゃんを焚き付けるような
 ことを言ったのが発端なのよ。ゆきちゃんのこと、“しんちゃんに
 ドンピシャの女の子だよ、ズキュ~ンだよ♪”とか言っちゃってさ。
 まったくカオルくんたらタチが悪いんだから」


ゆき)
「へぇ~~。ウケるぅ♪ カオルさんたらそんなこと(笑)」

やおり)
「そうなのよカオルくんたらそんなこと言ったの。しんちゃんもさ、
 実際問題ミソジ独身で恋を急いでるようなところが多分にあって、
 カオルくんにそんなこと言われて真に受けちゃってるふうなのよ。
 しんちゃんて純粋っていうか純朴な青年だし、もちろん旅の空の
 ことなんで、広い心で相対してやってほしいんだけど」


ゆき)
「えぇ、えぇ。全然大丈夫です♪」

やおり)
「それにあれよ。あたしらもほら、レイクルイーズで5人で滑った日、
 あの日なんか、ちょっとはしんちゃんを後押しするようなことして
 リフトの順番を操作したりとかして、正直、面白がってるところも
 あった。そのことで気を悪くしてなきゃいいなと思ってたんだ」


ゆき)
「いえいえそんな。楽しかったですから(笑)」

やおり)
「そう言ってもらってホッとしたわ。ゆきちゃんそれじゃあ、今夜は
 我らの旅の最後の晩ということもあるし、しんちゃんの思い出作り
 に協力すると思って、もうしばらくの間“淡い恋心”に付き合って
 やってもらえないだろうか? これおネエちゃんからのお願いよ♪
 ココロの旅日記に、キラキラとした甘酸っぱい1ページが綴れたら、
 しんちゃんも満足して日本へ帰れると思うんだよね」


ゆき)
「あははは。あたしなんかでキラキラ甘酸っぱくなりますかね~?
 でも……はい、頑張りま~す♪」





きゃっきゃ言いながらテーブルへ戻る。
途中、階段を上がりながら、小さなゆきちゃんは やおりを見上げ
「それにしても……」と、口を開いた。




どした?





ゆき)
「それにしても……
 やおりさんって、めっちゃいいしゃべりしますよね~~♪」
 トークの楽しいヒトって好きです♪








っぶ。







ごめん、しんちゃん。

ゆきちゃんはやおりが好きだって♪




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2 コメント

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Unknown (しんちゃん)
2008-01-30 20:32:29
え~~
そんなしゃべりしてたの(恥)

おかげさまで甘酸っぱい1週間でした。

やおりに負けた(笑)
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1年経って (やおり)
2008-02-04 16:02:48
ふふふふ。しんちゃん、1年が過ぎて状況も変わって、
ずいぶん余裕のコメントだわね(笑)
返信する