富山市八木小児科医院ブログです

受付時間診療時間終了10分前ですが、診療時間については学会出張や外部への出務のために臨時変更になる場合はあります。

近隣の小学校で~おなのかぜが増加↑

2010年05月26日 | Weblog
NEW:奥田周辺の学童の間で、おなかのかぜ(発熱 嘔吐)が増加↑中です。
注意してください。ただし、ほとんど1~2日で治癒してます。
吐き気だけなら、自宅安静で、イオン水を少量ずつのみながら治癒します。


**例年であれば、この時期、なつかぜが増えてきますが、今年は、新型インフルエンザの
流行の影響で、冬場の胃腸炎、気管支かぜがの流行が、春先にずれてきたため、
秋から冬に流行するかぜが、現在もみられます。
しかし、そろそろ、夏かぜパターンへ移行しつつあります。
::::::::::::::
1:鼻かぜ(ライノウイルスなど)
2;気管支かぜ(マイコプラズマやRSウイルスなどの気管支ウイルス)
3;おなかのかぜ(ノロなどの、胃腸炎かぜ)
4;のどかぜ(夏かぜや、よう連菌、アデノウイルス、ヘルパンギーナ)
5;発疹かぜ(手足口病など)


現在ほとんどが、このような感染症です。
特に、はなかせ、気管支かぜは、長い経過が特徴です(1カ月近く続きます!!)
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5月中旬の外来情報NEW

2010年05月07日 | Weblog


●4月~5月:新入園児たちのかぜが増えてきます!~。
●なつかぜがそろそろ観察されてきます。
(ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱(アデノ扁桃炎などの)

マイコプラズマ、
鼻風邪ウイルス、
RS気管支炎ウイルス、
ノロウイルスなど が流行中 NEW!。

肺炎や気管支炎、中耳炎など併発する乳幼児がおられます~


●一部には、RS感染やマイコプラズマもありますが、そのほかのウイルス性感染
(パラインフルエンザ、ライノウイルス、などの)も増えているような臨床経過です。
数年前には、成人での百日咳の再感染がありましたが、今のところ、百日咳の流行
はありません~・

基本的には、対症療法と吸入などの併用ですが、乳幼児では、肺炎などの併発が
ありますので、経過が長く、発熱が4日以上続く場合は、必要に応じて、血液検査や
レントゲン検査が必要になります。


例年、この時期には、咳のかぜや、保育園児(新入園のお子さん方)の発熱が多いですが、
今年は、気候が不安定な影響か、大変多い印象です!!。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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