自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

意外と頑張ったよ【BRM623 300km】

2007-06-24 21:28:42 | Brevet
走行距離:304km(ブルベ)
     43.7km(その他)

七ケ宿って本当に七つあるの?

またやってきました、宮城です。宮城のブルベ、300kmです。
前回出場したとき、スタートは夜だと聞いていたのですが、結局朝スタートになりました。前泊して備えます。

今回の出場者は20名程度でしょうか?簡単なブリーフィングのあと、スタートです。
また、いつものとおり、GPSのセットに手間取り、ちょっと出遅れます。
スタート直後の松林の直線で前を走る集団は見えますが、まったく追い付けません。というか、離されます。いったい何km/hで走っているのでしょうか。

角田市の境目は小さな峠になっています。(入るときも出るときも)
登りで前を走っている人と一緒になったり、離れたり。
先月は田植えが終わったばかりでしたが、だいぶ育ちました。気持ちいいですね。


R113の手前の中学の前で井戸端会議中のおじいさん、おばあさんがなぜか手を叩いて声援を送ってくれます。私も笑顔で手を降ってこたえましたが、4人集団の一番後ろだったので、きっと「負けてる」と思われたのではないのかなぁ?

白石のPC1で軽く補給をして、だらだら登りに入ります。

前回ほど向かい風がきつくないので、だらだら登りも快調にこなせます。
あっというまに県境のピークが近付いてきました。
前回は直進しましたが、今回は、ここを曲がって、上ノ山に降ります。


県境の金山峠も激坂ではなく、すんなり通過。あっというまに上ノ山のPC2に到着。

PC2でお昼だとちと早いので、次のPCで昼食にしましょう。

PC2を出てすぐのR458の左折ポイントを左折したところで、工事による通行止め。工事のオジさんに迂回路は?と聞いたら、無い(!)との答え。そんなばかな!
もう一度聞いてみたら「あっちに斜めにだーんと行く道があっがら、そっちさいげ」(山形弁風)とのことでした。たしかに、左折ポイントの手前に同じ国道名で標識が出ていましたね。そっちに行ってみましょう。
「斜めにだーんと行く道」をだらだら登っていたら、右手に工事中の道路が見えて来ました。これが先ほどの道ですね。ということは、正規のルートは、工事区間を直進した方角でしょう。と言うわけで、左折。
蔵王がきれいに見えました。

ちゃんと正規のルートに戻ったようです。

道幅の広い、気持ちいい直線道路を走って寒河江に向かいます。
寒河江に入ると道路脇にはさくらんぼ畑が広がります。

毎年さくらんぼ泥棒に苦しんでいるのでしっかりネットで保護されています。

もう少しでPC3と言う交差点で、後ろでクリートを外す音がします。あれ?ついさっきまで後ろには誰も見えなかったのになぁ?良く見たらPC2で先に行った人でした。
PC3で買いものをしていると、先ほど後ろに来た人と、埼玉のsさんがやってきました。あれ?スタートしてすぐ、集団の先頭で、鬼引きしていませんでしたか?とっくに先に行った人が後ろから来て、(しかも抜いた覚えもなし)???でしたが、どうやら皆さんミスコースしたようです。工事区間で混乱したのでしょうかねぇ?

軽い昼食後、PC3をスタート、今度は最上川沿いのR287で長井までもどります。
ここの国道は何度も通っているはずなのに、印象がありません。(きっぱり)
なんででしょう?途中最上川がちらちらみえて、日本一と言っているヤナバもあって、なんですがねぇ。
ということで、今回も特になにもありませんでしたw。

長井から県道を通って高畠に戻ってきました。
PC4では、ちょっとお腹が減ったので、これからの登りに備えておにぎり二個いただきます。

さぁ、最後の主要な登り、宮城県境への登りです。
気温は23℃程?でも登りなので汗だらだらです。前も後ろも人が見えない一人旅ですので、励みになるものが何もありません。サイコンの速度表示が12km/hをわらないように走るだけです。

ようやくピークを越えました。ここからは下り基調で七ケ宿を走ります。
さて、七ケ宿と言うからには、7つの宿場があったはずです。車で往復していたときには数えようとはしませんでしたが、今は自転車ですから散策にはちょうどよいですね。山形側から数えてみましょう。

湯原宿


峠田宿


滑津宿


関宿


渡瀬宿


あれ?あと二つは?見つけられませんでした。(あと二つは白石市にあるようです)

ちょうどダム湖の噴水が上がっていました。


どーんと下って、PC5に到着ですが、誰もいません。PC4までは先行する人が居たのですが、この区間でだいぶ置いていかれたようです。

夕暮れの阿武隈川。

日が沈みます。暗くなる前にゴールする気はなかったのですが、なるべくなら暗い中を走りたくないですからね、頑張って小さな峠二つをこなします。最後の峠を下って、亘理市街に入ったあたりで日没ですね。

最後の区間は防風林の間の道と、荒れた路面のサイクリングロードで、どちらも街灯はありません。特に最後のサイクリングロードは狭くて夜は走りたくない道です。
ヘルメットに取り付けたQシートを見るためのヘッドライトを最強(結構強力な奴を使っています)にして、前照灯の補助に使ってようやく安心して走れました。

でも、荒れた路面に転がっている石のような何かが動いています。ヒー、何?!
良く見たらカニです。しかも結構な数が道路に出てきています。避けながら走りましたが、最後に後輪から「バリッ」!!っと音が・・・
ご、ごめんよー。

ゴール直前で今度は地元の猫をひきそうになりながらもゴール!!
目標のタイムより1時間も速かったです。そうとう頑張りました(自分比)。

とにかく全体に走りやすい道で、楽ではなかったですが、ストレスは少なかったですね。
機会があったらまた来年も走りに来たいと思います。