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「灼熱!ベルばらブーム!!レコードも本もバカ売れだったらしい」73へえ!

2008年05月13日 | レヴューのトリビア

 
「灼熱!ベルばらブーム!!レコードも本もバカ売れだったらしい」73へえ!

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 いよいよ灼熱の「ブーム全盛期」記事です。
 まずは1976年(昭和51年)の8月26日デイリースポーツ夕刊。これ・・・たぶん一面??一面記事??

 咲き誇るベルばら
 宝塚初演からまる2年 記録ずくめ30日にフィナーレ


 劇画の人気に便乗して大ホームランをかっ飛ばした〝ベルばら〟こと「ベルサイユのばら」も、いよいよフィナーレが近づいた。一昨年九月、宝塚大劇場で宝塚歌劇団の創立六十周年記念公演の一つとして初演してからなんとまるまる二年。月組から花、雪、星組へとバトンタッチしたあと再び東宝劇場公演を最後に幕を下ろすが、千秋楽の三十日でジャスト五百回の公演。その間百四十万人の観客動員数を記録ーというのだから、総括を前にして関係者すら驚いている。


 この記事はくわしい。(さすが一面全部使ってるだけある・・・)
 なんでも、
・東京の宝塚友の会会員数は三倍以上になった。
・「歌劇」誌の売上げは五倍になった。

 んですってよ!すごいね。五倍だよ五倍・・・。「歌劇」読んでる人間が一気に五倍になったんだよ!?

 実況レコードも売れまくったらしい。ベルばら前、十年ぐらいは宝塚自体の人気が下降気味だったので、それでも出してたレコードは、しょーじき売れ行きビミョーだったようですが、ベルばらを出したとたん、売れる売れる・・・。ベルばらパートⅡなんか、二十万枚も売れたらしいです。ひえーっ!

 で、このデイリーの記事によると、ベルばらが本当に「宝塚ファン」の実数を劇的に増やしたらしくて、ベルばらだけじゃなくて、ほかの公演のレコードも売れ出したと。ベルばら以外の宝塚公演も、一気に集客できるようになったらしい。この頃、かの「星影の人」も初演で、それもたいそうチケットが売れたそうな。

 複数の記事に書いてあるんだけど、「池田先生の劇画→ベルばら上演で宝塚を知る」の流れで増えたファンは、「中・高校生」が中心なんですって。

 へええーーー。若いよね??
 わたしがハタチ越えてから歌劇観劇デビューだったせいか、なんか「中学・高校」で宝塚がブームになるっていう感覚自体がピンと来ないなあ。
 わたしの妹が、お嬢様系?の私立女子高校に行ってたんだけども、そこには「宝塚ファン」という女子高生がけっこういたそうです。わたし、自分の高校の同級生でそんな話聞いたことないけどね。(←イナカの県立高校出身) いま、いつも一緒に宝塚を見に行ってる高校の同級生、友人Rにしたって、初観劇はハタチ越えてたはずだし。
 わたしが高校生で、突然タカラヅカブームが来たとしても、チケット買えないから見に行ってないわ、絶対。高校んときのお小遣いって、2500円(ガッコーの規則を生真面目に遵守し、バイトはしとりません。)でしたからね。それで文具とかちょっと遊びにいくとか、すべて込みだったから、歌劇どころの騒ぎじゃないのよねえ。映画ですら、映画館では一本も見てないんじゃないかな。テレビ放映やレンタルビデオでは見てましたけど。雑誌一冊買うのも計画たててコツコツ・・・って感じだったからねえ。

 宝塚のチケットが安い席は「数百円」で今よりさらにリーズナブルだった、という話は知ってるけども、当時の物価ってどうだったのかなあ。物価上がってますからね。当時の六、七百円って、中・高校生がお小遣いで行ける範囲だったんでしょうかー。

 わたしのなかでは、歌劇を見に行くのって「大人のぜいたく」って感覚なんですよね。ゼータクな趣味だな、と思っちゃうんですよ。ほかの舞台に較べたらずいぶんお手頃価格なのはわかってるんだけども、それでもやっぱり劇場に出かけて何千円かするチケット代をかけるっていうのは、贅沢感があるなーと思ってるんです。(まあ、わたし自身の収入がショボイから、という話もあるんだけども・・・。)
 中高校生の宝塚ブームという存在が信じられない(十代のときに、観劇するお金なんかあったけ?みたいな・・・)なんて、そんな感覚わたしだけなんですかねえ(遠い目)
 ダンナ殿の話聞いてると、彼はわたしと違って高校時代に「文化的な生活」もぞんぶんに謳歌してるみたいで・・・。おかしいなあ。なんかわたし、要領悪い学生だった?バイトしないのがいけなかったのかねえ。高校生でアルバイトってみんなするもの??(学校が禁止してるし、周囲の友人もしてる気配なかったし、ぼーっと時間だけをもてあまして暮らしてましたよ。勉強するわけでもないのに。)

 あ、話がそれた。

 とにかくベルばらブームです。レコード売れまくりです。
 1976年(昭和51年)の7月12日、サンケイスポーツにも書いてあります。

「売れる劇レコード」「ベルばら〝バラ色〟」

 日刊スポーツにも書いてあります。

「間に合わぬプレス」 (しかもこれ、「レコード売上げベスト」なんかが載ってる、「SOUND」というレコード記事欄として書かれたもの)

 いずれも「ベルばら」以外の宝塚レコードも売上げを伸ばしていることにも触れてます。宝塚レコードがそんだけ売れる、というのは、よほどのニュースだったんでしょうな。
 レコード屋に負けじ、と本屋も売ります。
 いつ、何新聞に載ったのか不明なんですけども、「出版界にも宝塚ブーム」と題した新聞記事がありました。一部引用してみます。

 ざっとその〝顔ぶれ〟を紹介してみるとー。
 報知新聞のカラーグラビア「宝塚歌劇」、安奈淳の自伝もの「愛のベルサイユ」(二見書房)、スターたちの裏ばなしを網らした「宝塚のわかる本」(広済堂)、まるで学校ガイドといった感じの「宝塚音楽学校」(読売新聞社)、宝塚六十年の歴史を写真で、まとめた「ああ、宝塚60年」(朝日新聞社)・・・。自伝あり、小説じたてあり、ハンドブック、グラビアありと、本屋さんの店内はまさに百花りょう乱といったところだ。
 もちろん、そのほとんどがものすごい売れ行きを見せているのだ。日比谷の紀伊国屋では、八月から〝ヅカ・コーナー〟をつくっているが、この十一月中旬に売り出した読売新聞社の「宝塚音楽学校」を店頭に出したところ、二時間ばかりで三十冊を完売。また、朝日新聞社の「ああ宝塚60年」もまたたく間に五十部を売りつくした。ほかのほとんどの〝宝塚の本〟も同様で、この現象には売り場担当者の方が目をシロクロ。仕入れ担当者になると悲鳴の上げどおしなのだ。


 すごいねえ。
 そのモノ(ベルばら・宝塚)自体の人気を記事にするのを通り越して、関連商品の売り上げがこうして記事になるのは、まことに「ブーム」の証だと思います。
 すごいなあ。すごいなあ。灼熱のベルばらブームだ。

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はい、それは本当です。 (ともきち)
2008-05-14 06:05:05
今朝も元気だ、エラーが快感!(←アホな王者)

小学生だった私が、初めて買ったレコードが、
>ベルばらパートⅡ
花組公演「アンドレとオスカル編」(榛名由梨アンドレ・安奈淳オスカル)でございました。
それも、近所の、小汚いレコード屋さんで、予約して、
ガキの虎の子である、お年玉を注ぎ込みました。
一本立てだから、二枚組で、\4,400だったかな?(曖昧でゴメンね)
とにかく、当時のガキにとって、レコードは高価なものでした。
それに比べて、宝塚大劇場のS席\800は、安かった!
けど、一般ファンだった私には、そんな良席は買えなくて、3階席\300。
歌劇を観るだけでも、ファミリーランドの入園券を買わなくてはなりませんでした。(でも、小学生は半額・笑)。

あ、ふと思い出しましたけど、このブームの前に、町内の日帰り旅行で、バスを貸し切りして、
「有馬温泉へ行った後、宝塚歌劇を観よう」
っていうのがあったんです。残念ながら、我が家は参加しませでしたけど。
『ベルばら』以前のタカラヅカは、関西人にとって、そーゆータイプの、気楽な娯楽だった、と察していただければ、幸いです。
返信する
は~い (ちどり)
2008-05-14 07:43:18
ベルばら世代最年少層です。
小学生のお小遣いで見に行きました。
トラバさせていただきました。
返信する
ベルばら世代 (無幾庵)
2008-05-14 14:47:17
ちどりさんより○才ばかり年上なので、世代としては上の方に属するかと思います。

なまいき娘さんの記事で、何に驚くって、私にとってリアルタイムの出来事だったベルばらが、「歴史的事実」、ターキーさんや、モンパリと同列のニュアンスになってしまっていることなんです。
いやー、年とったなあと言う感じ。

「ベルばら」という作品自体が、宝塚云々以前に、空前絶後の画期的少女まんがだったと言えます。
それまでは、「まんがは子どもが読むもの」だったのが、これ以降、年齢層が上の読者もまんがを読み続けるようになりました。
その土台があってこその宝塚ブームだと思います。どんなに人気があっても、読者が小学生以下ばかりだったら、宝塚で劇化しても客はそんなに来なかったでしょう。
マンガのファン=女子中高生→宝塚の観客だったから、リピートもするし、周辺グッズも売れたんだと思います。

なお、ともきちさんも書いていらっしゃいますが、当時の歌劇場は宝塚ファミリーランドという遊園地の内部施設でした。他所の地方にお住まいの方はともかく、阪急電車沿線の住人にとっては、盛り場の映画館よりも、女の子がお友達同士で行くのに全然OKな場所だったと言えます。
当時の親は今より女の子の行動に対してずっと厳しかったけれども、「遊園地」なら黙って出してくれました。

金銭的にも入園料を入れてもなおかつ、他の舞台芸能に比べると宝塚は格段に安いものというのが、私が大学生ぐらいまでの共通認識だったように思います。

リアルタイムの体験談となると、コメント欄ぐらいでは書きつくせませんね(笑)。
心ゆくまで書こうと思ったら、自分で記事をたちあげないと。

後の世代から見たベルばらブームと言う切り口はとても興味深いです。
今後の記事も楽しみにしています。
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ともきちさまへ♪ (なまいきむすめK)
2008-05-14 23:15:48
おはようございます、王者様♪
(これ書いてるの夜ですけど・・・汗)

>小学生だった私が、初めて買ったレコードが

うわーっ。じゃあ、二十万枚のうちの一枚が、ともきち様のお手元に!!
レコードが4400円に対して、S席が800円ですかあ。や、安い・・・。Sで800円!?ホントーに安かったんですね。いま、SS席は一万円もしますもんねえ。

>『ベルばら』以前のタカラヅカは、関西人にとって、そーゆータイプの、気楽な娯楽だった、と察していただければ、幸いです。

「何かのついでにちょっと歌劇でも」みたいな機会が、たくさんあったということでしょうか。
宝塚ファンじゃない関西の人と話をすると、宝塚ファンに連れられてというワケじゃなくても、「ファミリーランドのついでに歌劇を見に行って~」とか、「歌劇のチケット持ってたけど、ファミリーランドのほうがいいってダダこねた幼少時代」とかの話が、ふつうに出てきますもんね。
関西地区では、地域密着の文化だったんですねえ、宝塚歌劇って。関東のほうではどうなんでしょうね。
ひょっとすると、関西と関東でだいぶ「宝塚観劇事情」が違うのかなーと、ともきち様のコメントを拝見していまさら思ったりしました。
返信する
ちどりさまへ♪ (なまいきむすめK)
2008-05-14 23:25:25
トラバありがとうございます!

友達同士で、お小遣いで見に行けたんですね。
すごいなあ。
ブームの最中でも、朝から並べばちゃんと見られるんですね。当日券がけっこう出るんでしょうか。

そのチケットをいまだ保存されているというのが一番すごいと思いますー!

>…しかし10頭身じゃなかった。

ここで思わずほほえんでしまいました(笑)
原作ファンで宝塚に押しかけてみた少女のなかに、こういう感想だった方も、そりゃあけっこういるでしょうね(笑)
けっきょく、ベルばらは「宝塚を見る機会」をたくさん提供したただのキッカケであって、「ヅカファン」に変貌するorしないは、個人の資質なんですねえ。
返信する
無幾庵さまへ♪ (なまいきむすめK)
2008-05-15 00:11:43
>何に驚くって、私にとってリアルタイムの出来事だったベルばらが、「歴史的事実」、ターキーさんや、モンパリと同列のニュアンスになってしまっていることなんです。

わたしあたりの世代でも、親の代からの「宝塚ファン」とかだと、もっとちがうと思うんですけどね。ベルばらブームの話を親から聞いたり、とか情報があると実感を持てるんじゃないかと思うんですけど、なにしろわたし、筋金入りの「ポッと出のシロウトかつ地方ファン」なので~。
「ベルばらブーム」なんて、タカラヅカの発行物とか少女漫画関連の古書でしか知らないんですよう。

無幾庵さまはじめ、こうやってリアルタイムのお話を聞けるのは、宝塚濃度ゼロ環境のわたしには、とてもとてもうれしいことです♪
ブログって便利ですよね。すごい道具ですね。

>心ゆくまで書こうと思ったら、自分で記事をたちあげないと。

そうですよねえ。
コメント欄では狭いですよねえ。
もし無幾庵さまが記事にお書きになったら、リンクはらせてくださいませませ。

>当時の親は今より女の子の行動に対してずっと厳しかったけれども、「遊園地」なら黙って出してくれました。

ああっ。これはすごく重要なご指摘なような気がします。ファミリーランドなら、宝塚なら・・・って、「清く正しく美しく」の標語は、遊びに行きたい少女にとっての聖域を作る役割をも担ったんですね。

>「ベルばら」という作品自体が、宝塚云々以前に、空前絶後の画期的少女まんがだったと言えます。

ベルばらはやはり別格ですか~。
わたし、少女漫画評論を読むのが好きで、目に付くとあさってるんですけども、そうするとどうしても「萩尾!竹宮!大島!」みたいなムード、あるじゃないですか。「何はなくとも24年組」みたいな。だからわたしのなかで、「少女漫画史上、もっとも影響力があったのは萩尾先生だ」みたいな思いこみがあって、最近までそういう気持ちでおりました。
ちがうんですよね。作品の質や評価がどうこうじゃなく、リクツ抜きで少女大衆に圧倒的な影響を誇ったのは、劇画「ベルばら」のほうなんですよね。いや、萩尾・竹宮も相当な人気だったとは思いますけども・・・。「ベルばら」は事件だったんですね。

なんかもう、調べれば調べるほど、お話を聞けばきくほど、「とにかくベルばらはスゴイ!」とうなっております。
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そーなんですよ (ともきち)
2008-05-15 06:15:03
>関西地区では、地域密着の文化だったんですねえ

そう。そーなんですよ。

私のヅカファン歴は1991年で終わっているのですが(苦笑)、
その後、宝塚市と伊丹市と三田市に親戚が引越したおかげと、
私の友だちが次々にヅカファン(それも、濃ゆい泥沼にハマるタイプ)になったせいと、
大好きな『リボンの騎士』のチンクがいる、手塚治虫記念館ができたおかげで、
今も、宝塚という“ムラ”には、ちょくちょく行っているんです。

で、ファミリーランドがなくなった時点に加えて、
旧大劇場がなくなって、阪神淡路大震災が起きて、宙組が誕生した時点が、
宝塚歌劇の大きな節目だ、とも思っています。

↑で、ちどりさんと無幾庵さんもコメントやトラバで書いてはりますが、
観劇料金が大幅に値上げされたことも、かなりの影響をもたらしていると思います。

それまでは、京阪神(特に阪急沿線)に住む家族(仮に、両親と小人2人位と、考えてみてネ)が、
休日の朝に、
「ほな、これから、宝塚へ遊びに行こか」
と、イキナリ思いついて出かけちゃう所。
ファミリーランドで、パパとガキ2人が遊んでる間に、
ママは、当日券で歌劇を観劇して、また終演時間に合流
・・・てなパターンがわりと多かったみたいですよ。
新聞屋さんとかが、ファミリーランドの入園タダ券を頻繁に配ってたせいもあります(笑)。
歌劇を含めて、宝塚ファミリーランドとは、当時はそんな感じの、庶民的な娯楽施設だったんです。

話は逸れますが…。
私は一度だけ、それも10年ほど前に、東山動物園へ行ったことがありまして。
「うわぁ~、宝塚ファミリーランドみたいで、ごっつう懐かしいやんかぁ~」
と、はしゃいだのでありました。
返信する
ごめんなさい。訂正です。 (ともきち)
2008-05-15 06:48:37
>私は一度だけ、それも10年ほど前に、東山動物園へ行った

「10年ほど前」ではなく、「5年ほど前」でごさいます。ごめーん <(_ _)>


・・・と、今、生ゴミを出しに行って、ふと、また思い出したことも書かせてくださいませ。

私がヅカファンだった当時は、
宝塚大劇場・バウホール・東宝(たまに青年館)・中日・地方公演(現在の、全ツのことですね:苦笑)
加えて、単発のイベント的な公演があった程度でした。
で、
中日劇場とか、地方公演は、組の全員が出演するのではなく、下級生は、その間“ずーっとオフ”だったりしたんです。
ところが、
今や、梅芸・ドラマシティ・博多も加わり、バウの公演が頻繁にあるようになって、
ひと組の生徒が、分散して出演するようなシステムになりましたね。
下級生に役が付くのは良いことではありますが、
大劇場でやった当初の配役が、ガラっと役替わりになったり、
(表現はよくないですが)「この学年の生徒に、こんな役をさせちゃって、、、」
みたいなことを感じます。
私は、初めて観た公演が汀夏子さまのトップ時代の雪組で、
その後も雪組ファンとして、“ムラ”にへばり付いておりましたので(笑)、
ミズさん主演の『星影の人』と初演時の配役表とか学年とかを照らし合わせて、
(ヲタク的に)じっくりねっとり考えましたので、いろいろと思うところがございます (-_-;)

あらら。『ベルばら』ネタとずいぶん離れた話になって、これまた失礼いたしました <(_ _)>
返信する
Unknown (ひろ)
2008-05-15 20:53:17
私は、それよりもずっと前にヅカファンに。
べるばら以後は、「ええっ!」の世界でした。
こちらでは、一番高齢者かも、私。
ベルばら以前は、『華麗なる千拍子』でフィーバーしたとは言え、客席も空いてたし、生徒さん達もプライベートうんぬん言いませんでした。歌劇誌には、自宅訪問もあり写真も載ったり。のんびりしてました。

地域密着型。そうなんですよ。劇場まで1時間半と遠い方でしたが、その昔、ファミリーランドへドライブ。ついでにてっぺん席で観劇。そんなのりでした。
大劇場S席800円でしたか。もうすっかり忘れてます。安かったけれど、交通費がかかってました。母と一緒だから行けたけれどね。

あれよあれよという間のベルばらブーム。他人事のように見ていました。
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ともきちさまへ♪ (なまいきむすめK)
2008-05-16 00:18:20
>ファミリーランドで、パパとガキ2人が遊んでる間に、ママは、当日券で歌劇を観劇

な、なるほど・・・。
理想のファミリーレジャーですね。
たしかに今の歌劇のお値段だと、「ママだけちょっと歌劇~♪」っていうのも、なんだかなーな値段ですよね。家族で見たら、万単位の出費になっちゃいますしねえ。
なるほどねえ。宝塚から「気安さ」がどんどん削がれていっているんですねえ。

>旧大劇場がなくなって、阪神淡路大震災が起きて、宙組が誕生した時点が、宝塚歌劇の大きな節目だ、とも思っています。

せめて「旧大劇場」の時代には間に合いたかったです~。
2001年に初観劇って、ホントわたしって最近のファンですよね・・・。

東山動物園、五年前だったらさぞかし寂れた雰囲気だったことでしょうねえ。旭山動物園のブーム以後、動物園自体が人気復活したのか、今は子供連れで相当にぎわっているっていう話ですが。

「昭和のレジャ~」の雰囲気がただよいまくってますよね、東山動物園。わたし、子供時代にさんざん行きましたよー。遠足、ウォーキング大会、写生大会などなど、あらゆる学校イベントが東山でしたわ・・・。

>あらら。『ベルばら』ネタとずいぶん離れた話になって、これまた失礼いたしました 

いやいや。とても楽しいです。
昔の話聞くの、大好きなんですよお。

>大劇場でやった当初の配役が、ガラっと役替わりになったり、(表現はよくないですが)「この学年の生徒に、こんな役をさせちゃって、、、」みたいなことを感じます。

なるほどですねえ・・・。
値段は高くなるわ、公演は多くなるわ、生徒分散で舞台の層は薄くなるわ・・・宝塚が「変わった」というのは、なんだかすごくわかる気がします。
このあたりの変化って、やはり「経営」の都合なんでしょうかねえ。採算とるための。。。

>ミズさん主演の『星影の人』と初演時の配役表とか学年とかを照らし合わせて、
(ヲタク的に)じっくりねっとり考えましたので、いろいろと思うところがございます (-_-;)

うわーっ。何をお考えになったんでしょう。
星影は、はじめての再演でしたし、宝塚歌劇がブームの波にのったイイ時代の作品みたいですから、比較して考える材料がたくさんおありでしょうね~。
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