山さんの車旅日記

景勝地、温泉、祭り、イベント、趣味の活動etc 車中泊を含めた旅の思いでの徒然を旅日記として綴ってます(不定期)

北陸路を走る”トロッコ電車にて黒部渓谷を巡る”~帰路(六日目)

2014年09月08日 | 車旅(富山「黒部~宇奈月」を巡る)
六日目】8月27日(水)

7時45分起床。宿で朝食を頂いたのち9時に宿を出発。車を宿の駐車場に置かせて頂いて、宇奈月トロッコ駅までブラブラ周りの景色を見ながら10分ほど歩きました。
(今は曇り空ですが、何時降りだすか分らない天候です。始発駅の宇奈月駅から終点駅の欅平駅を往復します。行きはトロッコの窓無し普通車で帰りは窓付きの特別車に乗る予定です。)

9時42分発のトロッコに乗りました。
宇奈月駅構内にて


停車中のトロッコ電気機関車


車窓から


黒部第2発電所への坑道


トロッコ電車普通車と特別車


トロッコ作業車=工事用の機械や材料を運搬するのだそうです。


電車のすれ違い


往路の鐘釣駅 車窓から


トロッコ普通車の座席と特別車の車内


11時に欅平駅に着きました。正味1時間20分程度のトロッコ旅です。
欅平駅構内にて


駅の周りを暫し歩いた後、11時15分から欅平周辺の名所を散策することにしました。

奥鐘橋=高さが34mある朱塗の橋です。


奥釣橋から眺める祖母谷川の渓流


黒部川第3発電所


奥釣橋の方面から欅平駅を望む(左側に写ってるヘルメットの棚は、歩行の際この先の落石防護のためなそうです。)


人喰岩と言われている歩道=岩盤が大きく口を開き人を飲み込むように見えるからだそうです。


奥鐘橋から望む欅平駅周辺の景観


河原展望台に寄ってみました。(ここから見る名剣山や奥鐘橋はダイナミックです)
足湯が設置されいて皆さんお身足を並べ楽しそうにしてました。けっこう賑ってます。

40分ほどブラブラ周辺の景観を楽しんできましたが、小雨模様になってきましたので駅に戻りました。
駅舎にある立食そば店にて昼食をとりました。因みに500円の”峡谷そば”を食べました。(旅先で頂く立ち食いですが、この店のは、美味しく頂きました。)


欅平で2時間半ほど過ごすつもりでトロッコの往復乗車予約をとってましたが、時間が余ったので隣駅の釣鐘駅に行くことにしました。
(途中下車すること無く”宇奈月と欅平”を往復する予定だったので、別途料金490円を支払いました。予約の発車時間は13時31分発なのですが、12時49分発のトロッコに乗車です)


欅平駅のブラットホーム


20分で鐘釣駅に着きました。
 

予約の乗車時間まで40分ほどあるので駅周辺を散策です。
徒歩3分ほどの所に”万年雪”があるとの事で行ってみました。


どんなにか雄大な”万年雪”の景観を見れるのかと期待を持って行きましたが、「なんとまぁぁ・・・」申し訳け程度に残ってる根雪でした。


次に向かったのが徒歩15分程度の所にある”河原露天風呂”に行ってみました。
露天風呂への道しるべ と 入湯情報板

河原にある露天風呂 と 洞窟風呂
 
子供連れの家族が訪れて 子供達が露天に入って戯れていました。

河原にある露天・・・下に降りるため階段の下り登りでした。


自由になる時間40分は長い様で短い一時でした。そもそも歩きの往復だけで目一杯の時間帯でした。
鐘釣駅13時52分のトロッコに乗りました。

〔鐘釣駅から復路の乗車の際、改札で乗車券を出したのですが、駅員さんは一瞬、戸惑ったようでした。復路の乗車券が隣駅の欅平駅発の時刻の乗車券を出されたからです。(乗車は総て予約制ですし乗る電車も決められています。)
でも、すぐ理解してくれたようでホームに入ることができました。その後、駅長さんらしき方が私を追いかけるように来て、乗る電車の車番を変更してくれた様で案内までしてくれました。(乗車してから判ったことですが・・・)私が予約してた車番は、けっこう込み合っていました。計らいで、貸切同様の空席ある車番に乗ることができました。お陰さまで気兼ねなく、ゆったりしたトロッコ旅を満喫できました。富山県の旅で初めて親切ある真心に接した思いで嬉しい気持ちになりました。〕

車窓から眺める”黒部川第2発電所”


猫又駅周辺で”新黒部第2発電所”築造の工事模様


14時48分に宇奈月駅に着きました。(宿の駐車場に車を置いてもらってます)雨も上がったようなので歩いて宿まで戻りです。
<トロッコ電車の旅は、終点の欅平に行く事が目的で無く、登山者は別として我々観光客は、日常生活では味わえないトロッコ電車の感触と道中の景観を楽しむことにありました。黒部ダムと共に黒部渓谷の観賞も素晴らしかったです。>

道々、歩いてたら”お猿”さんと出会いました。家族の群れの様です。


15時過ぎに宿に到着。車を駐車させて頂いたお礼に宿へ挨拶した後、車の中を整理整頓し帰路の準備をしました。

〔私の知る範囲の話ですが・・・本州での車中泊旅をしていると旅人同士で談話や会話をすると言う事が殆どありません。
(本州での・・と言ったのは、北海道内での車旅は違うからです。北海道の車旅で会う人々は、殆どが本州のナンバーです。道の駅や駐車場では、「どちらを回られて来ましたか」とか「これから、どっちの方へ行かれますか」とか自然と談話・交流する機会が生じます。この一時が車旅のオアシスとなります。)
ましてや、一人車旅だと一日中誰とも会話しない日々を過ごす事も多々あります
一日中、会話無しでも過ごせる私ですが、気持ちのあり様で偶に人恋しさが募る時があります。

余談ですが・・宿泊になるとついつい心の底で期待してしまいます。“気遣い”ある対応、心からの“おもてなし”ある対応。そう言う宿に出会うと真から“心”が和みます。一日の疲れが吹っ飛びます。
反対に接客が悪いと疲れが増長し、不快な夕べを迎えてしまいます。どんなに設備が良く食事や温泉が良くでも接客の対応次第で総てが消え伏せます。〕

《北陸路巡りは、無事これで終わりました。いよいよ、この後は帰路の運転あるのみです。帰り道も安全運転に気を付けながら心を引き締めて出発です。》

15時10分に宇奈月温泉の宿を出発。県道13号線から朝日町で国道8号線に入りました。新潟県境を15時40分に通り道の駅・市振の関にて一休み。道々、道の駅に寄りながら国道8号線を北上しました。

20時半に新潟市内に入り給油した後、道の駅・新潟ふるさと村で休息。
(体力的には支障ないのですが正直、運転する気力が薄れてきました。このまま往路で来た道をまた走るか迷ってます。かれこれ15分ほど思案した結論が、新潟から磐越自動車道に入り走行することにしました。)

21時10分に新潟中央ICから高速道に入りました。小雨の運転です。急ぐことなく余裕を持って運転です。(22時に福島県境を過ぎました)23時15分に郡山JCTを通り東北自動車道に入りました。
道々、寝処を探しながらの運転でしたが23時20分安達太良SAに着。ここを寝処に決めました。SAのレストランにて夕食・・と言うか殆ど夜食です。
(この時間、私だけかと思ってたらいるもんです。3人ほど食事とってます。)
0時10分就寝。

【北陸路巡りも無事楽しく終りました。当初計画では、明日は家路に走るのみ。「北陸路を走る」車旅の日記は、これで終わりたいと思います。】

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28日(木)は9時過ぎに起床。ゆっくり熟睡できました。このSAにて朝食をとろうと思ってましたがSA利用者が多くなってきましたので、この先の空いてるSAかPAにて洗顔と食事をしようと思い9時15分SAを発ちました。

15分ほど走って福島松川PAにて洗顔と朝食をとりました。(感じの良きPAです)

昨夜、熟睡してスッキリした性か気持ちを新たに当初の計画を変更して寄り道して行く事にしました。
今、福島にいるのだし・・・東北の名所巡りをしながら帰ることにしました。
仙台宮城ICで下り、久し振りに仙台市街地を走ってみました。その後、国道48号線を作並温泉街まで行って戻りました。戻り道、友人が住んでいる愛子駅前を走り、県道31号線~県道25号線~県道12号線と走り宮城蔵王の山麓にある温泉地「遠刈田温泉」に泊まりました。

29日(金)曇り空で山には霧が立ちこめてます。
9時宿を出発。蔵王エコーラインを走り”御釜”見物です。



観光客は、他県ナンバーの車が多いですが、流石に関東以北のナンバーが多いです。


エコーラインを山形側に下り国道13号線に入りました。秋田県横手に向かって北上です。横手市から国道107号線を走って北上に向かいました。
北上市に入って夏油温泉の入り口に位置する「瀬美温泉」に向かいました。600円の入湯料を払い日帰り温泉です。
今日は、道の駅に車中泊です。23時就寝。

30日(土)9時前に起床。当初6泊7日の計画でしたが最終的には8泊9日の車旅になりました。昼前には、無事完走し家路に着きました。
総走行距離 2,300km


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