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山遊び日記、読書レビュー、食べ歩き...休日ライフのエピソードなんかを(^^♪

読んでみた 102

2019年04月03日 22時53分20秒 | 読んでみた

今年の本屋大賞にノミネートされた10作品のなかで読みたいのが2作品。

来年とかには文庫されるんだろうけど、それまで待ってられないので2作品とも購入。

 

っで、今回はその2作品のうちのコレを読んでみました。

 

 

母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。

女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の 僕を東京の大学に進ませてくれた母。

――その母が急死した。

柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。

 全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。

仕事を探さなければと思いつつ、動き出せ ない日々が続いた。

そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、

買おうとしていた 最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。

それが運命を変えるとも知らずに……。


そんな君を見ている人が、きっといる――。

 

っと言うようなあらすじ。

 

大きな何かが起こったりというようなストーリーではなく、

日常が淡々と語られていくだけなんだけど、主人公をとりまく人々の温かさと、

何といっても主人公「柏木聖輔」の誠実でひたむきな姿に胸を打たれる...

 

「ひと」というタイトルがぴったりなとても素敵な物語でした。

 

コレはなかなかおススメです (^^♪



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