JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

銀黒

2013-05-04 11:19:04 | ファーブルフォト
話題に出来る様な物が毎日見つかるわけではない。
黒いシリーズに、古ぼけた黒い石を拾い、カーボナードなら燃えるかとストーブに入れた。
赤くなったが燃える様子はない。水に入れて割る。

普通なら軽く叩けば割れるのだが、この石は割れない。
2Kgのハンマーの登場。
石は割れて飛び、私は向こうずねに全治一週間の打撲。
エラく硬い石だ。一部、水を弾くのでカーボナード入りはありうる。

バラスか。黒はカーボナード。


左側から、透明、白、茶、黒と変化している。

バラスから石墨に相転移、石を焼いたときに見られる現象だ。

そして、金。ではなく、黄鉄鉱、不明。

鉄系の温泉の匂いがしたので、熱水鉱床かと考えたが、熱水が通った痕ではない。

こちらは熱水の痕。

長いこと温泉に浸かっていたようだ。

おまけ。なんだろ。


≪普通の金鉱は石英中に黒い帯の入ったもので、銀黒という。≫

なるほど、この石の黒は銀黒。
白い部分は石灰臭がするので石英だけではない。

ちょっと待った。
これは、どう見ても火山弾だ。
石墨の靭性について調べたら、耐熱衝撃性に優れた材料として売られていた。

としたいが、違う。
ガスなら燃えるかと思ったが、変化なし。比重3.3。

ポストペロブスカイトという黒い物があるそうだ。
MgSiO3が相転換したものとか。
http://www.iitaka.org/ppj.html

灰チタン石(perovskite) - CaTiO3
ややこしい名前だ。
黄鉄鉱の粒、赤錆風の粉ふき、など写真判定でこれに決定。
核マントル境界からダイヤモンドを捕獲して飛び出してきた、そんな風。
ポストだったりしたら、!

2013年5月31日へ続く。

光っていない奴に同じだが。
http://www.irocks.com/db_pics/pics/bem-52a.jpg

引用≪
完全なフレーク結晶片状黒鉛、および薄膜の靭性、優れた物理的および化学的特性、優れた耐熱性と、自己潤滑、導電性、耐熱衝撃性、及び耐≫

メモ≪
褐色をした八面体の結晶が鉄明礬石≫
http://www.weblio.jp/content/%E9%89%84%E6%98%8E%E7%A4%AC%E7%9F%B3
スピネルフェライト
http://d.hatena.ne.jp/doublet/20071031
≪球状黒鉛鋳鉄は、黒鉛が球状であることにより鋳鉄の鋳造性を阻害せず、延性や靭性等の優れた高強度材料として高く評価されている。≫
http://www.mec.kindai.ac.jp/mech/lab/kiguchi/00/ishikawa.htm
≪1100万気圧で約5万度Cという高温高圧の環境にダイヤモンドを置くと、溶解するそうです。液体ダイヤですね。≫
http://blog.q-q.jp/201006/article_1.html

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