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山遊び日記、読書レビュー、食べ歩き...休日ライフのエピソードなんかを(^^♪

読んでみた 87

2018年11月26日 22時14分59秒 | 読んでみた

11月も終わろうとしているのに上空?では台風28号が発生。

エルニーニョで暖冬とかって言われてるからそういうのも関係があるのか。

下界?では雌阿寒岳の噴火警戒レベルが2に引き上げられたり、

十勝岳では火山性微動が発生したりと何やら不穏な動き。

とりあえずは何もないことを祈りながら積読本を片しましょう。

ずいぶん前に買ってやつだけど読む気になれず今になってしまった。

 

三カ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、

抽選で選ばれた人だけが脱出ロケットに乗れると決まったとき、

人はヤケになって暴行や殺人に走るだろうか。それともモモちゃんのように

「死ぬことは、生まれたときから決まってたじゃないか」と諦観できるだろうか。

今「昔話」が生まれるとしたら、をテーマに直木賞作家が描く衝撃の本格小説集。

 

こんな感じのあらすじ。

 

かぐや姫、浦島太郎、桃太郎などの日本昔話をモチーフに、

一つ一つの話が微妙にリンクする近未来を舞台にしたSF連作短編。

 

昔話が今から生まれるとしたら...そういうことなのね(^^)

 

読んだ人の評価は低めだけど、自分的にはなかなか良かったけどなぁ。

 

っと言うことで、時間が経ったときにまた読もう。


読んでみた 86

2018年11月21日 22時29分31秒 | 読んでみた

年末に向けて少しづつ掃除なんかをしているんだけど、

積読本が目につき、そのまま読書に突入してしまった。

して、きょうはコレを。

WOWOWか何かで小栗旬が主演でドラマになってたやつ。

 

同じ家で育った二人の少年。一人は弁護士に、一人は犯罪者となった。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。

運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。

「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」

。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?

衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

 

あらすじはこんな感じ。

 

本作は2部構成になっており、主人公「圭輔」の幼少期の悲劇を描いた第1部と、

第2部では、弁護士となった「圭輔」が人生を狂わせた「達也」に、

友人の「寿人」と共に立ち向かっていくという物語。

 

家族を奪われ、家を奪われ、財産を奪われ、友達を奪われ、そして未来までも奪われそうに...

「圭輔」の悲惨であまりにも辛いエピソードの第1部でグッと引き込まれ、

後は寝るのも忘れて一気読み。

 

今年読んだ中でベスト3に入るんじゃないだろうか。

と言うことで、この作家さんの「本性」と「痣」を買ってしまった...

 

年内にあと5冊位は読んでおきたいけど果たして読めるだろうか。


樹氷の中を...

2018年11月17日 21時15分11秒 | 登山・ハイク 10月~12月

相変わらず急に決まる代休。

土曜日に取りたくないけれど他の社員を優先しなけりゃならないので仕方ない。

とは言え、久しぶりの土曜日休み。

引きこもるのも勿体ないと言うことで。

っで今日は一人静に歩きたくて、誰にも会わなさそうなお山へ行くことに。

案の定誰もいない(^^)v

とりあえず7合目にワープ。

この辺りから少々雪が多くなってきた。

9合目から。

樹氷はイイ感じなんだけど天気がねぇ~(-_-)

自撮り(^^;)

9.5合目あたり。

樹氷の中をのんびり歩く...イイですなぁ~(^^)

山頂直下。

完全に冬だね。

予定通り貸切&予定通りの眺望。

ビミョーな天気予報だったから景色は期待していなかったけど、

思ったよりも樹氷がイイ感じだったのが良かったかな。

 

下山中は3名とスライドしただけで、

とても静かな山行だったのもGoodでした。

 

次は、スノーモンスターが出現した頃に来よう(^^♪


読んでみた 85

2018年11月14日 22時32分49秒 | 読んでみた

今月はまだコーチャンフォーに寄っていない。

とは言え、読む時間があまり取れないもんだから積読本がなかなか減らないのも相変わらず。

この調子だと年内に積読本を片すのは難しいか...

 

今回は、前回コーチャンフォーに行った時に3冊ほど購入した中からコレを。

初読みの作家さん。

 

山岳カメラマンの真山道弘は単身シウラ・グランデ峰を登っていた。

10年前、クレバスに置き去りにしてしまった親友・樋口友一を迎えに来たのだ。

長い間待たせて悪かったな―クレバスの底に降り立ち、

樋口を発見した真山だったが、その遺体を前に驚愕する。

極寒のクレバスに閉じ込められた遺体は、歳を取ることなく凍りついてしまうはず。

しかし、樋口は明らかに10年前より年老いていたのだ!

まさか、樋口はあの時生還していたのか?

 

あらすじはこんな感じ。

 

 真山と樋口の熱い友情、登山家同士の嫉妬やライバル心...

 

男同士の骨太な友情が描かれた切ない系の人間ドラマではあるんだけれど、

ミステリとしても面白く、なかなか熱くなれる作品でした。

 

登山が好きなくせに山岳ものには興味がなく殆ど読んでこなかったけど、

これからは山岳ものも読んで行こう。