- I liked to teach you.
- I loved to learn from you.
わたしの通う英会話学校では、
夏はサヨナラの季節です。
今年は7月いっぱいで5人の先生方が退職となりました。
3人は1年契約を満了して去りました。
1人は2年契約を満了して去りました。
最後の1人は、2年契約を満了したあと契約を1年間延長し、
トータルで3年間、わたしたちを教えてくださり、この夏
ついに去ることとなりました。
どなたも教え上手な先生でしたから、サヨナラは寂しい。
中でも3年間教えてくれたCord先生は、わたしの大好きな
先生でしたから、名残惜しいことこの上なし、です。
シアトル生まれのCord先生は新卒で日本にやってきた
ピッカピカの新米講師だったのが、
天性の朗らかさと「自分も生徒から学ぶ」という真摯な姿勢で、
講師としてのスキルをめきめき上げていったように感じます。
先生はスノーボーダーでもあり、互いに滑ったことのある
ウィスラーの話で、よく盛り上がりました。
(あのクレープ屋さんのことも知っていた)
また、冬のたびに、わたしが「海外スキーだ!」とはしゃぐので、
その都度、
Cord 「僕をスーツケースに入れてってよ♪」
Yaori「いやいや、ブーツやウエアがかさばるんで。残念だけど」
Cord 「スキーケースでもかまわないよ。僕、細いから入ると思う♪」
Yaori「それだとわたしが自分のスキーを持っていけないじゃん」
Cord 「レンタルすればいいじゃん♪」
などと、軽口をたたいたり(英語で)。
ビール好きなのがお互い様なことから、
- After drinking beer, I feel bloated.
「ビールを飲むとおなかがポンポンになる」
- After drinking too much, my joints ache.
「飲みすぎたあとは関節が痛くなる」
といった、暮らしに役立つ(?)フレーズを教えても
くださいました。
本人も学生時代から日本語を勉強しているため、
コトバを覚えることの楽しさも大変さもわかっていて、
いつもわたしたちに、
「外国語学習は続けることと、繰り返すことが大事だよ」
と、アドバイスをくださいました。
先日、Cord先生の最後の授業を受けてきました。
Cordクラスはまだ何コマかあるんだけど、わたしが行けるのは
これが最後、というレッスン。
その終わりに、
「これが、わたしがCord先生に教わる最後の授業です。
さよならは寂しいけれど、今までありがとうございました」
と挨拶しましたら、
Cord先生は「ノーノー! ありがとうは僕のセリフだよ」
そして、こう続けてくださいました。
- I liked to teach you.
ありがと先生。
わたしも先生から教わるのが大好きでした。
- I loved to learn from you.