山さんの車旅日記

景勝地、温泉、祭り、イベント、趣味の活動etc 車中泊を含めた旅の思いでの徒然を旅日記として綴ってます(不定期)

静岡の名所・旧跡を巡る 〔その2〕山間部(天竜川流域~川根路~富士山麓)と掛川城を走る

2012年12月06日 | 車旅(静岡の景勝地巡り&温泉)
その1(中部~西部地域)を走るからの続きです。

【三日目】 9日(金)〔行程=天竜川流域~掛川城~大井川鉄道沿道〕
7時起床。バイキングの朝食を頂き8時半にチェックアウト。〔昨日の夕食バイキングは、種類豊富な品数であり味も大満足。朝食のバイキングも満足した内容でした。レストランのスタッフも笑顔の似合う明るい爽やかな感じで好印象でした〕

国道362号線から国道152号線に入り天竜川流域を北上しました。〔天竜下り・・・この時期に行っている訳ないと思いつつも河を眺めながら走りました。〕出来る限り河の景色を見たく川沿いのコースを走りました。


秋葉ダムまで行ったのですが、変哲の無い景色なので引き返すことにしました。10時です。帰り道に道の駅・天竜相津花桃の里に寄りトイレタイムをとりながら10分休憩。


ナビの地図を拡大して見ると「天竜川下り乗船場」があったので、どんなとこか見たくて立ち寄り。〔廃業したのか?オフシーズンの性なのか寂れた景色です。テレビ画面で見ていた優雅な思いが見事に期待を裏切りガックリでした。天竜川流域をコース設定したことに悔いが残った感じです。〕

《後書き》天竜川下りで2011年8月17日に転覆死亡事故があって営業自粛していた時期に私が訪れたこと後日に知りました。
知らなかったとは言え私の無知から・・・「廃業したのか?寂れた景色」なんて書いてしまい、大変申し訳ないこと書いたと思ってます。亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。共にご遺族のご心痛をお察し申し上げます。


県道40号線を走って「掛川城」を目指して掛川市へ。
掛川駅から近くにあり判りやすい場所です。国の重要文化財に指定されているそうで美しい城です。眺めていると気持ちが落ち着きます。
 

12時。掛川市から大井川鉄道が走っている川根路へと向う。山間の風景を走っているSLに遭遇することを期待して「千頭駅」と「寸又峡」方面に北上。

道々に目に入る茶畑の連なりが何とも言えない気持ちの落ち着きを与えてくれる。
これぞ「日本の風景であり静岡の風景」である。


大井川鉄道の家山駅に立ち寄り。駅の構内と言うか駅の敷地内と言うか?“足湯”の施設がありました。岩手には、温泉を併設した駅がありますが、足湯を設置した駅も珍しいです。
 

道の駅・フォーレなかかわね茶茗館についたのが13時15分。「この道の駅は、本場のお茶(煎茶)を飲ましてくれるとの事。お茶好きの私。事前に把握し必ず寄ってみたい道の駅でした。」


“茶茗館”の茶室にてお茶を頂きました。(菓子付きセットで300円です)
館内の土産店で土産買いをしながら寛ぎました。「茶所「川根産のお茶」・・・お土産用にここで煎茶を6袋を購入。」

 


14時に茶茗館を後にして、国道473号線を山間へと北上。10分ほどで“千頭駅”です。「SLがいました。カメラを構えたファンが5名ほど撮影してます。私も仲間入りして撮影です。子供の頃、当たり前の様に走っていた蒸気機関車・・・懐かしく嬉しい出合いです。」
(SLは、金谷駅から千頭駅間を一日一往復しか走ってないそうです。)
 

駅を後にして山間へと走行。“寸又峡”へ行くつもりで国道から県道77号線入りましたが、気が変わって途中の交差点で右折し接岨峡方面へ走りました。
長島ダム湖がありましたので寄りました。
 

近場に大井川鉄道の長島ダム駅があり、そこは“アプト式電気機関車”が走ってます。
(千頭駅から井川駅間は、もともと資材運搬用の軽便鉄道だったとのこと。また、アプトいちしろ駅から長島ダム駅間は、90/1000と言う鉄道として日本一の急勾配な事から、この区間のみアプト式電気機関車を連結させるそうです。)

「近づいてくるアクト式電車を眺めていると客車に人・人・人。満席に近い乗客です。人気ある鉄道なので観光客で賑わっているようです。山間を走る電気機関車は、自然に融合し絵になってます。」

「大自然と懐かしい風景を満喫し心の洗濯をさせて頂きました。“川根路”を走って正解。凄く良かったです。」
来た県道を引き返し国道に入り静岡市の方面に向って走行し帰路へ。

今日の宿は、最初に泊まった沼津の温泉宿です。一人旅に優しいし、安価でありながら設備機能が充実しているので落ち着けるし寛げる宿です。17時15分に宿着。

〈走行=280km〉


【四日目】 10日(土)〔行程=箱根~御殿場~富士山麓~富士宮〕
8時起床。今日もバイキングの朝食を頂き9時15分に宿を出ました。今日もこの宿に連泊なので鍵を預けてお出かけです。
国道1号線に入り箱根方面に走行。途中の三島市内でガソリン補給。箱根の手前にある“山中城跡”に着いたのが10時半。「この地は、二年前にも寄っているので休憩のみ」
 

(箱根旧街道)


10時45分に箱根に入りました。
 

(箱根街道の最高地点を通る)


箱根に入って芦ノ湖を眺めながら走行し、強羅で左折し国道138号線を御殿場方面に走行。箱根町と御殿場市の市町村界にある“乙女峠“に着いたのが11時40分。
「ここから眺める富士山の美しさは、とても素晴しいです」


坂道を下っていくと”富士八景の湯”と言う日帰り温泉館がありました。都内のナンバーとか神奈川県内のナンバーの車が駐車しており、けっこう利用客の多い温泉館のようです。


国道138号線の坂道を下って御殿場市に近づいた所にドライブインがあり、ここも富士を眺めるスポットのようでカメラのシャッターを押す観光客で賑ってます。
 


12時過ぎに御殿場市街地を走り県道23号線(御殿場登山道とも言うそうです)から富士山麓に入りました。「米軍なのか自衛隊なのか演習場を見ながら走行です」


富士山スカイラインを走っていると”登山道”の道案内標識がありました。


暫くスカイラインを走っていると”南富士エバーグリーンライン”の交差近くに”水ケ塚公園”と言う駐車場の広い休憩地がありました。乗用車やら観光バスが数台来ており、憩いの場所のようでした。12時50分着。
 

10分ほど休憩した後、スカイラインを走行。公園から数分走ると”五合目”まで行く案内標識がありました。天候にも恵まれ、まだ通行可能のようで嬉しいです。

(六合目付近からの富士山)


20分ほど登り坂を走って五合目に着きました。

(五合目から望む山頂と下界の景色)
 
落石防止の工事を盛んと行ってました。


30分ほど景色を眺めたり土産店を覘いたりと過ごし13時25分に下山。
分岐地点まで戻り、再度、スカイラインを富士宮方面へ走行です。


富士宮市内の富士山浅間大社に着いたのが15時40分。時間帯が遅い割りに参拝者が、そこそこ居りました。また、子供連れの家族も多く”七五三参り”なのでしょうね。
 

 



富士宮まで来たのは、大社に寄りたかったこと。もう一つは、B-1グランプリを受賞している”富士宮焼そば”を食べてみたかったからです。
(大社地内の駐車場の一角にあるお土産屋さん)          (店内でも食べれる”焼そば”)
 
B-1グランプリを受賞したB級グルメの焼そばは、東北の秋田県横手市にも”横手焼そば”としてあり有名です。
「富士宮の焼そばはコシがあり、けずり粉が焼きそばに振り掛けられております。美味しいでしたが、やはり私は東北人のようです。東北の味に慣れ親しんでいるせいか”横手焼きそば”の方が口にあいました」

浅間大社を16時半に発ち宿へ帰路。18時前に宿に着く。今日の宿泊プランは、夕食ナシの朝食付き。部屋に入るなり温泉に入りました。

〈走行179km〉

※一人旅は、今日までです。三泊四日の旅でしたが、見知らぬ風景との出合いは嬉しくもあり楽しい素敵な心の肥やしでした。明日からは、母や叔母達と合流して歩きます。


11月11日(日)
7時起床。今日も宿でバイキングの朝食を頂き8時半に宿を発って叔母宅へ。
今日の日中は、母と叔母達に付き合い市内で用事足し。

14時ころだったかな・・・雨が降り始めました。
沼津駅の駅前通で”よさこい東海道”の踊りパレードが行われていました。せっかくですので私達も踊り見物です。
 
参加団体は、静岡県内はもとより北は北海道から西は香川・高知と79団体とのこと。
盛大な祭りでした。祭りでありながら競技会とのことでした。暫く眺めていましたが、雨が強くなってきたので退散。

今宵は、実家の跡を継いでいる従弟の嫁さんが夕食に招待。母と叔母達は従弟のM/Sに送り届け、私は予約してある宿のチェックインのためホテルに直行。
(市内に有りながら平面駐車場で出し入れ自由。利便が良くフロント対応も感じが良くて、2年前にも利用しているので今回も利用する次第です。)
「予約時間前に入ったので少し待たされましたが、フロントの物腰柔らかい対応に不快さは無く、むしろ親切な対応に好感をもちました」

宿に着くなり持参のパソコンを開いて、明日と明後日の宿予約のため検索です。明日帰るのか明後日帰るのか未定だったので宿の予約をしていませんでした。
明後日に帰る事になったので、明日も沼津市内に泊まりです。本日泊まる宿でも良いのですが、食事が朝食のみなので二食付きのホテルを予約です。

17時過ぎに従弟の嫁さんから電話が入り、夕食の支度が出来たので来るようにと・・・
早々にお邪魔して夕食をご馳走になりました。ずっと宿料理だったので家庭料理の手づくりの味は嬉しい限り。
2時間ほど寛いだのち従弟宅を後にして、母と叔母を叔母宅に送り、引き続き夫々の叔母を家まで送り届けたのち私はホテルへ。

〈走行=78km〉


11月12日(月)
8時起床。宿でバイキングの朝食を頂いたのち、ゆっくり寛ぎ。今日も母達と午前中に用足しの予定だが、雨が降っているので様子見。天気予報では次第に雨が上がる予定。とりあえず9時半にチェックアウトし叔母宅へ。
叔母が用事でお出かけとのこと。母が一人で留守している。
雨も上り叔母も帰ってきたので、11時過ぎに叔母宅を出て、もう一人の叔母宅へ寄り一緒に4人でお出かけです。
お昼の食事は、叔母の奢りで”うな重”をご馳走になりました。「静岡は、うなぎの産地として浜名湖があり、産地は分りませんが値段からして国産ものかと思って頂きました。」

午後は、熱海にあるMOA美術館へ”浮世絵名作展”の見物です。「昨日、従弟の嫁さんから無料入場券をいただいたので一人で行くつもりしてたが、叔母達も同行するとのことで4人で行く事になりました」
母と叔母達は、入館しないで土産店で休んでいるとのこと。一人で入館です。
 

 

「美術館内は、貴賓ある豪華な造りです。岩手にいると、これだけの建物にお目にかかることはありませんからね。凄いと言うか素晴しい。
”肉筆浮世絵”を直に見れるなんて、そうそう無いこと。感動ものです。葛飾北斎、菱川師宣、喜多川歌麿等々、有名人の作品が並んでます。特に、歌川広重肉筆の”東海道五十三次”を拝見できるなんて夢のようです。嬉しい目の保養をさせて頂きました。機会を与えてくれた従弟の嫁さんに感謝です。」

一時間半ほど美術館で過ごし15時15分に美術館を発ち、熱海の温泉街を車窓に見ながら沼津へ引き返しました。
途中、叔母が「時之栖でイルミネーションのイベントを開催しているから見物しに行こう」と言うことになり急遽決定。とりあえず行く前に今宵の宿のチェックインだけでもしていこうとで沼津市内に入りました。

沼津から国道246号線を御殿場方面に走り岩波駅付近から県道に入り御殿場高原”時之栖”に着いたのが17時40分。丁度よい時間帯です。
 
 

電球の数、規模の大きいイルミネーション。なかなか、お目にかかれない雄大なイベントでした。(因みに長さが450m。青森の”ねぶた”とのコラボレーションとのこと。)

今日は、「肉筆浮世絵展」の見学と言い「時之栖イルミネーション」見物と言い素晴しい良き一日を過ごしました。静岡に来る時点では想定もしていなく、たまたまと言うか偶発的とでも言うべきか、旅の素晴しさとは一味違う素晴しさに出会えて嬉しい時間でした。
19時過ぎに時之栖を後にし帰路へ。叔母の家に母達を送り20時半に私は宿に入りました。
「いよいよ明日は沼津を後に岩手への帰路。ビジネスホテルに珍しい大浴場があるので早々に一風呂浴びたのち、宿のレストランにて22時に遅めの夕食。(チェックイン時に食事券を渡され23時まで可能)明日は、長距離運転なので早々に就寝」


11月13日(火)
7時起床。宿でバイキングの朝食を戴き8時半に宿を出て叔母宅へ。荷物や土産を車に積み込み、お世話になった叔母宅を出発。9時20分、沼津ICから東名高速道に入り東京方面へ。一時間ほどで東京料金所を通過し首都高速道に入りました。川口JCTを経て東北自動車道に入りました。各サービスエリアで休憩をとりながら白石ICを下りたのが15時過ぎでした。
「明日は用事で仙台によるので、今日の宿は遠刈田温泉に泊まりです。6時間半程の車旅にも拘らず母は元気に快適な様子。安心」
宿には15時40分に入りました。


11月14日(水)
7時15分起床。宿で朝食を取り8時50分に宿を出発。村田ICから高速道に入り仙台宮城ICで下り市街地へ。用事を足した後、帰り際に”笹かま店”に寄り土産買い。「もう十分に土産は買ってきたのに・・・土産買いは、お年寄りの楽しみなのかもしれません。
仙台泉ICから再度、高速道に入り北上江釣子ICで下り家路に着きました。15時に母の家に無事到着。疲れた様子も無く元気な母に改めて感心する次第です。安心して私も家路に。。。

〈全走行距離=2,653km〉


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