2014花火大会
日本をのぞく国では花火の音は「パン」「パンパン」などだ。ところが日本のそれは違うと言う。これはテレビの番組で取上げられた。
歌舞伎にはとても大切にされているもの。「間」と呼ばれるものだ。人と人との会話においてもこの間は話題にされる。
調べてみると、緊迫感あふれる時間の経過。観客の集中を集める効果がある。下手だと、間は魔。6世尾上菊五郎(1885~1949)。と。
会話において、詰問された際などにはこの間をどのように上手に使うかにより状況は大きく変わり、敵にも友にもなる。そう感じている。
さて日本の花火だが、「ヒューパン」だと言う。インタビューを受けている多くの日本人の応えだ。ここで「間」が取上げられており、「ヒュー」は間を作るために火薬玉に笛を取付けるのだと言う。
確かに効果抜群だ。あの炸裂音の前の「間」に期待は集中される。花火師の積上げられた歴史の素晴らしさに驚く。と同時に会話における「間」を改めて見つめてみようと気付かされたことだった。「ビックリ」だ。
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