ありがとう-1



父の葬儀が終わり、翌日仕事場のポストを開けると

不在票やお手紙が!! (°д°;;)

そして沢山のメールやコメントでのお悔やみや励まし。

ブログという性質上、詳細をお伝えできず

皆さまにはご心配やお心遣いを戴き、ウルッとしてしまいました。

本当にありがとうございます




父の病気発覚以前からですが




毎日毎日、ぴっちに見張られています f(´-`;)

みんにゃ何かを感じとる。

そんな中、以前にも増して私の後を追いかける ぴっち。

まれに見当たらなくて呼ぶと、ダッシュで帰ってきてくれる ( ´艸`)

ずっと傍に居てくれ、助けられたひとりです。




時と共に細かいことを忘れて行くのは寂しいので

ここで父の最期の日の事や、想い出話しを含め書かせて戴きます。

(苦手な方はスルーしてくださいね)



父は入退院を繰り返す治療を行っていましたが

食事をあまり摂れず、体力的にも継続は微妙な状態のため

9月4日、自身にて緩和ケアに移る事を決断しました。

緊急時に対応して下さる病院が必要なことから、地元に転院の手続きをし

食事摂取量の増・リハビリを受け、月末には自宅に戻ることが出来ました。





その半月後、栄養不足による 『 せん妄 』 という症状に陥り再入院となりました。

父が食べたいという物を探し、差し入れして来ましたが

肝臓癌ゆえに栄養を蓄える事が出来なかったのかもしれません。

せん妄は、意識がハッキリする時と朦朧としている時が混ざります。

意識が戻る際には、私のことも理解し話しも出来ました。


原因が判っていたので、栄養を満たせれば治っていく病気。

時間をかけ、飲み込むのを確認しながらの食事のサポートもしました。







しかし10月28日 夕方、病院に着くと状況は変わっていました。

肩呼吸するほど呼吸は荒く、声を掛けてもずっと眠り続ける父。

そして鼻には酸素チューブ。


看護士さんに詳しい状況を聞くと、朝食時から 『 傾眠 』 という状態に。

お昼過ぎ、その前に摂取したものが気管に入った事がキッカケで呼吸困難となり

吸引器で吸い出し、呼吸保持のためにチューブを付けてくださったそうです。



傾眠状態での食べ物・飲み物の摂取は、気管に入りやすく危険を伴うので

夕食は提供されるが 与えないようにとの指示もありました。



父の様子を看る事は勿論、夕食のサポートもするつもりでしたが

突然の事に驚き、父の顔を眺め 手を握っていてあげるしか出来ませんでした。

血圧は低いながらも安定。

口呼吸に変わっていたので、鼻チューブを外し酸素マスクに変更され

違和感から何度も自分でマスクを外してしまったのですが

それが治まり落ち着きを見せ、呼吸が少し緩やかになったのを確認。

19時頃 帰路についたのです。


が・・・その30分後、急激に血圧が低下したとの事で

清水ICでUターン。



それからは、ずっと父の傍に。

最期のその時まで、手を握っていてあげることが出来ました。






伊豆の国市の病院から地元の病院へ転院して、退院を待つばかりの頃

気分転換に、病院の目と鼻の先にあるショッピングセンターに連れ出しました。




写真は父の車椅子を押してくれる とぉさん。


この頃、私の腰が不安な状況でしたが 父の体調も良さそうなこの時期に連れ出したくて

力の必要な場所では、ずっと助けてくれました。


この翌々週 父の誕生日だったので、お誕生日のプレゼントとして

父のお気に入りの秋冬用の帽子を購入。


そして、これまで今どきの食べ物には 興味はあっても食べるに至らなかった父。

そもそも食欲自体が落ちている状態の父が


『 あれを食べたい! 』 と




サブウェイのサンドイッチ【 ローストビーフ 】 を食したのには驚きました (*´∀`)

パンが硬めだよ!と言ったのですが

父にとって未知の分野を制覇しておきたかったのかな?と感じました。

勿論、全部は食べきれず 3人で分けましたが

『 旨いもんだなー (*´∇`*) 』 と満足そうでした。


久々の外出に気分も良かったようなので

翌週にも、またお出掛けし ステーキDADAの

テンダーロインステーキ200gをペロリ

病院食との摂取量の違いに 、また驚きました。


このお出掛けの時には、前週にプレゼントした帽子を

嬉しそうに被っていました。




楓を迎えた際、父に謝りました。

父は動物自体、どちらかというと苦手な方でしたが

治らない病気をふたつも持っている子を放っておけなくて・・・と話すと

『 お父さんと一緒だな、でもその子はずっとお前が傍にいてくれるから

それだけでも幸せだな 』 と言ってくれました。

本当は色んな気持ちがあったかと推測しますが、とても嬉しかったです。

その後も、行く度に 『 拾った猫は大丈夫か? 』 と開口一番に聞いてくれました。





この4ヶ月、仕事や自宅・そして猫さん達の事がある中

多くの時間を父と共有できたのは、とぉさん(旦那さん)のお陰。


病気発覚から

『 とにかくお前が悔いの無いようにしろ! 』 と

色んな面でサポートしてくれました。

父の病気を諦めず、治療法を共に探してくれたのも彼。


父からすれば、一番頼りになる存在だったと思うけれど

最期の時は、本当の家族だけで見送れるよう

その場を血縁だけにしてくれました。



元気な時にも、父の大好きなゴルフや仕立て船の釣りにも誘ってくれたり

ふたりで打ちっ放し(ゴルフの練習場)にも。

4駆の好きだった父に、豪勢な車にも乗せてくれました。

本当の息子以上のことをして貰いました。

ありがとう。



まだまだ長い人生(だと思う)、この先色んな事もあると思いますが

夫婦仲良く、みんにゃに囲まれながら楽しく過ごして行けたらと思います。





父への誕生日プレゼントの帽子は、我が家の形見にしようとも思ったのですが

他の人にまで自慢するほど気に入ってくれていましたので

天国に持って行けるよう、棺に入れました。



病に悩まされながらも、濃い時間を過ごせました。

きっと父も今、色んな事を想い出してくれていると思います。







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★ キャンペーン結果 ★


震災時のペット同伴避難所の開設を求めるため、皆さまに署名をお願いしておりました。

『ペットも一緒に避難させて! 災害時のペット同伴避難所の開設を求めます』


この度、署名が2万3千人に達成し 竜之介動物病院様の経験を踏まえた

ガイドラインの改定に、環境省が動いてくださったようです。



『キャンペーン成功!ペットの救護対策ガイドラインの改定のため環境省がヒアリング』


同行避難ではなく、同伴避難への第一歩となって欲しい。

避難するご家族の安心出来る避難所が、全国各地に開設されますように

皆さまからの署名協力、ありがとうございました (。-人-。)


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★ 最後に お礼 と お知らせ があります ★







= 迷子のお知らせ と お願い =



【 緊 急 で す!!】

 スコティッシュフォールドの マルコ が行方不明になりました





※ 各所掲示物には電話番号を記載してあります。

※ 首輪は着けていません。



もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら

どうか生存確認をさせてください。



大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。

どうかご連絡をお待ちしております。

見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)


yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。




ブリーダー崩壊より救出され、里親希望宅よりトライアル中に脱走しました。

生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。

心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。


マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ





【 お礼 と お知らせ 】


まずは、父へと




葬儀の際にも、祭壇に飾らせて戴きました

盆栽やお花が大好きだった父。

きっと喜んでくれたと思います。

『 レオ王子、ビビアン姫 』
の花音さん、お心遣いありがとうございました。


★ その後にお申し出戴きました方、お気持ちだけ有り難く頂戴させて戴きます (。-人-。)






そして、久々に大家族の母としてのお知らせですが・・・



1回目の駆虫の際に体調を崩した 楓ぷん。

2回の駆虫で駆除完了な所ですが、ダブルキャリアのため身体への負担が心配されます。

先生とのお話し合いにより、便検査を2回実施し検出出来なければ

駆虫完了とすることになり・・・

2度の検査をクリアし、めでたく虫さんとのオサラバ。

ゆえに、布物も解禁!

お手伝いを頑張ろうとしていた楓ぷんに、おやつを進呈し





・・・なんという事でしょう

事務所の気配を全く感じさせないではありませんかっ!!  




これなら平社員の 楓君も気に入ることでしょう (≧∀≦)/

低反発のラグが気に入ってくれたようで、ふたりでゴロゴロ。

すっかり怠け者になってしまうこの敷物は『 魔のラグ 』 と呼ばれています

そんな のんびりタイムも持てるようになったのですが




 明日です・・・


手術もお泊まりも、きっとストレスに繋がりますので

しっかりとフォローしていこうと思います (*`・ω・)ゞ

母としてのお仕事も、そろそろ本腰を入れていきます。



どうかマルコの情報へ繋がりますように (-人-)
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