「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

「日光角化症」

2019-12-23 07:56:56 | 今日のできごと
おはようございます。

今朝2回目のブログ更新です。(^^)



1回目は、私の誕生日の話。

美味しい料理の写真を載せました。


今度は、ちょっとシリアスな話。(すみません、この話は長いです)

「日光角化症」のお話です。

(このブログを、続けて読んでくださっている方は、ひょっとしたら覚えていらっしゃるかもしれませんが)

肌の調子が良くないという話や、「皮膚科に行きます」って書いたのですが、

その後日談です。





頬の辺りに、小さな赤みとカサカサとした違和感がずっと前からあったのですが、

それほど気にしていませんでした。

痛くも痒くもないし、肌荒れかな?とか、乾燥?くらいにしか思っていませんでした。

ところが、2週間くらい前から、赤みがひどくなってジクジクし出したように思い、

まず、薬局で塗り薬を買い、それでも治らないので、皮膚科に行ったのです。

そこで、お医者さんに言われたひと言。

「これは、ゼンゼンガンです」

「ゼンゼンガン?」

一瞬、頭が真っ白。

「ガン? 癌? がん?」←私の頭の中の声。

先生は、病気の説明をしてくれていますが、私はポカーン。(笑)

ちょっとした湿疹だと思っていたので、塗り薬をもらって、サッサと帰るつもりだったのす。

ところが、まさかの「ガン」に・・・びっくり仰天。

病名は、「日光角化症」

「ゼンゼンガン」というのは、「前 前 ガン」・・・つまり、「ほっといたらガンになりますよ、でも、今はガンじゃないですよ」ということ。

でも、その時の私は、ただの湿疹のつもりが、まさかのガン告知に、動揺してしまって、

心ここにあらず。

先生の説明と治療方針に、「はい」「はい」と答えるだけ。

もちろん、全部、しっかり聞いていましたし、何一つ、聞き逃していませんでしたが、

質問するという余裕も知識もなく(日光角化症という病気の知識もまったくなく)、

お薬をもらって帰ってきました。

ところが、家に帰って、先生の言葉を反芻して、やっと「質問」が湧いてきたのです。

もらったお薬(塗り薬)は、「抗癌剤」と言われたのだけど、

塗り薬といえど、皮膚から吸収されたら、全身に「抗癌剤」が行き渡るのでないか?

たった小さな頬の湿疹のために、全身に抗癌剤が回るのは嫌だ!、そんな気持ちが湧き上がりました。

塗り薬の説明書に、副作用として「悪寒、発熱、関節痛のようなインフルエンザに似た症状が出る」と書かれてありました。

塗るのも、一日おきに12回、そして1ヶ月やすむ。それが1クール、という、まるで抗がん治療そのもの。

怖い、怖い。

結局、私は、塗り薬を塗れないまま2日が過ぎ、

また、病院に行き、先生に私の気持ちを伝えました。

「怖くて塗れない」と。

最初に先生に言われた治療方法、外科的手術(患部を切り取る)、凍結療法(マイナス200度の液体窒素で凍らせて皮膚を殺してしまう方法)、そして塗り薬・・・の、凍結療法をお願いすることにしました。

臆病な私の訴えを、嫌な顔ひとつせず、先生は、「わかりました(^^)じゃあ、凍結療法にしましょうね」と、快く治療方針を変えてくれました。(良い先生です)

それで、早速、1回目の凍結療法をし、これから、10日から2週間ごとに、これを繰り返し、患部の組織を破壊していきます。

火傷と同じなので、痛みもあるし、今は、ひどい傷になっていますが、

私にとっては、抗癌剤の方が、ずっと怖いのです。


この「日光角化症」というのは、紫外線を多く浴びるとなる皮膚疾患だそうです。

(若い時、テニス部で真っ黒になっていたし、子育て中も、帽子も被らず、日傘もささず、日焼け止めも塗らず、すっぴんで公園に行ったり、海に行ったり、まったく日焼け対策をしていなかった)

陽に当たると赤くなるタイプの人(色白の人)がなりやすいようです。

「日光角化症」になったからといって、必ずガンになるわけじゃなく、

「10年後に8%の人がガンになる」というデータが出ているそうです。

ですから、92%の人は、何ごともなく過ごせるのですから、それほど恐れなくても良いと思います。

でも、もし、ガンに移行してしまったら、ちょっと難儀なことになります。

防げるなら、防いでおいた方がいいですね。



と、長々、書きましたが、なにか参考になることがあれば良いですけど。

(私も赤くてカサカサした湿疹がある、という方は、一度、皮膚科を受診されてください)



この数日、正直、落ち込みました。

「ガン」という言葉に落ち込みましたし、抗がん剤という言葉にも落ち込みました。

そして、抗がん剤を使わずに治したいという強い思いがあって、

ちょっと悩みました。

でも、結局、安心できる方法をとれたので、今は、気分はスッキリしています。


これから、年と共に、いろんな不調や、問題が起こると思うけど、

その時その時、しっかり向き合って、解決していくしかないですね。



長い文章で、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サンタン)
2023-03-07 20:48:08
初めまして。

ネットで日光角化症を調べていて、Yakkoさんに辿りつきました。

実は私も日光角化症と診断され、恐れおののいております。
まだこちらの記事しか拝読しておりませんが、その後の治療はどうされたのでしょうか。
よろしければ教えて頂けませんでしょうか?。
宜しくお願いいたします。
サンタンさま (yakko)
2023-03-08 08:50:44
日光角化症のことでお悩みのこと。
私も、ただの軽い湿疹だと思っていたら、
「前々ガン」と言われ、ショックを受けました。治療は、塗り薬があるようですが、私は副作用が心配で、液体窒素(だったかな)で凍結させる方法を選択しました。
ほんの数秒で済みますが、少々痛いですが、我慢できないほどではないです。
(火傷のような感じ)
その後、何度か診ていただいていますが、再発はなし、です。
治療は簡単です。どうぞ、ご心配なく、あまり悩まないでくださいね。
お大事に。
ありがとうございます (サンタン)
2023-03-08 11:06:31
おはようございます。

ありがとうございます。
再発されてないとのこと、良かったですね。
 
私もじっくりと治療法方針を先生と考えてみます。

これを機会にフォローさせていただいてよろしいでしょうか?
他の記事も少し拝読させて頂きました。
私にも、うんうんとうなずける記事がたくさんありました。

システムがまだよくわかっておりませんので、キチンとできるか不安ですが。
よろしくお願いいたします。
サンタンさま (yakko)
2023-03-08 17:16:09
フォローしてくださるとのこと、ありがとうございます♪
ほとんど日記みたいなブログですが、よかったら読んでくださいね。
日光角化症のことも、存分にご質問ください。ただ、今のところ再発もなく過ごしています。もちろん日焼け対策は万全に😊
Unknown (suntann)
2023-03-09 16:06:33
ありがとうございます。

我が家も子供たちが巣立ち夫婦二人暮らしです。
いつもの日常が送れることが一番幸せですよね。
suntannさま (yakko)
2023-03-09 17:53:08
ご夫婦二人暮らしをされているとのこと。
穏やかな毎日をお過ごしのことと思います。
三寒四温、体調が不安定になる季節。
どうぞ、お身体、ご自愛くださいね。

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