JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

焼石横断

2017-10-10 11:06:53 | 北上島地球史
秋晴れの日曜日、バイクを躱しながら湯沢から奥州まで397号線走破。

期待しているのは、インドとシベリアの花崗岩の衝突なのだが、見えるのは堆積岩。


http://www.tohoku-geo.ne.jp/technical/provinces/iwate/index.html
によると
≪新第三紀層は奥羽山脈に広く分布し、中新世初期から中期にかけての海底火山活動で形成された凝灰岩類はグリーンタフと呼ばれている。≫

胆沢橋を渡り道の脇に、赤く泥岩風、

ファーブルで、

緑やオレンジの球体が見えます。手で割れますから石というよりは泥、凝灰固泥としていこう。
これはヌーナ分裂の火砕流ではないか。

グリーンタフは湯川、

焼石の隆起は既に起きていた。

期待している花崗岩は無いのかと呟いていると、ほどなく、


見覚えのあるカリウム質溶岩もある。

大出、玉山の花崗岩に貫入している溶岩だ。

2014-09-19「南はヌーナ大陸」アノーサイトというカリウムに富んだ
花崗岩の一種が貫入

花崗岩ができたのはアークティカ分裂のとき、ここが断崖になったのはヌーナ分裂、数千万年前まで、焼石より南は海だったことになる。

そして、インド大陸の花崗岩か、

どちらも、やや緑がかっているなど、同じ花崗岩と見る。

飛騨と北上島の眼球片麻岩、これら二つの間に堆積層があるということは、日本はヌーナ分裂のときに既に二つになっていたことを意味する。そして同じ頃、シベリア大陸に衝突したのだ。焼石は500メートルほど隆起しているように思えるが、南北の圧縮とすれば、フィリピン海プレートによるものかもしれない。

南側の崖は堆積層


大出は

同じ石が岩見ダムにもある。東西衝突はアークティカ成立の時か。
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