2024年度第2回句会報告
2024年度第2回「俳句サークル」例会が7月21日10時から12時まで、ヤマハミュージック名古屋研修室で行いました。
出席者は三浦光雄、道岡和子、大曾根国晴、舩橋義雄、宮地厚志、葛山由博の6人でした。
句会は従来通り3句出句の5句選で行い、終了後はダイワロイネットホテルで昼食を頂きながら句会の反省や近況などを語り合いました。
互選を得た句は以下の通りです。
4点句 クチナシの妖し香そぞろ隠れ里 大曾根駄空
3点句 紫陽花や光る水玉色映えて 三浦光雄
今年も同じ木を抱き鳴く蝶よ 宮地厚志
願かけて潜って八の字茅の輪かな 三浦光雄
2点句 ここにいる高い所も蚊のうねり 道岡和子
祇園会や世界に続く人の波 舩橋小樂
猛暑日の水水水に雀たち 宮地厚志
雨あがり足はよいよい夏の宵 道岡和子
姦しや夜明けを告げる蝉の声 三浦光雄
1点句 山門を軽々越えて夏の蝶 葛山折情
宿無しの犬も祠に夏の月 葛山折情
梅雨明けに釣針研いで巨魚思う 大曾根駄空
廃屋の桑の実熟し鳥騒ぐ 大曾根駄空
闇の中そつと手を出し蛍狩 葛山折情
以上
担当幹事 葛山 由博
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