武弘・Takehiroの部屋

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『朝まで生テレビ!』を見て

2018年02月24日 12時17分48秒 | メディア

夜中に目が覚め、オリンピックのカーリング女子はどうなったのかと調べたら、準決勝で韓国に惜敗、残念だな~と思いながらチャンネルをいじっていたら、テレビ朝日が『朝まで生テレビ!』を放送していた。
久しぶりなので見ると、なんと今日はパネリスト全員が女性ではないか! 頭のいい弁舌の達者な女性が10数人も出ている。テレビでよく見かける人も何人かいた。今日のテーマは何か知らないが、雇用や労働のあり方、少子化や保育所の問題、はては夫婦別姓の問題や外国との比較などを熱心に議論している。
面白そうなのでそのまま見ていたが、司会の田原総一朗さんは相変わらず元気そうだ。ズバッ、ズバッと言うのが彼の特徴で、昔とまったく変わらない。83歳の高齢にしては若々しいし見事なものだ。そのうち、昔のことを思い出した。
あれは30年ぐらい前だったか、当時、フジテレビの夜ニュース担当だった私が、何のテーマだったか忘れたが、彼と木村太郎キャスターとの対談を企画したことがある。その打ち合わせで、まだ始まって間もない『朝まで生テレビ!』について、田原氏はだいぶ気になっていたようだ。
ああいう生番組は珍しいし、当時は批判的な悪評も出ていたと記憶する。それもあってか、こちらが聞きもしないのに、田原さんはこの番組の話をいくつかしていた。自分は「いいじゃないですか」と、たしかお世辞半分に答えたと思うがくわしいことは忘れた(それ以来、田原さんと話したことはない)。
あれから30年以上たったが、『朝まで生テレビ!』は立派に続いている。ご同慶の至りだ。ところで、この番組は自由活発に議論するから、しばしば本題から外れることがある。しかし、それがまた興味深い。例えば今日は、男女の役割かなにかを議論している時に、田原さんは、先ごろ自殺した評論家の西部邁(すすむ)さんについて語った。
西部氏が「もう死にたい」とよく言っていたのは、ご遺族の話としてテレビで聞いたが、田原さんによると、奥さんが亡くなって西部氏は大変なショックを受けたという。同様に、元東京都知事の猪瀬直樹氏も、先ごろ奥さんが亡くなってショックを受けているそうだ。
田原さんはさらに、文芸評論家の江藤淳氏が以前、亡き妻の後を追うように自殺した話をしていた。彼が身につまされるように話すので、私もついわが身を思ってしまう。女房が先に死んだら、自分はどうなるのか・・・という風に、本題以外の話がとても興味深いことがある。
西部氏の自殺については、私も何故、何故、何故と疑問に思っていたのだ。これで何か分かったような気がする。普通の報道番組では、本題以外に話がそれるというのは滅多にない。しかし、『朝まで生テレビ!』は談論風発だから、いくらでも本題から外れる。そこがまた魅力があり、思わぬ情報が入ってくるのだ。
それにしても、パネリストが全員女性とは驚いた。今日の放送では、ある女性が「男女問題をやっているのだから、男性にも出席してもらえばいいのに」と語っていたが、それは本当だろう。しかし、出席した男性は集中砲火を浴びるに違いない(笑)。
どうせなら、私も本題から外れたい。パネリストの女性はみな頭が良く、弁舌が爽やかで魅力的だったが、中でもある政党の女性議員はとても美人だった。才色兼備とはああいう人か・・・ 男は美人に弱い。これ以上言うと、私もボロが出るのでこの辺で止めよう(笑)。失礼しました。 (2018年2月24日)


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