富山市八木小児科医院ブログです

受付時間診療時間終了10分前ですが、診療時間については学会出張や外部への出務のために臨時変更になる場合はあります。

10月の外来情報 :インフルエンザ予防接種開始~してます。

2010年10月26日 | Weblog
a>KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろうhttp://www.toyama.med.or.jp/zuimakuen.pdf


学会活動 状況  、 乳幼児鼻くう 細菌培養追加情報などは→へhttp://blog.goo.ne.jp/toyamapediatr



咳を伴う感染症が急増中です。一般的なかぜ症候群のウイルスがほとんどですが、乳幼児では
中耳炎など併発し、経過が長いお子さんが多いです。特に保育園乳幼児では1カ月近くかぜをひいてます



NEW!:ヒトパピローマウイル感染予防ワクチン(子宮頸癌予防)、小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの助成について

厚生省へ、助成のための正式要望を提出、閣議決定で、国及び自治体による
助成が決まった模様です。!!まずは、任意接種のままですが、いずれ定期接種化
へと、発展すると思います!!。

外来小児科学会のメンバーが作成した、抗生剤適正使用ガイドラインです ↓ かなり専門的な内容ですが。紹介しておきます
必要に応じた、抗生剤の使用により、適切な治療が可能となります。 小児の発熱のほとんどがウイルス感染症であり、
高熱の程度と重症度は関連しません。集団生活をしている乳幼児の鼻腔には、肺炎球菌や、インフルエンザ桿菌が検出されますが、
それだけでは治療の対象にはなりません。当院では、必要に応じて、抗生剤を併用してますが、普通感冒や一般的なかぜ症候群は、
自然経過でも2W程度で治癒していきます。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/ped-GL/GL1.htm

NEW!!:今年はインフルエンザワクチンの入荷は順調にきますので、まだ、十分に予約できます。
インフルエンに関する情報、予診表などがダウンロードできます。↓
当院で予約される方は受付時に。あらかじめお渡しします~。!!
http://www.yoshinhyo.com/index.html

接種開始しました~。  当院のインフルエンザワクチンは新型+季節性(A,B)の3価混合ワクチンです。

今年のインフルエンザワクチン予防接種は、多少、接種部位がはれる方がおられます。

NEW例年予約の希望者は、平均2000人~2500人前後ですので、これを参考に準備してますので、
一応、この本数が埋まり次第、終了します。

 現在予約者は1300人を超えました :予防接種時間帯などについては、予約時にお渡しします。


NEW!!
子育て応援券が、ヒブワクチン プレベナー(小児用肺炎球菌ワクチン)接種への利用
拡大決定!!(10月15日~) 

NEW**ヒブワクチンについて
10月頃より、ヒブワクチンの入手制限がなくなり、肺炎球菌ワクチン同様、順調に
接種できるようになる、*予定*です。(現在のところ10月下旬に入荷予定~)
ただし、一度に大量の本数の入荷はできませんので、現在希望されている方、30人~40人
分の注文ができました。一応、希望されるかたは、あらかじめ、来院して、申し出下さい。

気温差による鼻かぜや喘息が増加。
高熱の咳をともなうかぜも増えてきます。 NEW!!


髄膜炎予防ワクチンの啓蒙ポスターです。**NEW!! 富山県版
富山県小児科医会で作成、県内産婦人科施設、助産所などへ配布中です!!
http://milky.geocities.jp/toyamapediatr/toyamapediatr.htm
富山県小児科医会のHP兼掲示版です こちらからも情報を発信してます。

 (理想的には:DPT(三種混合ワクチン)と同時接種を行うと計画がたてやすいです。)

1:生後3カ月~ DPT+ヒブ+肺炎球菌ワクチンン(同時接種、片方の腕に間隔をあけ2本、対側の腕にもう1本を)4Wごと2回接種、ついでBCG~4Wあけ
て3回目のDPT+ヒブ+肺炎球菌ワクチン。
2;生後3カ月でBCG~4Wあけて、DPT+ヒブ+肺炎球菌ワクチンを4Wごとに3回接種
3:上記の間に、生ワクチンのポリオを組み込む(年2回集団接種です


同時接種についは
1;、ヒブと三種混合、
2;炎球菌と三種混合などの同時接種はすでに実施しております。

東京などでは、ポリオの集団接種後、当日に、かかりつけ医でDPT(三種混合接種など)を行う、同日接種(どうじつ、接種)を
実施している地域もあります。 富山市では、まだ可能かどうか確認がとれてませんが、今後、
スケジュールがきつくなってくる場合、こういった、方法も必要となってくると考えてます。

世界保健機構(WHO)では、ポリオと三種混合同時接種(どうじ)は認めてますが、この場合、どちらも同一医療機関
で行う場合です。したがって、集団ポリオ接種の地域では、同時接種は無理なので、ポリオ集団接種後、同じ日に、
かかりつけ医で、DPTなどを行う、どうじつ接種という形で、行うことが、今後の課題になります。

 富山県医師会のHPより、ワクチンスケジュール表
をダウンロードできるようになりました。↓これをみながら計画をたてて下さい。
http://www.toyama.med.or.jp/toyama_schedule.pdf



1:気管支喘息や、咳のかぜ、喘息性気管支炎 ↑↑
2:高熱のウイルス性だろう、扁桃炎、咽頭炎(ほとんど夏かせ、アデノウイルス)
3:乳幼児ではRSウイルス感染が増えてきます
4:嘔吐・下痢などの かぜが出てきます


ながびくマイコプラズマ感染

**今年のマイコプラズマ感染は、特効薬である、マクロライド系の抗生剤が
効きにくいものが多いです。(効きにくくても、マイコプラズマは自然に治癒
することが多いかぜですが)

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4 コメント

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インフルエンザ (Unknown)
2010-10-18 16:57:19
1歳児と8歳児を持つ母です。
インフルエンザの接種を予定していますが、免疫力の持続を考えると、今の時点で接種したらいいか、もう少し後で接種しようか、悩んでいます。
接種時期はどのようなものでしょうか?
返信する
Unknown (Unknown)
2010-10-20 10:37:03
ワクチンの効果は約半年程度持続しますので、
今頃から接種されると、ちょうどよいでしょう。接種後免疫効果がでるまでには2W~程度
からです。
返信する
リンデロン-VG (Unknown)
2010-10-25 22:37:59
インフルエンザ予防接種後に左腕に炎症を起こした息子にリンデロンVGを処方頂いたのですが,
質問1:どの程度まで塗り続ける必要がありますか(腫れがひくまでor炎症が残っていても子供が気にしなくなったら)?
質問2:現在朝と寝る前に塗布してますが,回数として適当ですか?
質問3:治癒したと思ったら炎症の状態を診せにいく必要ありますか?        以上
返信する
RVGO (Unknown)
2010-10-26 10:29:59
はれが、ひいたら、軟膏治療終了してかまいません。おおむね3~4日以内には、はれがひきます。今年の予防接種は、多少腫れる方が例年よりも多い印象ですが、みなさん、数日で軽快してます。軟膏の使用は一日、2~3回程度でよいです。
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