未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

中学校の卒業式

2016-03-15 23:47:55 | 子どもは未来の担い手
 議会の方では予算委員会の最終日を迎えた15日、市内の中学校では卒業式が挙行されました。私も地元の新池中学校からご案内をいただき、来賓として参列させていただきました。

 6クラス、209名の卒業生が、義務教育の課程を終えて旅立っていきました。入場してくる時や校長先生から卒業証書を受け取り自席に戻る時、緊張したり照れくさそうにはにかんだりしている子どもたちの顔を見ていると、こちらも気持ちが引き締まる思いでした。この子たちの生きていく社会が、どうか平和で自由でありますように。そんな世の中を守る私たち大人の責任は重大です。

 国旗国歌条例がここ泉佐野市で制定されてから、このような行事での強制に重苦しい雰囲気を感じます。「君が代」は歌わない、と書けば、激しいバッシングに晒されます。「日本国籍返せ」とか「日本から出て行け」とかね(^_^;)
 「国旗国歌」について、憲法と法律と条例をごっちゃにしている無理解な方もいます。

 しかしこれらの考えの方たちも、今の憲法に守られて生きています。日の丸君が代を支持するもしないも個人の自由、という前提(残念ながらそうではないと誤解されているみたいですが)の社会で生きています。

 憲法擁護義務(第99条)違反の安倍政権がこのまま暴走したら、自分たちの身の上に何が起こるか、ぜひ考えてみてほしいです。

 
 午後は予算委員会を傍聴しました。各委員さんから出される質問とそれに対する答弁で新たに得る情報も多く、日々勉強です。
 予算特別委員会では、一般会計、国保その他の特別会計、水道事業会計、計8議案すべてが可決されました。
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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-03-17 07:42:58
卒業式なので政治的な思想・考えは持ち込まず、卒業式のカリキュラムとして国歌斉唱があるなら周りに合わすべきでは?
もちろん、日本は自由な民主主義国であるべきだと思いますので、国歌国旗に対する考えも個人の自由であるべきですが

ただ、未来に羽ばたく子供たちに平和な世界が訪れてほしいとの思いは一致しますね(*^^*)
議員活動頑張ってください!
返信する
国歌斉唱 (山下ゆみ)
2016-03-21 11:53:12
コメントありがとうございます。
行事での「国歌斉唱」はほんとうに悩ましい問題で、ご指摘にあるように「思想・考えを持ち込まず、周りに合わせる」こともひとつの選択肢だと思います。
私の取っている態度が最善のものだとは思っていません。
ただ、このきな臭い時代に生きる一人の大人として、人格形成の途上にある子どもたちに「いろいろな考え方があること、それを表明する自由があること」を感じ取ってほしいと願っています。議員である前に、いえ、住民の代表である議員であるからこそ、日本共産党を支持してくださる市民のみなさんの思いを代弁するべきだという想いがあります。

国旗国歌条例ができてからずっと悩み続け模索しています。入場だけ見送って、式に出ず帰ったこともあります。でも、地域の子どもさんたちの晴れの舞台に立ち会わせていただけるという「役得」は貴重で、先生方や保護者のみなさんの労を労う意味でも、参列させていただくことにしました。

いただいたご意見も参考にさせていただき、何よりも子どもたちのためになることを考えてまいります。
返信する
国歌斉唱・国旗掲揚 (匿名で)
2016-03-22 16:47:50
お嫌でしたらご列席されることを
遠慮されたらと感じます。
中学生はとても多感な時期、色々な考えを持ち悩む時期でも有ります。
知識を蓄え成長する時期でもある。
そのような時期に貴方様の対応を見られたら
どのように感じるでしょうか。
子供達のお手本になるべく大人がそのような
態度・発言は慎むべきと感じております。
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匿名で様 (山下ゆみ)
2016-04-11 11:15:38
卒業式での対応については、先のコメントに書かせていただいたとおりの考えによるものです。

「子どもたちのお手本」となる大人の態度とは、本来どのようなものであるべきなのでしょうね。学校教育で政治に対する考え方を養うことを怠けてきた、いえ、避けてきた日本において、現代の憂うべき政治離れが起こっているのではないでしょうか。子どもたちにもっと政治を身近に感じてもらえる環境づくりこそ、大人の責任ではないでしょうか。
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