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「いざ鎌倉!腰越強行突破」’08鎌倉・東京建築紀行 その20“保存”

2009年02月05日 22時50分13秒 | 建築
 先日2年生のU君が就職活動の為上京した。U君は昨年penkou師匠に建築模型を用いるプレゼンを見て頂いた一人である。帰札前に東京中郵の写真を撮ってきてくれた。現在、東京中郵がどのような状況であるかも聞かせてもらった。彼は東京中郵を見ることは出来た。大阪は間に合うだろうか。

 鎌倉の御成小学校建替えについての顛末を、昨年の鎌倉探訪後ネットで読んだのだが、この旧講堂だけかろうじて残されている。保存状況はあまり良いとは言えないようだ。解体よりは、はるかにましだが。おそらくモニターであろう越屋根部分は、なまこ板で蓋がされていた。
 ヘレンケラーも講演したというこの建築をなんとか修復してもらいたいと思う。

「御成小学校旧講堂」
設計者:? 竣工:1933年 鎌倉市御成町19-1


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2 コメント

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同感 ()
2009-02-06 08:25:04
この講堂は結構ボリュームありましたよね。 それでいてバランスは取れているデザイン。 是非改修保存して将来にわたり鎌倉の街に残って欲しいものです。市民の記憶と共に。
ただ・・私には門や校庭、この講堂や樹木と本校舎の位置関係が妙に間が抜けて感じられました。(校舎本体も全く私の好みでは無かったし:笑)
色々な理由でああなったのでしょうけど、せっかく整備するならもう少し思い切って”残す”風景と”移す”風景(樹木ほか)を整理して、使い易く且つ素敵な景観となるよう学校周辺を含めてグランドデザインして欲しかったなぁ。 ブランドイメージ高い鎌倉なだけに尚更・・
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校舎の位置 (moro)
2009-02-07 21:47:43
ど真ん中にポン!というイメージで、グランドも端っこですし、「建築が人を導く」という感じがまるでしなかった為、がっかり感が残ってしまいましたね。門で閉ざされている為、かえって良かったかも?(苦笑)
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