ふわゆる~な感じ

タイトルと実際の僕は全然違うと思います。
ふわゆる~な感じにできたらなぁと、日々のことを綴ります。

きっとここが帰る場所

2012-07-09 22:31:24 | 映画
今日は早く仕事を切り上げ映画を見に行ってきた。

「きっとここが帰る場所」という映画だ。

年老いて引退したロックスターのロードムービー。

友人がFBタイムラインで行ってきた報告を上げていたんだけど、原題が



This Must Be The Place



Talking Headsの名曲。かなり大好きな曲。しかもデビッド・バーンが音楽している。

今週でロードショーが終わってしまう。行くしかない。



http://www.kittokoko.com/



起承転結の承と転の間(味方によっては、起と承の間)に、デヴィッド・バーンのライブでThis Must Be The Placeを演奏するんだけど、なぜかここでボロボロ泣いてしまった。泣くところじゃないけど(笑)

僕にとっては、このライブ映像だけでも買いの映画だなと思った。



感想は、もっともっと切ないこと、取り返しのつかないこと、人生の暗い部分を抱えて長い間生き、年老いた後にまた見てみたいなと思った。今から20年後、30年後どんな風にこの映画を見るのかな。今の僕だとまだわからないや。



わけのわからない最後の場面は果たして救いだったのか?(こっちから見たとき、あっちから見たとき)

途中で出てきたインディアンみたいなおじさんは何を考えていたのか?

DVDが出たら買って見ちゃうだろうな。

今調べてみたんだけど、監督のパオロ・ソレンティーノは42歳。俺より年下。なんか複雑な気分(笑)

疑問。

2012-06-10 21:11:52 | 映画
今日、プールに行ってきました。

もちろん男性更衣室で着替えましたが、僕の周りに3歳くらいから小学生低学年くらいの女の子が6~7人。

お父さんに連れられてプールに来た子供たちがいます。



「そんなもん、うちの子に見せるな~」とか「お父さん勝ってるよ~」とかなんか自分が傷つきそうだったので、タオルで隠して着替えました。

女の子がいなければ普通にふりちんで着替えるのですが。。。



はたして女児に気を使い、もしくは彼女たちの教育のために僕のした着替えは正解だったのでしょうか?

それとも、どうどうと男子更衣室の暗黙のルールに従いふりちんで着替えるべきだったのでしょうか?



答えがわかりません(笑)

秋刀魚の味

2011-10-25 00:52:45 | 映画
昨晩、NHK BSで秋刀魚の味っていう映画してた。小津安二郎監督の昭和37年の映画。戦争が終わって17年後。僕の生まれる7年前。


落ち着いたトーンでストーリーは進んで行くんだけど、なんかそれがいい。あまり抑揚も無く。
いっぱいいいところが合ったけど、落ち着いているところがよかったのかな。

岩下志麻が24歳の女性役で出てたんだけど、お父さんにお見合いを勧められて断り、結婚する気が無いのかと聞かれたら、そんなことは無いと言う。んー、女の子の気持ちは分からない。

東野英治郎がうだつの上がらないおじいさん役で出てたけど、僕にとっては水戸黄門なのですごい違和感。でも酔っぱらってふらふらしてる演技が超リアルだった。それは笠智衆も一緒。お前飲んでるだろうってくらい、ふらふらしてるのが超リアルだった。
小津安二郎監督は、演技指導はしないらしい。俳優の人柄を撮影するそうな。その話を聞いた時、きっと東野英治郎と笠智衆は飲んでたなと思った。

10代からずっと友達の60歳前くらいのおじさんたちが3人くらい出てくるんだけど、言葉使いとかいたずらとかがずっと変わってないんだろうな的でよかった。


東京物語は、心が通ってる感じがしなかったけど、秋刀魚の味は心が通ってる感じがした。


また見たいと思った映画だった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%88%80%E9%AD%9A%E3%81%AE%E5%91%B3

スリー・キングス

2011-09-23 02:40:29 | 映画
今日はジョージ・クルーニーが出てるスリー・キングスっていう映画見てたけど、いいこと言ってた。

初めての実戦を前に、
「怖い、怖い」と言う若い男子に対して、
ジョージー・クルーニー「勇気は本当に怖いことをした後に出てくるものだ」
男子「あべこべじゃないですか」

確かに、怖いことをやりきった後の方が燃えてる気がする。
怖いことをやる前はびびってるだけな気がする。

地獄の黙示録

2011-09-04 19:27:10 | 映画
って映画を見た。

前はよくわからなかったけど、この映画、おかしい。おかしいのを描いてるからだと思うけど。


今考えると、ワルキューレかけながら奇襲とかありえないし。
敵の砲撃の中、サーフィンとか絶対PTAで問題になるし。
司令官のサーフボード盗むとか、超笑えるし。


中学生の僕にはこれが戦争映画のスタンダードだったな。ワルキューレは、衝撃だった。
チャリのかごにラジカセ乗っけて、ワルキューレ全開でその辺走ったな(笑)
でもPTAで問題にはされなかったw

大人的に考えると、死に直面してたら、頭も狂っちゃうか、とか普通の感想になっちゃうな。


最後に出てきたカーツ大佐。

恐怖と友達とか、

かなり辛い人生だったんだろうなと思う。

その中で、自分の息子に自分のことを伝えて欲しいと言っていた。子供がいないだけにそれは理解できなかった。


中学生の時、初めて見た映画だったけど、中学生が見てもわかるわけないな。今でも全部は理解できないもんな。。。 でも今は自分の人生に重ね合わせちゃうところもあるな。

世界最速のインディアン

2011-08-18 00:12:37 | 映画
世界最速のインディアンっていう映画を見た。

アンソニー・ホプキンス扮する63歳のおじいさんが、独自に改造した1920年製インディアン(バイク)で、320キロのスピード記録に挑むため、ニュージーランドからはるばるアメリカ・ユタ州の塩湖に行き、そこで行われるスピード・レースに挑戦するロードムービー。時代背景は1962年ごろ。本当にあった話を映画化したらしい。


道中、たくさんの試練があるんだけど、全て笑顔とジョークと出会いで乗り切っていく。
狭心症の発作とか、お金が無いこととか、バイクを載せてるトレーラーの片輪が外れて事故ってしまうとか、前立腺肥大症とか、何も知らないでレース会場に来てみたら事前登録が必要だったとか。。。

なんともすごいのが、物語中。おばあちゃん二人と恋に落ちるし、おかま一人を惚れさせる。たった一カ月くらいの話なのにw

笑顔とジョークと出会い。。。それらを呼び込む情熱・挑戦してる姿勢。
最近の俺、こういうの忘れてるな。


ちょっとほろっときた、いい映画だった。

パリ、テキサス

2011-08-01 23:05:41 | 映画
ビム・ベンダース監督の1984年の映画。
ロードムービーの金字塔と言われている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%80%81%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B9

なんか好きだ。


好きな理由。

最後にトラビスがヒーローになるから。
トラビスの人生が切ないから。
子供とお母さんが再び一緒になれるから。
ライ・クーダーの音楽がいいから。
砂漠の映像がきれいだから。
トラビスの決断がすごすぎるから。

鏡の場面で、なぜトラビスは後ろを向いて話をするのかな?ただ自分の姿を見て欲しくなかっただけなのかな?怖くて彼女と対面できなかったのかな? 両方か。

トラビスが子供と母親と一緒に暮らさないっていう決断をしたけど、あれは自分が変わって無かったからという理由だからかな?

人生はなんか切ないね。

火の魚

2011-07-21 23:46:13 | 映画
1年くらい前にNHKでやってた1時間のドラマ。原田芳雄が主演で、追悼のためさっき放送してた。


http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E3%81%AE%E9%AD%9A

前に見て、面白かった覚えがあったのでまた見てしまった。
あまりにも良かったからメモ代わりに日記。


日本版レオンというか、70歳近い老作家(原田芳雄)と20代後半の編集者(尾野真千子)との純愛ドラマ。
テーマの中には死もあり、深みのある内容。
最後に、彼女が「私が一番理解できる自信があった」とか言ってたのが、いいなぁと思った。

1時間でこの内容はすごかった。と思ったら、色々な賞を取ってる。
原作の室生 犀星(むろう さいせい)って誰だろうと調べたら、明治生まれの小説家。

わけわからない内容ですみません m(_ _)m

ブタがいた教室

2011-06-17 23:44:26 | 映画
『ブタがいた教室』っていうのを見た。日テレでしてた。いい映画だった。

小学6年生が卒業までの1年間、卒業する時に食べるということでブタを飼うのだけど、始まって30分で「もうこのブタ食えない」になるwww
卒業する直前まで、ブタをどうするかでみんなで白熱の話し合い。

そうすることで自然と真摯に命と向き合うというか。。。すごく考えさせられる映画。結構考えた。

彼らが出した結論とは違うけど、僕は、ブタの命の責任を負うのはそのブタそのものだから、そのブタが生を全うできる環境を探す。無いなら山に放すかなぁ。自分の力で生き抜けということ。なんか冷たい感じだけど、究極は自分の命の責任は自分で負ってもらうしかないと思うから。。。

他者の命の責任なんて恐れ多くて持てないし、誰かに自分の命の責任をもって欲しくない。
もし他者に対してできることがあるとするならば、そして僕がまっとうな先輩/人間になれたなら、生きて行く術を後輩に教えることくらいはできるかもしれない。
子供がいるともっと考え方が違うのかなぁ。
ん、その前に「命の責任」っていう考え方は存在するのか?? わからん。
ちょっとまじめに書いてみました。


主演は妻夫木聡なんだけど、僕と同じくらい短足だったので、かなり安心したw
って書くと怒られるのかな?w