衆議院議員 原田義昭Blog

自由民主党衆議院議員原田義昭(福岡5区)が国会での論点、世間で話題になっている事や身近な話題まで率直に論じます。

「夢」ある未来            6月24日(火)

2008-06-25 21:44:41 | Weblog
  80才を超えた高齢者数人と話していたときふと気付いたこと、口を揃えて「夢が持てない」ということでした。これらの人々から「夢」ということばが出てきた、「夢」ということばは若者のことばと思っていましたので実は意外で、驚きました。「後期高齢者医療制度」が今政治的にも大問題となっていますが、この制度の最も問題な点は限られた年金から医療保険料が天引きされることですが、それ以上に「後期」高齢者というネーミングに人生は「もう終わり」的な響きがあること、扶養家族の一員だったのが個人として独立させいかにも孤独になったという印象、なにより医療受診を自粛させるような意味合いがあることなどが挙げられます。医療費も介護費も年金の目減りもまた原油の値上がり、生活は無駄を排し切り詰める一方で預貯金には殆ど利子がつかない、苦しいことのみで夢が持てないということでした。
  政府も自民党ももっと夢を語らなければならない、未来は明るいということを言わなければならない。今のままでは皆さんが暗く後ろ向きになる。「攻め」よりも「守り」に入る。個人総資産が(世界一)1550兆円といい、その6,70%は高齢者が持つというが、それは自分の将来のために預金したまま、巨額の資金も経済のほうにはまわらず社会資本形成にも役立たない。 
  何をやる、こうなる、と未来を語ることが大切だということが改めてわかりました。しかしそれが描けない、今の困難を説明、弁解するのが精一杯というのが現実です。私も未来と夢を語る政治家に生まれ変わります。

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