何だかんだと忙しかった2月も気が付けばあと二日。
なかなか根を詰めて読書することが出来ないので、
一冊読むのに時間が掛かってしまってるんですが...
そんな中、今回はこんなの読んでました。
初読みの作家さん。
流産を重ね授かった最愛の息子が池で溺死。
絶望の淵で母親の知可子は、息子を産み直すことを思いつく。
同じ誕生日に産んだ妹に兄の名を付け、
毎年ケーキに兄の歳の数の蝋燭を立て祝う妻の狂気に夫は怯えるが、
知可子は歪な"完璧な母親"を目指し続ける。
そんな中「あなたの子供は幸せでしょうか」と書かれた手紙が——。
母の愛こそ最大のミステリ。
裏表紙のあらすじと、帯の「子供のために狂えるのは私だけ」というので、
イヤミスを期待して買ったんですが...
狂気じみた母親とある家族のお話しで第一章でグッと引き込まれたのにラストは拍子抜け。
ミステリ感は無くホラーじみた感じのお話でした。
そろそろ山に行きたいけれど来月は年度末だし...まだ暫くはお預けかなぁ。