JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

キンバーライトだ

2012-10-07 14:02:14 | 北上島地球史
玉山カルデラ内にも枕石があります。不思議でした。
枕状になるのは、溶岩が水にポタリと落ちてできるものと思っていたからですが。
勢いよく飛び出した溶岩が空中で冷えて枕状になると考えるのが正解のようです。
十分に冷えて楕円の球体になるもの。
落ちたときの衝撃で割れるもの、変形するもの。
タイトルの石は相当高く上がったのでしょう。綺麗な楕円です。

(後記。綺麗な楕円の石は氷河に落ちて出来るに修正。
バブルジェットで軟着陸、泡風呂の中で、
上が平ら、下が丸みを帯びた形に落ち着くと考える。)

・・・更に後記、軟着陸説を否定するものではありませんが、
地中深く、マグマが留まっていて徐々に冷えるとき、液状のダイヤモンドが固材となって、
橄欖石等を含む枕状の石を作った。カルデラ内にあって不思議ではない。・・・

《キンバーライトマグマという岩石が地球のマントル深部から押し上がり、硬い岩石圏を割る。「このマグマは、非常に特殊な溶融体で、重量の最大40~45%という大量の溶存二酸化炭素を保持することができる」とジェームズ・ケリー・ラッセル氏は話す。岩石圏を通過する際、マグマによって岩石圏に含まれるシリカ鉱物が急速に溶解することを突き止めた。高温高圧環境を再現した実験では、このプロセスは数十分以内に始まった。生成されたシリカと炭酸塩の混合物では、本来のマグマと同量の溶存二酸化炭素を保持できない。したがって、大量の二酸化炭素が放出される。その結果、マグマの上昇速度が増加、地表に達して爆発的噴火を起こす。》

なるほど、キンバーライトが花崗岩を溶かし、大量の二酸化炭素が発生した。
そして大爆発。

地点cの石。三角のやつですが、

わき目も振らず、一気に上昇してきたのでしょうか。
カンラン石、輝石などの上部マントル由来の石は見えません。
磁石が落ちないほど、鉄が多く入っています。
これかな、下部マントルからやって来たキンバーライトは。

高く打ち上げられ姫神の西に落ち、氷河に砕かれてc地点に落ち着いた。
ダイヤモンドは間違いなく何処かにある。とは言え、
高速で上った石ほど遠くへ飛んでいるだろうし、今は地中となると、ねー。

石灰臭がし、灰色もしくは青であればキンバーライトと見てよいかもしれない。

緑の石は鉄が含まれ石灰臭がする。
表面が酸化して茶色になっている場合もある。
殆ど無駄骨になると思うが、宝探しゲームと思って
野山を駆け回れば良い運動になる。

以下、参考にしたサイトより。

≪ダイヤモンドは地表近くまで一気に上昇しなければ、中間圧力の層を通過する際に高温酸化によって急速に破壊されてしまう。ダイヤモンドが無事通過するには、マグマは地表まで10~45時間で達する必要がある。秒速では1~4メートルに相当する。マグマが高速で上昇するには、超高圧のガスが必要だとラッセル氏らは長い間考えてきた。≫

解離水水素核融合爆発が起き、熱水が運びあげたとすれば地中深くで岩になることが可能、ダイヤモンド鉱脈がラッパ状なのも熱水によるとすれば頷ける。

≪南アフリカなどで産出されるダイヤモンドは、ゴンドワナ超大陸南部に沈み込んでいたプロト太平洋プレート(古太平洋プレート)の先端が、下部マントルまで到達した結果生成されたものであるとのことです。

南オーストラリアの Eurelia で産出するジュラ紀のキンバーライトから得られるダイヤモンドは、ともに産出する鉱物によって 670km よりも深い下部マントルが起源であると証明される。≫

≪「マントルは鉄!」で「星の中心はFe」
まず大事なのは、星の中心にある物は重いものではなく
「原子核の大きいもの」ということです。

重力でどんどん地球の奥深くへ沈んで、ものすごい強い圧力と熱によって、
中性子と陽子というものでできている「原子核」同士がくっつきまくっています。

最終的には自然界に存在するもののうちで一番大きな原子核
=一番たくさん中性子や陽子が集合した原子核を持つ原子「鉄(Fe)」に変わります。≫


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