2月23日/最後の晩餐。
美味しい食事に宴席はなごみ、みんなのグラスもどんどん空になり、
次々に運ばれてくるピッチャーも光の速さで空になり、最後の晩餐は
楽しくにぎやかに過ぎてゆく。
(註:ピッチャーを空にしているのは もっぱらやおりとかずおさん)
途中、ゆきちゃんやおりで、ちょっと中座して Powder Room へ。
今夜ゆきちゃんは、あたしも座る店内のいちばん奥まったテーブルの、
さらにいちばん奥の席に着席している。今夜の彼女はスペシャルゲスト
なので、本来ならもっと手前に着席してもらって、みんなと広く言葉を
交わしていただきたいところなのだが……。ゆきちゃんの真向かいには
しんちゃんががっちりとポジションをキープしている。
まきちゃんやあさちゃん、やん様など、同テーブルに着いたメンバー
による「耳打ちリレー」で届いたレポートによると、しんちゃんたら、
宴席が温まるより前…っていうか着席した途端くらいのタイミングで
ゆきちゃんに真顔で彼氏の有無を尋ねていたとか。
おいおい、いきなりだな。
そんなわけで Powder Room 、鏡の前で女子トーク♪
やおり)
「ゆきちゃん、悪いね~。ずいぶん奥まったところに座らせちゃって
なんだかあれこれ質問攻めに遭ってるんじゃない?」
ゆき)
「あははは。えぇ、まあ…。でも面白いんで、大丈夫です♪」
そっか、面白いか。
ありがとゆきちゃん。
やおり)
「実は今回はね、初日にカオルくんがしんちゃんを焚き付けるような
ことを言ったのが発端なのよ。ゆきちゃんのこと、“しんちゃんに
ドンピシャの女の子だよ、ズキュ~ンだよ♪”とか言っちゃってさ。
まったくカオルくんたらタチが悪いんだから」
ゆき)
「へぇ~~。ウケるぅ♪ カオルさんたらそんなこと(笑)」
やおり)
「そうなのよカオルくんたらそんなこと言ったの。しんちゃんもさ、
実際問題ミソジ独身で恋を急いでるようなところが多分にあって、
カオルくんにそんなこと言われて真に受けちゃってるふうなのよ。
しんちゃんて純粋っていうか純朴な青年だし、もちろん旅の空の
ことなんで、広い心で相対してやってほしいんだけど」
ゆき)
「えぇ、えぇ。全然大丈夫です♪」
やおり)
「それにあれよ。あたしらもほら、レイクルイーズで5人で滑った日、
あの日なんか、ちょっとはしんちゃんを後押しするようなことして
リフトの順番を操作したりとかして、正直、面白がってるところも
あった。そのことで気を悪くしてなきゃいいなと思ってたんだ」
ゆき)
「いえいえそんな。楽しかったですから(笑)」
やおり)
「そう言ってもらってホッとしたわ。ゆきちゃんそれじゃあ、今夜は
我らの旅の最後の晩ということもあるし、しんちゃんの思い出作り
に協力すると思って、もうしばらくの間“淡い恋心”に付き合って
やってもらえないだろうか? これおネエちゃんからのお願いよ♪
ココロの旅日記に、キラキラとした甘酸っぱい1ページが綴れたら、
しんちゃんも満足して日本へ帰れると思うんだよね」
ゆき)
「あははは。あたしなんかでキラキラ甘酸っぱくなりますかね~?
でも……はい、頑張りま~す♪」
きゃっきゃ言いながらテーブルへ戻る。
途中、階段を上がりながら、小さなゆきちゃんは やおりを見上げ
「それにしても……」と、口を開いた。
どした?
ゆき)
「それにしても……
やおりさんって、めっちゃいいしゃべりしますよね~~♪」
トークの楽しいヒトって好きです♪」
っぶ。
ごめん、しんちゃん。
ゆきちゃんはやおりが好きだって♪
コラボ旅記 カオルブログ『孤高のハダカの王様』
「その時ガイドは……!?」連載はすでに終了しています。
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美味しい食事に宴席はなごみ、みんなのグラスもどんどん空になり、
次々に運ばれてくるピッチャーも光の速さで空になり、最後の晩餐は
楽しくにぎやかに過ぎてゆく。
(註:ピッチャーを空にしているのは もっぱらやおりとかずおさん)
途中、ゆきちゃんやおりで、ちょっと中座して Powder Room へ。
今夜ゆきちゃんは、あたしも座る店内のいちばん奥まったテーブルの、
さらにいちばん奥の席に着席している。今夜の彼女はスペシャルゲスト
なので、本来ならもっと手前に着席してもらって、みんなと広く言葉を
交わしていただきたいところなのだが……。ゆきちゃんの真向かいには
しんちゃんががっちりとポジションをキープしている。
まきちゃんやあさちゃん、やん様など、同テーブルに着いたメンバー
による「耳打ちリレー」で届いたレポートによると、しんちゃんたら、
宴席が温まるより前…っていうか着席した途端くらいのタイミングで
ゆきちゃんに真顔で彼氏の有無を尋ねていたとか。
おいおい、いきなりだな。
そんなわけで Powder Room 、鏡の前で女子トーク♪
やおり)
「ゆきちゃん、悪いね~。ずいぶん奥まったところに座らせちゃって
なんだかあれこれ質問攻めに遭ってるんじゃない?」
ゆき)
「あははは。えぇ、まあ…。でも面白いんで、大丈夫です♪」
そっか、面白いか。
ありがとゆきちゃん。
やおり)
「実は今回はね、初日にカオルくんがしんちゃんを焚き付けるような
ことを言ったのが発端なのよ。ゆきちゃんのこと、“しんちゃんに
ドンピシャの女の子だよ、ズキュ~ンだよ♪”とか言っちゃってさ。
まったくカオルくんたらタチが悪いんだから」
ゆき)
「へぇ~~。ウケるぅ♪ カオルさんたらそんなこと(笑)」
やおり)
「そうなのよカオルくんたらそんなこと言ったの。しんちゃんもさ、
実際問題ミソジ独身で恋を急いでるようなところが多分にあって、
カオルくんにそんなこと言われて真に受けちゃってるふうなのよ。
しんちゃんて純粋っていうか純朴な青年だし、もちろん旅の空の
ことなんで、広い心で相対してやってほしいんだけど」
ゆき)
「えぇ、えぇ。全然大丈夫です♪」
やおり)
「それにあれよ。あたしらもほら、レイクルイーズで5人で滑った日、
あの日なんか、ちょっとはしんちゃんを後押しするようなことして
リフトの順番を操作したりとかして、正直、面白がってるところも
あった。そのことで気を悪くしてなきゃいいなと思ってたんだ」
ゆき)
「いえいえそんな。楽しかったですから(笑)」
やおり)
「そう言ってもらってホッとしたわ。ゆきちゃんそれじゃあ、今夜は
我らの旅の最後の晩ということもあるし、しんちゃんの思い出作り
に協力すると思って、もうしばらくの間“淡い恋心”に付き合って
やってもらえないだろうか? これおネエちゃんからのお願いよ♪
ココロの旅日記に、キラキラとした甘酸っぱい1ページが綴れたら、
しんちゃんも満足して日本へ帰れると思うんだよね」
ゆき)
「あははは。あたしなんかでキラキラ甘酸っぱくなりますかね~?
でも……はい、頑張りま~す♪」
きゃっきゃ言いながらテーブルへ戻る。
途中、階段を上がりながら、小さなゆきちゃんは やおりを見上げ
「それにしても……」と、口を開いた。
どした?
ゆき)
「それにしても……
やおりさんって、めっちゃいいしゃべりしますよね~~♪」
トークの楽しいヒトって好きです♪」
っぶ。
ごめん、しんちゃん。
ゆきちゃんはやおりが好きだって♪
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「その時ガイドは……!?」連載はすでに終了しています。
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そんなしゃべりしてたの(恥)
おかげさまで甘酸っぱい1週間でした。
やおりに負けた(笑)
ずいぶん余裕のコメントだわね(笑)