山さんの車旅日記

景勝地、温泉、祭り、イベント、趣味の活動etc 車中泊を含めた旅の思いでの徒然を旅日記として綴ってます(不定期)

北東北地方「温泉と景勝地」を訪ねて

2012年07月15日 | 車旅(景勝地と名所・旧跡巡り&温泉)

車2台で旅仲間の友人達と今回は、秋田県と青森県に二泊三日の行程で温泉旅を楽しんできました。
目的は、北東北管内の温泉を楽しみながら景勝地を歩いてみました。

7月6日(金)の正午に我家を出発し、寄り道しながら盛岡南ICから東北自動車道に入り南下、秋田自動車道を経て横手から湯沢横手道路を走り十文字ICを下りたのが15時20分でした。
今日の目的地は、秋田県湯沢市の山間にある秋の宮温泉郷です。

秋田県横手市は果物の産地でもあり、明日予定している“さくらんぼ狩り”の情報を得るため道の駅「十文字」に寄ってみました。
道の駅の館内にある受付所では“さくらんぼ狩り”の情報や農園の案内をしてくれると聞いてました。受付は午後3時で終了とのこと。
私らが着いたのが3時半でしたので、既に受付は終了。(別に今日、案内を申し込む訳で無かったので構わないのですが・・・)一応、案内所の方に“さくらんぼ”情報を確認して道の駅を後にしました。
 


宿へ入るには、まだ時間があるので国道398号線沿いにある景勝地「小安峡」へ寄る事にしました。十文字から25分位で到着しました。
周辺は、小安温泉地でもあり温泉宿が点在してます。古びたと言うか・・・味わいある宿が建ち並んでます。

V字谷の渓谷美を見せる栗駒山麓の景勝地とのこと。断崖の裂け目から轟音とともに湯けむりがあがる大噴湯が見所ですが、近場まで行くには、階段を数十分かけて歩き降りなければなりません。とても無理・・・
渓谷美を眺められる橋が近くにあったので、そこから眺めてきました。
 
因みに紅葉の名所でもあるらしいです。

国道398号を引き返し、途中から近道の県道を走り雄勝方面へ。
平安時代に絶世の美女と称されている「小野小町」の誕生地とされている「雄勝町」から国道108号線へ入り、山沿いに走り秋の宮温泉へ着いたのが17時半でした。
何時もの様に宿へ入るなり温泉浴です。広々とした浴槽で、のんびり気持を癒しました。無色透明で泉質は、ナトリウム塩化物泉とのことで神経痛、筋肉痛、関節痛、等々に効くようです。
大浴場にはジャグジー風呂、うたせ湯、寝湯、大浴槽、サウナ、温湯、露天風呂と豊富な風呂の数です。

源泉が50数箇所存在し、旅館のみならず一般家庭に引かれているほど湯量豊富な温泉地なそうです。

7日(土)は雨模様の天候です。
7時過ぎに起床して朝風呂を浴び朝食を頂いて、ゆっくり9時40分に宿を出発。
天候が良ければ“さくらんぼ”狩りでも・・と思ってましたが、予定を変更して日本三大霊地の一つである“川原毛地獄山”に立ち寄ることにしました。

県道を小安峡方面に入り30分程で着きました。硫黄臭が鼻をつきます。


私も初めて知ったのですが、三大霊地って青森県“恐山”と富山県“立山”とこの地“川原毛”なそうです。恐山と立山は全国的にも有名なので知ってますが、川原毛も三大霊地の一つだったとは、あまり知られてませんね。

そのまま小安峡方面に走ると途中、泥湯温泉がありました。昨日、走った国道398号線の交差に入り十文字方面に走行です。
道の駅・十文字に着いたのが11時半。店内で友人達が“さくらんぼ”を購入してます。
12時前に道の駅を出発し、十文字ICから自動車専用道に入りました。昨日走った行程を引き返すように横手から秋田自動車道~東北自動車道を北上。

今宵の宿は、青森県の岩木山麓にあるナクア白神です。

13時半、岩手山SAにて昼食。(朝食を目一杯食べたので昼食は軽めに冷麺です。)
SAを後にして、安代JCTから八戸自動車道に入り八戸JCTを経て第二みちのく道路(200円)を走り15時20分、三沢ICの一つ手前のICで下り十和田市へ。
十和田市に向かうのは、手づくり村「鯉艸郷(りそうきょう)」に寄るためです。花菖蒲が見ごろとか。草花に興味ある旅仲間の希望です。15時50分に手づくり村に到着です。
 

 


鯉艸郷には花園ばかりで無く、昔のお嬢さんである織り子さんが織物を実演したり、手づくりの草履や下駄の販売もしてます。

ここでは、下駄を好んで履く娘さんのためにIさんが可愛い下駄を購入してます。30分程寛ぎ手づくり村を後にし、鯵ヶ沢町の岩木山麓に向かいました。

十和田市から鯵ヶ沢町に向かうには、いろんなルートがありますが時間を節約するため選択したルートは・・・
十和田市街地の国道4号線まで引き返し青森市へ北上。途中、野辺地町の手前から有料道路・みちのく道路(830円)を経て青森東ICから東北自動車道に入り17時20分に浪岡ICを下り、国道101号線を西に・・・。
そのまま宿に直行するつもりでしたが、五所川原市内を通るので・・・寄り道。
青森県の祭りと言えば全国的に知られている“”青森ねぶた“とか”弘前ねぷた“を思い浮かべてしまいますが・・・。通に愛されている祭り”五所川原「立佞武多(たちねぷた)」“があり、例年8月4日~8日に開催されるので、まだ時期ではありませんが、通年、展示している”立佞武多の館“があります。そこに寄ることにしました。(入館料600円。JAF会員だと10%引きです)

高さが20mを越える壮大な山車です。
 

宿に着いたのが18時半。駐車場から見た夕陽が美しく素敵でした。
 


部屋は最上階。眺めが素晴しいです。
夕食も朝食もバイキング。品数豊富で美味。目一杯頂きました。部屋も設備もサービスも良し。満足しましたが、想像していたより浴場が狭く少しガッカリ。
(土曜日泊のためか観光客も多く賑ってます。夕食は、団体さんの時間を外し遅くとりました。)


8日(日)ようやく太陽のある晴れ空になりました。
食事の前に朝風呂を浴び、バイキングの朝食です。
今日のルートは、日本海側の海岸ルートを走ることにしました。
9時半に宿を出て、国道101号線を南下です。途中、道の駅・ふかうらに寄り休憩。
深浦の道の駅裏側は、日本海に面した遠浅の海岸のようです。磯獲りに向かうおばちゃんを見つける。私の想像ですが、「サザエ」とか「つぶ貝」を獲っているのでしょう。
 


不老不死温泉に寄って海辺の露天フロを眺めました。流石に日曜日。利用客で混んでました。

ウエスパ椿山に寄りガラス館を見学。Mさんは、奥さんの土産にガラス細工のネックレスを購入している・・・。
友人達は「つるつるわかめ」を土産に購入。のど越し良き食材とのことです。
 

そのまま国道101号線を南下し能代市へ。能代南ICから協和ICまで秋田自動車道を利用して国道46号線に入り盛岡方面に・・・。

途中、角館市街に入り食事することにしました。15時と遅い昼食です。(つるつるのど越しの良い「稲庭うどん」を食べました。美味です。)

岩手の雫石に着いて道の駅・雫石あねっこに寄り10分ほど休憩。19時に無事、家路へ着きました。


二泊三日で秋田県と青森県の景勝地に寄りながらの温泉旅。気晴らしと癒しになりました。


走行距離 1,261km


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山形にて「さくらんぼ」狩りと温泉旅

2012年07月04日 | 車旅(さくらんぼ狩り&温泉)

80代半ばの母の希望により今回は山形へ叔母を伴い三人で「さくらんぼ狩り&温泉」旅です。
一泊二日で往来できる行程なのですが、お年寄りを伴っての旅なので二泊三日の行程にしました。

一日目〔6月28日(木)〕
今日の行程は、山形蔵王温泉宿へ行くのみ。北上江釣子ICから東北自動車道に入ったのが11時半過ぎ。途中、長者ケ原SAにて昼食。平日とあって空いてます。
宮城県域での高速自動車道は、昨年の311震災の災害補修作業のため、あちこちで一線通行でした。


村田JCTから山形自動車道に入り山形蔵王ICを下りたのが14時半ころでした。
宿に入るには早すぎなので、道の駅・寒河江まで行く事にしました。 さくらんぼの状況と言うか店頭売りでの価格を見るつもりで寄り道することにしました。平日であるのに観光バスが沢山並んでます。流石に道の駅「チェリーランド」観光客で賑わっているのでしょう。
  

10分ほど休憩した後、国道向かいにある観光農園に寄ってみました。直取りで販売している性か安価でした。
農園のおばちゃんの誠意に負け1kgを購入。東京の娘あて宅配することにしました。
母と叔母も土産用に購入してます。農園を15時40分に出発し宿に向かうことにしました。国道112号線を引き返し山形市内へ。有料の西蔵王高原ライン(300円)を通り蔵王温泉についたのが16時45分。
今年の2月にも旅仲間で「蔵王樹氷ライトアップ」見物に来ているので4ケ月振り・・
冬場の白銀の景色は、雄大な景観で綺麗ですが、緑の木々に囲まれた蔵王も素敵です。
  

宿の接客は、親切で優しい対応でした。
早々に温泉に入りました。浴場は小さいですが、乳白色の泉質に身体も気持ちも癒されました。


〔宿の予約は「ゆこゆこネットorじゃらんネット」で宿選びしているのですが、今回は「ゆこゆこネット」での予約です。因みに初めての宿は、必ず口コミを参考にしてます。
総合評価80点以上の宿らしく温泉良し、接客良し、食事良し。一泊8千円以下の料金なので割安感ありでした。〕


二日目〔6月29日(金)〕
7時15分起床。お年よりは早起きなので話し声で起こされた感じです。今日も天候良し。
ロビーに取り立ての「さくらんぼ」を販売している小父さんと小母さんがいる。ここでも母と叔母は、さくらんぼを購入している。
宿を9時過ぎに出発し、県道から国道13号線を南下し。上山市内のさくらんぼ観光農園(ネットで事前に調査)に着いたのが9時40分。30分もぎ取り食べ放題の「さくらんぼ狩り」の初体験です。(入園料は一人当たり1,500円)
 



20ケも食べたかな?流石にブラントの佐藤錦は美味でした。適度の酸味と甘さが絡み合った味は絶賛です。
食べ放題と言えども、そんなに食べれるものでないと判りました。

母曰く「入園料に1,500円出すなら、その分さくらんぼを買って食べた方が良い」と
叔母曰く「もぎ取りして食べることに楽しみがあるのであり、思い出を作れるのだと。食べる量を目的に入園したんじゃないのだから損得を言わないの」だって・・・・叔母に同感!
30分もしないで農園から出る。母と叔母は、販売所にてまた、土産買しているようだ・・・
(しかし・・・行く先々で、よう買うわ。お年寄りには、旅先でのお土産買いが楽しみなのかも。)

10時15分に観光農園を出発し帰路へ。県道から国道13号線に入り北上。
「山寺」に寄り道。と言っても、寺参りする訳でなし。遠くから景観を眺める程度です。
(山々の岩の上に建立している社殿が判るかなぁ。画像では見えにくいですね。)


山寺を後にして天童温泉街を眺めながら走行。11時50分に作並街道(国道48号線)へ入りました。この街道も「さくらんぼ農園」が、到る所に沢山ありました。街道筋の東根市も”さくらんぼ”の名産地とのことらしいです。
作並温泉街を通ったのが12時半前。少し走ると「そば処」の建物が見えたので昼食です。(ラーメンの太麺とか細麺の話しは聞きますが、日本そばの極細麺に出合ったのは初めてでした。食べやすく美味しかったです。)

45分の食事休憩を取ったのち、途中で給油し仙台方面へ・・・
仙台市青葉区の愛子(あやし)と言う所に友人が住んでいる。通り道だったので寄り道して駅前に寄ってみました。(皇太子殿下の娘さんである内親王の愛子様と同じ名称の地。珍しい地名です。)
高台団地やら住宅街とも言うべき落ち着いた雰囲気の町でした。


仙台宮城ICに入ったのが14時前。東北自動車道を北上です。宮城の鶴巣PAで10分休憩。一時間ほど走って岩手の前沢SAにて10分休憩。花巻南ICを下りたのが16時15分。花巻市街を経て花巻南温泉街へ入りました。

今宵の宿は、一度は利用してみたいと思っていた山の神温泉です。16時15分着。宮大工さんが造作したと言う和風作りの落ち着いた重量感ある建物です。


着いて早々に温泉浴です。広々とした浴場に露天風呂も併設。つるつるとした泉質で肌にしっとりします。和風造りの広くて清潔感のある部屋です。食事も申し分ない量と味でした。(夕食時に偶然にも同じ団地に住んでいる知人家族とバッタリ。数ある県内の温泉地で、同じ日に同じ温泉宿を利用するとは・・)


三日目〔6月30日(土)〕
6時45分に目覚め。食事前に朝風呂を堪能です。朝食はバイキングでした。満喫。
玄関先で記念写真を撮り9時過ぎに宿を出発。今日は家に帰るのみ。
(帰路の車中では、今回の思い出話しに花が咲く。)無事に母達を家まで送り届けて旅の終了です。


走行距離 770km


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