熱中症に注意＊なつかぜ情報は前号参照のこと！！突然の高熱の多くは、なつかぜです。

乳児のバギーなど地面に近いところでは、気温が５０度にも達する場合があります。
大人の高さの体感温度よりも高いので、子供の身長の高さにより、地面からの反射（輻射熱）温度などに差があるので、注意して下さい。＊＊＊
http://www.jmedj.co.jp/magadetail.jsp?goods_id=361
小児の熱中症について：日本医事新報　八木信一　著

外で遊ぶ場合、１５～分おきくらいに水分補給して下さい。！！

家庭で簡単に作ることができる、水分補水は、

○水分（水、紅茶、お茶など）１００ｍｌ（コップ1杯）に、小さじ1杯の砂糖、ひとつまみの塩、これでＯＫです・水で作る場合は、これにレモンなどを搾っていれると風味がでて
よいです。

スポーツドリンクを沢山飲む場合、ブドウ糖の濃度の多いものは、
虫歯に注意！！してください。

７月の外来情報 （2） なつかぜが増加↑＋気管支かぜなども

タウンページ・診療時間などは↓で閲覧できます。
日曜日は可能なかぎり、朝１０時２０分まで急患診療します。
http://nttbj.itp.ne.jp/0764410911/index.htmlhttp://nttbj.itp.ne.jp/0764410911/index.html

　●夏かぜの多くは→　エンテロウイルス族です（このなかに、手足口、ヘルパンギーナ、
ウイルス性発疹、胃腸炎、上気道炎、などがあります。）このウイルスが腸管で増殖します
→便や唾液から感染するのです。　おなかの症状もでやすいわけです。
　
　●プール熱もなつかぜですが、これは、アデノウイルスといいます。（のどや鼻の奥で
ウイルスが増殖します）→のど、鼻の奥が腫れる！！高熱が続くわけです。

ヘルパンギーナ　急増↑（２～３日でほとんど治癒します～。対症療法だけです）

保育園、幼稚園で高熱２～４日のなつかぜが増えてきました。↑

口内炎、高熱が２～３日続きます。
アデノ感染によるなつかぜは、５日前後の高熱がつづきます。



＊＊注意、昨年から観察される手足口病は、例年のタイプとは異なり、発疹が典型的では
ないお子さんが多いです。なかには、とびひや水痘、虫さされなどと区別に困るものもあ
ります。

分離されているウイルスはエンテロ７１型というもので、このウイルスは、通常の
コクサッキーウイルスよりも、中枢神経合併がやや目立つ例もあり、注意してます。
平成５年頃、平成１０年前後にも流行しましたが、このときには、髄膜脳炎など
を経験しました。＊＊

１：発熱３日間のなつかぜ　増加↑↑　傾向　1歳～2歳が中心、　４～５歳児は軽症です。
２：あいかわらず咳のかぜ（長引きます～）・・パラインフルエンザやマイコプラズマ、
大人では百日咳など・・。　よこばい
３：アデノウイルス扁桃炎（数名） よこばい～
４：溶連菌感染　よこばい
５：水痘・胃腸炎など
６：中耳炎や肺炎がずかにみられます