◇第105回全国高校野球選手権群馬大会・決勝 前橋商3×-2桐生第一(2023年7月27日 上毛新聞敷島球場)前橋商が逆転勝利で桐生第一を下し、13年ぶり6度目の甲子園出場を決めた。公立勢の甲子園出場は県勢では11年ぶりとなった。1-2の9回2死二塁から8番・高橋一輝が中前適時打。あと1死でゲームセットという土壇場で値千金の同点打が飛び出すと、9番・庭野涼介も右前打で続き1番・金子蒼生も四球で満塁と絶好のサヨナラ機をつくった。ここで2番・斉藤隼が右前へサヨナラ打を放ち、ミラクル逆転勝利で甲子園切符をつかんだ。桐生第一は0-1の5回2死三塁から敵失で同点に追いつくと、1-1の7回1死三塁からエース・中村駿汰の適時打で勝ち越しに成功。中村は5回に相手打者の打球が左足に当たるアクシデントもありながら投げ続け、貴重な一打を放った。ただ、1点リードの9回2死からまさかのサヨナラ負けを喫し、マウンドで崩れ落ちた。※引用しました!