八木小児科医院：日本脳炎の予防接種について

日本脳炎の予防接種については、1昨年より、積極的には勧奨しない、親御さん方の希望により同意書をいただいたうえで、行うようになりましたが、あたらしいワクチンの導入時期がまだに正式な通達はなく、当分従来のワクチンを接種している状況です！。昨年、熊本で乳幼児の日本脳炎が発生しておりますことを考えますと、これを予防する手段としては、ワクチン接種しかありません。蚊にさされないようにする！、これが一番ですが、そんなことは限りなく不可能にちかいのではないでしょうか。ところが、ここ最近、全国的に予防接種への認識がたかまり、各地で、
日本脳炎のワクチン不足がでてきております。まずは、お知らせまで！。

6月第3週の感染症情報/高熱の感染症・増！！喘息なども!

ポリオ接種後の幼児で麻疹・風疹の１期のお子さんは、予定たてて接種はやめに！して下さい。さて、６月になり、高熱の持続する感染症、咳と伴う感染症が増えてまいりました！。これから、なつかぜ（エンテロウイルス感染、エコーウイルス感染など）、胃腸炎などが増えてきます！ので注意してください。
学童～園児では溶連菌感染症による扁桃炎が多いです！。さて、現在流行している気管支炎、咳、鼻、高熱の感染症のほとんどが、ウイルス性のものです。発熱が２－５日程度は続きますが、ほぼ、対症療法で治癒します。ただし、乳児や保育所行き始めのお子さんの場合、二次的に中耳炎や、肺炎など併発するお子さんがおられます。そのような疑いがある場合、抗生剤の併用が必要となります！！

6月の感染症情報 高熱の感染症・増！！/はしかに注意！！

ヘルパンギーナやプール熱（咽頭結膜熱）、扁桃炎などの高熱感染症が増えてきましたが、成人、年長学童では麻疹（はしか）の方が毎日数人発生してます！。
１歳児のお子さんは麻疹・風疹の予防接種を優先して接種してください！。
喘息のお子さんも増加傾向にあります。