国会も序盤にして早くも荒れ気味です。柳沢厚生労働大臣の発言を巡って野党が揃って辞任要求を突きつけ、それに応じなければ審議拒否するとまた古びた戦術を持ち出しました。喫緊の課題は4兆円余りの18年度補正予算案の審議です。前の日には予算委員会の理事会でその審議日程は決めていたに関わらず、戦術上昨日になって「大臣辞任」の条件を付け加えてきたもので、然らば議会の独自性とかその権威などはどこに行ったのか、というべきものです。民主党小沢某の懲りない戦術がまた出てきただけで特に異とするには及びませんが、本会議を担当する私としては硬軟両様の戦略を描きながら予算委員会の動きを注意深く見守っているところです。補正予算とはいずれも国民生活に密接に関係し、景気対策にもなり一日も早く実施に移すべきもので、議会のルールからしてこれを余り政争の具にしてはならないと暗黙の了解があるものですが、本当に困ったものです。無法者には断固たる鉄槌を下さなければ性根は治らないものです。
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