ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

うまく付き合う

2011-01-20 20:18:54 | 私思考
皆様、こんばんは。


来院される患者様の中にスポーツによる負傷も多いです。


その中で、痛みが取れても、されている『スポーツの特性』が原因の一つになったり、復帰するため原因が取り除けない症状の方も多いです。


治療の流れとして、症状の改善、その症状に対してのストレッチを含む運動、負傷部位に対しての筋力強化と進んでいくのが理想的な流れです。


現実は、痛みが取れ、症状が改善したら、ストレッチ、筋力強化まで口で説明できれば良い方で、治療の中でそこまで見させてもらうことは少ない状態でした。


しかし、去年の12月から、わずかですが、『うまく付き合う』目的として、ストレッチの説明の後、筋力強化まで説明、治療に取り入れている患者様がいます。(いずれも高校生です。)


野球、ソフトボール、テニスと12月になると『オフ』シーズンになる為、それまで負傷個所がしている『スポーツ』対して関係し、必要であれば精密検査まで依頼し、継続していた患者様たちでしたので、『オフ』に強化と思い、取り入れています。


筋力強化と言いましても、損傷部位の周りのインナーマッスルを鍛えることです。


インナーマッスルとは、関節などの中にある細かな筋肉でして、鍛えることで安定感が出てきて、損傷した後には非常にいい効果をもたらせてくれます。


今回は、損傷部位に対してだけですので、肩関節の方であれば肩関節、股関節であれば股関節、足関節であれば足関節と範囲は狭いですが・・・・


実際、鍛える筋肉を意識してもらい、動きを見て、掛けれるのであれば、私の力で抵抗をかけ、道具は使用せず行っています。

見てみて、いままでの説明して、1,2回の確認だけでは、患者さんがしてもらっていても、なかなか出来ていなかったのではないかなと思うぐらいでした。


また、この1カ月少しで、力と動きが少しいい方向に変化していることも分かり、改めて『大事さ』は感じています。


これに、肩関節なら肩の基本的な動きもスムーズにできているのか確認もし、理想形であれば、スポーツで肩を動かす動作まで強化、確認をすればいいのですが・・・・そこまでは、行けていません。


これだけでなく、日頃のケアのしかたなども説明し徹底してもらっていますが、痛みと『うまく付き合う』方法として、以前よりここまで治療の中で取り入れている最近ではありますので、より一層の効果を期待したいものです。








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