一昨日、東京秋葉原の繁華街で昼日中に若者が車と凶器で7人を惨殺、多数を傷害するという惨劇が起こりました。「通り魔」というか、最近の事件はとにかく予測不可、いきなり“切れた”犯人が無差別の犯行に及ぶ。精神的なものか社会的なものかなど事後的な説明はいくらでもできますが、事前にこれを食い止めることは本当に難しい。事前に取り締まることは出来ないか、危ないと認めたときにそれを拘束すること、「保安処分」ともいいますが、これは今の人権社会では不可能です。ぎりぎり警察の警備を強化する、個人も身の防衛を怠らない、なにより社会の連帯を強くするなどしか現実の対策はありません。事件が起こっては気を引き締め、そして又起こる、その繰り返しで、戦後の通り魔事件も70回くらいになるそうです。
東京芸大4年生。才能に恵まれピアノに打ち込む大きな夢を描いていました。まわりの人々全てを明るくした彼女。彼女の夢と人生を打ち砕く権利が誰にあったのでしょう。神仏に祈るしか自分を守ってくれる方法はないのでしょうか。
東京芸大4年生。才能に恵まれピアノに打ち込む大きな夢を描いていました。まわりの人々全てを明るくした彼女。彼女の夢と人生を打ち砕く権利が誰にあったのでしょう。神仏に祈るしか自分を守ってくれる方法はないのでしょうか。