横須賀で起きたタクシー運転手殺害事件は神奈川県警の米兵逮捕でとりあえず落着しました。手口が残虐なうえに犯人が米兵ということで事柄を一層複雑にします。米軍基地の周辺住民の怒りや不満は高まる一方です。
いわゆる「日米地位協定」は昭和35年に締結されましたが、米軍が米兵を拘束した場合日本の捜査機関が起訴するまでは米軍が身柄拘束する、そのため米兵が日本国内で事件を起こし基地に逃げ込めば日本側は事実上手が出せないということになっていました。これでは余りに不平等、日本人の感情を害するということで平成7年、日米合同委員会で合意し、凶悪事件の容疑者については日本側が起訴前でも身柄引き渡しを求めれば米側は「配慮する、協力する」との運用改善が図られました。今回の身柄引き渡しはこれに基づき行われました。
沖縄をはじめ米軍基地がある各地では米兵による犯罪が後を絶ちません、綱紀粛正は毎度出されますが効果があるとは言い難い状況です。米軍駐留という特殊な環境の中で日本人が背負っている深い闇のひとつで、ひたすら再発しないことを祈るのみです。
横須賀は私のふるさとのひとつです。旧神奈川2区のとき選挙で長く活動しました(昭和60年~平成7年)。テレビに出る風景はよく知った、思い出の詰まった場所ばかり、そのふるさとが犯罪とともに映し出されるのは涙が出るほど辛いものです。
いわゆる「日米地位協定」は昭和35年に締結されましたが、米軍が米兵を拘束した場合日本の捜査機関が起訴するまでは米軍が身柄拘束する、そのため米兵が日本国内で事件を起こし基地に逃げ込めば日本側は事実上手が出せないということになっていました。これでは余りに不平等、日本人の感情を害するということで平成7年、日米合同委員会で合意し、凶悪事件の容疑者については日本側が起訴前でも身柄引き渡しを求めれば米側は「配慮する、協力する」との運用改善が図られました。今回の身柄引き渡しはこれに基づき行われました。
沖縄をはじめ米軍基地がある各地では米兵による犯罪が後を絶ちません、綱紀粛正は毎度出されますが効果があるとは言い難い状況です。米軍駐留という特殊な環境の中で日本人が背負っている深い闇のひとつで、ひたすら再発しないことを祈るのみです。
横須賀は私のふるさとのひとつです。旧神奈川2区のとき選挙で長く活動しました(昭和60年~平成7年)。テレビに出る風景はよく知った、思い出の詰まった場所ばかり、そのふるさとが犯罪とともに映し出されるのは涙が出るほど辛いものです。