自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

修行のブルベ【BRM220 埼玉200km】

2010-02-20 23:59:59 | Brevet
走行距離:201km(ブルベ)
     63km(その他)

もっと走り込んでおくべきでした。


今年のブルベは埼玉の200kmからです。
年頭に宣言したとおり、小径車での参加です。

4時過ぎに家を出て、自走でスタート地点の入間市豊水橋に向かいます。
(青梅街道でピカさんに目撃されたらしい。)

スタート地点最寄のコンビニでhiroさんとkazuさんにお会いしました。私の小径を見て盛り上がっていましたw

スタート地点は川原でしたし、一番寒い時間帯でしたのでじっとしていられないほどの寒さでした。


ブリーフィングを終え、車検、出走サインのあと、出発です。
スタート直後はみなさん体を温めるためかゆっくり進みます。私の小径車でのペースに丁度いいです。しかし、体が暖まったらどんどん離されます。

途中、KHSで走っているhiroさんに追いつかれ、ついて行こうと思いましたが、ついていけません。予定通り一人旅です。

東京から西に伸びている街道(青梅街道、新奥多摩街道、睦橋通り、陣馬街道、甲州街道)を横切り、宮ヶ瀬を目指します。

宮ヶ瀬湖の上りの手前、半原小入口交差点の7-11でおなかがすいたので、休憩。
気温が上がってきたので、着ていたウィンドブレーカーを脱ぎます。

ここまでのアップダウンで足に疲労が溜まっています。まだ1/4しか走っていないのに大丈夫?

宮ケ瀬への上りで、これまで封印していたインナーギアを使います。小径車はロードよりもクランク一回転で進む距離が短いので、ロードと同じギアを載せている私の自転車では、通常はアウターで十分なのです。

宮ヶ瀬湖畔を過ぎて、土山峠を下るとPC1の7-11です。


ここでは簡単に補給を済ませ、いそいで出発です。だって、PCクローズまで30分しか余裕がありませんから。

PC1から先は基本下り基調なのですが、時々丘越えのアップダウンがあります。あと、片側交互通行の工事区間が多く、なかなか快調に進めません。

それでもR1に出てからは、気持ちよく進めました。

やっぱり燃費が悪いのか、もう少しで小田原、というところでお腹がすきます。酒匂川の手前で止まり、PC1で買ったウェハースを食べます。が、ウェハースは口の中の水分を全部持っていくので、補給に向いていないことが食べてから判明。ボトルの水で何とか飲み込み、再出発です。

早川の渋滞を抜けて、いよいよ一夜城へ上り始めます。
い、いきなりワッカ舗装ですか?!
GPSのPC2までの残り距離がなかなか減りません。これまで封印していたインナーローを使いますが、ぜんぜん楽になりません。そして、あきらめました。

すこし押して、

景色を眺めて、
斜度がゆるくなったところで、もう一度乗ってみます
が、
やっぱり駄目です。

押すのも一苦労。自転車の重みが腰に来ます。時々止まって、腰を伸ばしながら進みます。みなさん乗ったまま登っていきます。すごいなぁ。

降りてくる人は気持ちよさそうに降りてきます。「もうすこしですよー」なんて言われますが、のぼりだとぜんぜん少しじゃないです。
それでも最後のほうは少し斜度がゆるくなったようなので、頑張って乗ってみました。
PC2にいる人たちへの少しだけの見栄です。

予想通り、スタッフが坂の上からカメラを構えて待っているので、「足を着かずに登ったぜ」という雰囲気で写真に納まり、ようやくPC2に到着。

なんとyone & atsuがわざわざ一夜城を登ってお出迎えに来ていました。

スタッフから頂いたみかんをありがたく頂き、写真を撮ったり、補給をしたり、お久しぶりのfutuunopapaさんとお話したりしたあと、あわただしく再出発です。だって余裕無いから。

ブレーキはディスクなので、くだりは心配ありません。

あっという間に下って、来た道を戻ります。

気温が上がってきて、帰りのR1は眠くなってしまいました。眠くなるとペースがとたんに落ちる私。もともとゆっくりなのにさらに遅くなってしまいました。

急に力が出なくなり、心拍も上がりっぱなしで辛くなってきました。
やっとこさでPC3に到着。

とりあえず食べて、復活を試みます。食べ終わって、もうすこし暖かいものをお腹に入れようと思い、カップスープを追加で補給。すこし元気が出ました。

土山峠への上りも亀ペースですが、着実に進みます。途中腿の内側が攣りそうになります。ひー、ブルベ中に足が攣りそうになるのははじめてかも。

半原小入り口交差点まで下り、もう一度登坂車線を上り返せば大きなきついのぼりは終わりのはずです。

細かいアップダウンでどんどん体力が削られていきますが、残り距離を考えると何とか完走できそうです。
日が落ち、急に寒くなってきたので、途中のコンビニで止まり、ウィンドブレーカーを着て、靴下用カイロを貼り変えます。

なんとか気持ちが切れずにゴールにたどり着きました。13時間を少し切るタイムでした。


はぁ、本当につかれました。自走で帰りましたが、帰ってきた姿を見た妻が「魂が抜けたようだ」と言うほど疲れました。

小径でブルベを走る人はすごい人だということがわかりました。大変な修行をした気分です。今年は小径で頑張ると宣言しましたが、次のブルベはどうするか悩み中です。