２年続くと…。

History repeats itself.
歴史は繰り返す。


今の時期は、毎年恒例の物件に関わっています。
この案件に関連して、ちょうど１年前、こんなことを書きました。
　↓
「やおぶろ(vol.1)」

仕事先の編集者Ｔが、可愛いバイトちゃんにいいところを見せようと、
俄然ヤル気、猛烈な仕事ぶりを発揮、というネタでした。

この時のバイトのＦちゃんが、それはそれは見事な働きであったために、
今年も彼女の母校の編集者養成専門学校にバイトを募ったところ……


きました。


今年もまた、可愛いコちゃんです（仮にＳちゃんとします）

おばちゃん（あたし）としては、このＳちゃん、
パール系メイクのし過ぎで顔がひどく粉っぽく、しかも部屋中の明りを
ことごとく乱反射しているのが気になって仕方ないのですが、
何しろとても整った目鼻だちの、たいそうな美人です。
編集作業もよくわかっていて、バイトとしては十分な戦力です。


そんなＳちゃんがバイトの面接にやってきたちょうどその日は、
わたしも同社におりまして、
彼女にひと目会った瞬間、編集者Ｔのハートが

バキュ～ン！

と撃ち抜かれたのがわかりました。


以降、彼女がバイトにやってくる日は、
編集者Ｔはご機嫌で仕事もテキパキこなします。
着ているシャツも、センスの善し悪しは別として、
ちゃんと選んでいる感じです。


そうそう、一年前もこんな様子だったよなぁ。
まさに "History repeats itself."　歴史は繰り返す。

ただ、

一年前なら、
「可愛い女の子の前でカッコつけたいんだね～♪」なんて、
微笑ましく見ていられたけど、



２年続くとウザいです。



しかも編集者Ｔのヤツ、
Ｓちゃんを前にして自らをアピールしたかったのか、
校正進行を司るこのわたしに、こんなことを…。

「やおりさん、
　Ｓちゃん疲れてるみたいなんで、あんまりこき使わないで、
　こまめに休憩させてやってくださいね～」







だまれ。




こまめに休憩なんかしてて本ができるか。
今、このチームで疲れてない人間がいると思ってんのか。
そんなことより、おまえはさっさと原稿を仕上げろ。
「いいんです僕が徹夜さえすれば…」とか言ってる場合か。
〆切りは待っちゃくれねぇんだっ。



まったく。