内視鏡検査でわかった事は、胃の変形の他、胃潰瘍もあった事だ。
胃の変形を、写真で見せてくれた後、主治医は私にわかりやすい様に、絵を描いて説明してくれ
「胃を切るのはもったいないから、これ以上悪くならないうちに治しましょう」
と言った。
入院生活は、午前8時の朝食、12時の昼食、午後6時の夕食。食後と寝る前にきちっと薬を飲む事。そして食後の休養・安静・十分な睡眠をとるという規則正しい生活だった。
数日過ぎると、スプーンで重湯や味噌汁を飲み込むだけの流動食は、物をかんで食べてないし、物足りなくなってきた。でも、早く治そうとがまんした。(つづく)