長い間調整を進めてきた「電子投票法案」がようやく委員会審議にかかりました。私が議員提案の主たる責任者として他の提案者とともに野党質問の答弁に立ったところです。電子投票制度はすでに平成13年から地方選挙には導入されており、国政選挙もその対象にすべきであるとする根強い内外の要請を受けて今日まで法案成立を目指して努力してきたものです。本日の野党質問は中々厳しいものがあり当然全力で応答し、委員会としての「賛成」採決はほぼ全党で得られました。しかし雰囲気として未だ十分な納得を得たかは不安を残したようで、来週にも予定される参議院での委員会審議にはさらに丁寧な説明をしなければならないと感じました。地方選挙の実績として今日までに10自治体、16回の選挙が行われそのいくつかはたしかに未経験ゆえに予期せぬ事故や問題点を引き起こし、機器の不備も含めて電子投票制度全体に不安感や不信感を持たせてきたことは事実ですが、その都度技術的改善も加えられており、これらの問題点を克服し乗り越える体制をつくることで新しい制度を導入し新しい時代に入っていくことは十分に可能で、かつ期待できると繰り返し説明しているところです。なにごともリスク(危険)を怖れていては社会の発展はないと思うのです。
最新の画像[もっと見る]
- 日経新聞「鉄道踏切りノン・ストップ論」 5月15日(木) 16年前
- 外務委員長,忙し 5月17日(水) 18年前
- エネルギー資源大臣と会見 5月2日(火) 19年前
- 何故、私は闘うのか 4月24日(月) 19年前
- 市長選、「カネミ油症患者の会」 4月16日(日) 19年前