今国会で最大課題のひとつが「防衛庁設置法改正法案」、いわゆる防衛庁「省昇格」法案と呼ばれるものの審議です。国の防衛、安全保障の重要性は今更説明するまでもないのですが、とりわけ近時の北朝鮮のミサイル、核実験の動きなどを見据えても国の体制整備が急がれます。日本の防衛庁は未だ内閣府の外局として存在し、国際的には一段格の低い国家組織として扱われており省昇格を早急に実現することが必要であると久しく運動されてきました(主要な国は全て「国防省、防衛省」)。しかし民主党など野党は基本的に省昇格には反対ですから審議を遅らせようとします。今日の議院運営委員会でようやく明日の衆議院本会議で法案の趣旨説明、質疑するということを決定しました。足掛け3週間粘り強く野党を説得したもので、その衝にあたった私にとっても感慨深いものがあります。ただこれから始まる委員会審議は決して平坦なものでなくまた参議院の審議もありますのでこれからも決して気を許せません。
議運、国会対策を担当して思うのですが議会主義とは本当に手間のかかる仕事です。本来なら多数決で決めればいいようですが、そのときは以後の審議がぎくしゃくして却って手続きが滞ることにもなりかねません。いかに我慢強く野党を説得するかが今の私の仕事であるわけです。
議運、国会対策を担当して思うのですが議会主義とは本当に手間のかかる仕事です。本来なら多数決で決めればいいようですが、そのときは以後の審議がぎくしゃくして却って手続きが滞ることにもなりかねません。いかに我慢強く野党を説得するかが今の私の仕事であるわけです。
むしろ今まで『庁』だったのが不自然であり、
『省』に格上げするのは自然なことではないでしょうか。
小沢一郎は過去に「防衛庁を防衛省に昇格することを力説」していたはずだ。それを党利党略にで反対している。これを自民党はついたらどうなんだ。健等を祈る。