雪組公演「ジュテーム」を見たとき、わたしの脳裏を真っ先によぎったのは、りくつっぽい感想ではなく、楽しいツボポイントでもなく・・・。
「おっ。ポトフね。雪組公演に出てきたのなら、ぜひともわたしも作らねば!作るぞ!」
とゆー、まことにしょーーーもない決意なのでありました。
とゆーわけで、3月のアタマに作りましたよー。
ところで。
生意気娘Kの実家では、コンソメスープにカレーと同じ野菜(たまねぎ・にんじん・じゃがいも)が浮かんで、ウインナーが入ったモノが「ポトフ」として食卓にあがっておった。
・・・わたしは幼少のみぎりから、うっすらと感じていたのだ。
「たぶん、これは本物のポトフじゃないっ。コンソメスープにウインナーが入ったらポトフなんて、そんな単純なことがあろうか!きっとこの世のどこかに本物のポトフが存在するんだ!」
ジュテームを見たら、当時の気分がふつふつとよみがえって、生意気娘Kは本当の自分・・・じゃない、本当のポトフ探しの旅に出かけてしまったのじゃった。
そして幾多の情報の荒波をくぐり、ついに魔法の呪文を発見した!
その名は、ブーケガルニだああ!
おおっ。ソレが何なのかよくわかんないが、なんだかスゴそう。威力ありそ~っ!!
いや、料理上手のみなさまにおかれましては、「そんなん常備しとるわぃ」なアイテムなのかもしれんですが、なにしろわたしは「塩・しょうゆ・みそ、調味料は以上!!」な家庭で育ったので(←本当。それだけじゃなくて、うちの実家の料理は○○が××でむにゃむにゃ・・・いや、この話を始めると記事が3本は必要なのでやめとく・・・)、恥ずかしながら「ブーケガルニ」って単語も29歳にして初めて聞きました・・・。
なんか、煮込みに使う数種のハーブらしいですね?
わたしは思った。
「たぶん『ブーケガルニ』のセット、シャレたスーパーに行けば売ってる気がする・・・!」
そんで輸入品とか売ってるよーなシャレたスーパーをいくつか回ったところ、名古屋駅の成城石井でズバリ「ブーケガルニ」として、ブーケガルニに必要なハーブがパックされ、パックごと放り込んで使える便利なしろものを発見!!やっぱりねえ。何でも買えるね、今日び。便利な世の中じゃのう。
肉はウチの隣のスーパーで、わたしが脳内でイメージする「西洋料理」に近いカタチの「牛すね肉」をセレクト。(あくまでもイメージ、妄想なのがポイントですな。)
①ブーケガルニをグラグラ煮た。
②肉とウインナーを放り込んでグラグラ煮た。
③野菜をドカドカ入れてさらにグラグラ煮た。
④塩こしょうを振ってさらにグラグラ煮た。
わたしのイメージ(←また妄想)によると、西洋料理って長時間弱火でコトコトコトコト、しつこーーーーく煮るんだよね。「1時間も弱火で煮たのよお。ふふ。」っていうのが、いいのよね!?(注:あくまで妄想。)
やったー!コンソメを使っていない!!(←満足げ)
おお。これで実家のとは似て非なる「ポトフ」ができあがったぞ!
お味はどうざましょ。お味・・・。うーん、野菜と肉の煮込みだ。(そりゃそうだ。)
味は・・・野菜スープ?(そりゃそうだ。)
で、これが本物のポトフなんでしょうかっっ。
となみちゃんが、おフランスのサーカスで作ってもらってたポトフって、こーゆーのっ!?
よく考えたら、わたし実家の「ポトフのよーなもの」以外、食べたことないわっっ。
てことは、これが正しいポトフなのかどうか、永遠に判別は不可能。
本物のポトフを見たこともないのに、どーやって本物のポトフを探すのですかぃ!
・・・ってことに、食べる瞬間までまったく気づきませんでした。いやあ、おめでたいですね!なんかブーケガルニ入れたら、スゴイものができるよーな気がしたのよ。作ってる途中は、超~得意げでしたからね!(←恥ずかしい)
すいませんでした。わたしってば、ポトフって何料理屋行けば出てくるのかも知りませんでした(がっくり・・・。)
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ポトフは、フランス料理ですよね。いわゆる、フランス版おでんですね。
僕も何回か作ったことがありますが、市販のスープを使ってしか作ったことがないです。
あと、コンソメスープを使ってもおいしいでしょうね。
チェコスロバキアに駐在していた姑から教わったのでそれが本物かどうかはわかりませんが、家のポトフは5人前で、
豚肩ロース塊肉7~1000g、たまねぎ、人参、ジャガイモ適宜、ロリエ(月桂樹の葉1枚)
先に肉をコトコト煮てから、塩コショウして、野菜を煮ます。
煮えたら、肉を取り出して切ってから盛り付けます。
初めから切って煮ると楽(手抜きする時にはそうします)ですが、後で切るときれいです。
長々とすみません。あんまり面白くてお邪魔しました。
ローリエだけでもいいのかも?
また、コンソメ使った方が、よりダシの味がよくなるかも?
要するに、肉と野菜のスープ煮。
あの君愛での「美味しい!」には、味のことより愛が入ってるから美味しいんだと思いますね。
基本洋風汁系(?)があまり食卓にならびません。←なんでだろ?
フェリエでジョルジュのポトフ食べましたけど、
ん~、味薄いな!って思っただけです(笑)
私の中のポトフはフェリエのジョルジュのポトフとなりましたが、
本物のポトフとはどんなもんなんですか?
それにしてもあの鍋1杯分作るのに、あれだけの団員全員で
どういう役割分担で作ったんでしょーね。(くだらない疑問)
おめでとうございます♪
>僕も何回か作ったことがありますが、市販のスープを使ってしか作ったことがないです。
市販のスープって何でしょうっ。
なにか魔法の既製品があるなら教えてくださ~い!
「ポトフ」って「おでん」なんですか。
じゃー、ますます実家のポトフは間違ってましたねえ・・・。まるっきり「スープ」でしたからねえ・・・。
いつも見てくださってありがとうございます♪
>チェコスロバキアに駐在していた姑から教わったのでそれが本物かどうかはわかりませんが、
わっ。外国仕込みのレシピですね??
本物っぽ~い!!(大喜び)
肉はまるごと煮て、あとから切るんですね。
なるほど・・・。まったく考えもしませんでした。
このあいだの日曜日、隣のスーパーでちょうど豚肩ロース塊肉が「広告の品」だったので喜んで買ってきました。さっそく作るぞ!と思ったんですが、ローリエを買い忘れましたよおお(泣)早く作りたいです。
本格レシピをありがとうございます。
ブログでお料理教えていただけるなんて(嬉)、ああ、ブログやっててよかったです~!
わたし、今回インターネットで調べてみるまで、ポトフに「肉」が入ることすら知りませんでしたよー(恥)
だってうちの実家はずーーーっとウインナーで・・・。
ウインナーが入っているのがポトフだと思いこんでましたよー。
要はローリエが大事なんでしょうかね??
ブーケガルニ、5個入りだったんですけど、残り4個を使う予定がありません。もったいない・・・。なにかブーケガルニを使った料理をどこかで調べてこなければっ!
>あの君愛での「美味しい!」には、味のことより愛が入ってるから美味しいんだと思いますね。
よいことおっしゃいますね♪
その通りだと思います。愛情を表現する料理が「煮込み料理」というのは、なんだかわかる気がしますね。あったかい味だったでしょうね♪
ん~、味薄いな!って思っただけです(笑)
味薄い!?(笑)
自分で作る段になって、「うーむ。フェリエで食べておけばよかったー」と思いましたですよ。
自分で作った写真のこれは、「おおー!野菜の味ー!」でした(笑)
コンソメ入れないから、たしかに味は淡い感じですよね。
>それにしてもあの鍋1杯分作るのに、あれだけの団員全員で
どういう役割分担で作ったんでしょーね。(くだらない疑問)
あっ。それわたしも思いました(爆)
絶対一人で作ったほうが早いっ(笑)
asamiさんのブログのお菓子、どれもおいしそうですよねー。お菓子作り得意なんですねー。自分で配合考えられるなんてすごいですねー。
ラム酒漬けいちごのロールケーキ、超~おいしそうで、何回も写真眺めちゃいましたよー。
そういえばウチの冷蔵庫には、「いつか何か作ろう」という漠然とした計画で買った無塩バターとクリームチーズが眠ってます。クリームチーズは、そろそろ賞味期限切れるような・・・。(反省)