昼休憩の時に20頁とか30頁程しか読めないもんだから、
最近は一冊読み終えるのに10日以上も要してしまう。
3月だから仕方ないんだけど...
今回も超スローペースな感じでこんなを読んでました。
元々は「チェインドック」というタイトルだったんだけど改題・文庫化。
鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也に届いた一通の手紙
それは稀代の連続殺人鬼・榛村大和からのものだった。
「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」
地域で人気のあるパン屋の元店主にして、自分のよき理解者であった大和に頼まれ、
事件の再調査を始めた雅也。その人生に潜む負の連鎖を知るうち、
雅也はなぜか大和に魅せられていき……
一つ一つの選択が明らかにしていく残酷な真実とは。
24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件だけしか
立件されていないが死刑が確定している榛村大和。
「9件目の殺人事件だけは冤罪。それを証明してほしいと大和から手紙が届き、
主人公の大学生雅也が9件目の真犯人を調査するというお話し。
雅也が調査する過程で明らかになる大和の壮絶な生い立ちなどさまざまな真実が明らかになり...
これはなかなか面白かったですね。
ちなみに...
叙述トリックの傑作「殺戮にいたる病」を思い起こさせますが全く別物です。
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