なかなか忙しく読書時間があまり取れずに終わった5月。
集中して読みたいけど何だかんだとあって、一冊読むのに何日も要してしまう。
そんな中、今回はこんなのを読んでみた。
久しぶりの貫井徳郎。
あらすじは...
母は死に、父は人を殺した――。五歳で伯父夫婦に引き取られた峰岸晄は、
中華料理店を手伝いながら豊かさとは無縁の少年時代を過ごしていた。
心に鍵をかけ、他者との接触を拒み続ける晄を待ち受けていたのは、学校での陰湿ないじめ。
だが唯一、同級生の木下怜菜だけは救いの手を差し伸べようとする。
数年後、社会に出た晄は、まったくの孤独の中で遂にある計画を実行へと移していく。
生きることに強い執着を抱きながらも、普通の人生を捨てた晄。
その真っ暗な心の底に差す一筋の光とは!? 衝撃のラストが心を抉る傑作長編。
っと、こんな感じ。
主人公「峰岸 晄」の復讐劇で重くて救いのない物語。
確かに驚愕のラスト。
それが「我が心の底の光」だったとは...
なかなか好きな物語だったかな。
っと言うことで、6月は集中して読みたいけどねぇ。