ふわゆる~な感じ

タイトルと実際の僕は全然違うと思います。
ふわゆる~な感じにできたらなぁと、日々のことを綴ります。

『二十四の瞳』と『東京物語』

2011-04-06 21:03:50 | 映画
昨晩、NHK BSで『二十四の瞳』という映画をしていた。1953年ごろ。
名画だそうだ。

平和な瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台に悲劇がこれでもかって繰り返される映画。
正直えぐすぎるって思った。超戦争映画。あんなきれいでのどかな風景をバックに素朴な唱歌が繰り返される。「仰げばとおとし」「七つの子」、最後は「蛍の光」 昭和初期の田舎には超マッチしてる。
それなのに映画は、連続して悲劇を映し出す。

「からーすー、なぜ鳴くのー、からすの勝手でしょ~♪」って頭の中では歌ってた。この歌の題名、初めて知ったw


その前の日は、「東京物語」。小津安二郎監督。これも1954年ごろww
昔から小津安二郎監督の映画は友人に勧められたけど、音質が悪くてセリフが何言ってるかわからなくて見たことが無かった。が、今回はデジタル・リマスター版。せりふは聞き取れるし、画質もOKだった。
内容は、普通の家族関係を描いてる映画。親子の感じてることがまるで違う。身内より他人に優しくできてしまう。身内より他人に素直になれてしまう。
何も感動とかしなかった。。。
その時代に撮られた映画だから名画らしいけど、、、僕にはよくわからなかったなぁ。

戦場のピアニスト

2010-10-24 19:01:32 | 映画
第二次世界大戦下のポーランドの映画。
実話で、主役はユダヤ系ポーランド人。
次から次へと襲いかかる不幸の連続。これが3年くらい続くのだけど、最後に主役は生き残る。
あんなに不幸の連続の中に僕がいたらきっと精神的にいってる。。。
最後の場面は、戦争が終わって、ショパンだと思われるの協奏曲を演奏、主役が普通にピアノ弾いてた。
人間ってかなり強いのかなぁと思ってしまった。今だったらPTSDとかなんとかなるはずだなぁ。


ピアニストの映画だけに音楽がよかった。。ほとんどがショパンの模様。
ゲットー内レストランで弾いてた音楽。

ドイツ人将校の前に弾いてた音楽。左手で奏でてると思われるリズムがよかった。

最後の協奏曲もよかった。
サントラ買っちゃおうかなぁ。でも、ドカーンとか爆発音とか入ってたらいやだなぁ。
昔の「地獄の黙示録」とかのサントラは爆発音だとか、ヘリの音とか入ってたから。。。

ちなみにショパンもポーランド人。

Life Is Beautiful

2010-10-10 13:58:41 | 映画
98年アカデミー賞外国語映画賞受賞。
ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演。

見たの2度目。
前ほど感動しなかった(泣)
一度目はたくさん泣いたのになぁ。


いいところ:
第2次世界大戦下でのユダヤ系イタリア人の話。
悲劇的な現実の中でもかなり楽しく可笑しく物語が進んでいくのがいい。
男はどう生きるべきかが描かれている。
絶対にあきらめないところ。しなくてはいけないことを責任を持ってやり遂げようとするところ。

物語ではやり遂げられなかったけど。。。

Mission To Mars

2010-10-04 20:54:28 | 映画
という映画を見た。TSUTAYAで中古で500円。

ブライアン・デ・パルマ監督の2000年の作品。
何年か前に夜中のテレビで見て、また見たいなぁと思ってた映画。


好きなところ、SFなのに戦わない。
最後の出会いがユニバースなところ。
この場合のユニバースは、「宇宙的に心が暖かになる」、そんな意味。

音楽がいい。エンドロール中の音楽が心地よくていいなぁと思ってたら、エンニオ・モリコーネ。『ニューシネマパラダイス』とかの音楽してる人。

感動したな。

ワイルド・レンジ/最後の銃撃

2010-10-01 00:37:45 | 映画
という映画を見た。ケビン・コスナー監督・主演の映画。

僕らくらいの年齢だと、辛いこととハッピーなことがごちゃごちゃになった混乱した生活を送っていて、ついつい間違ったこともしがちだけど、そういう混乱の中で、自分を見失わないで正しいことを貫いている人が描かれている。
人として学ぶところがいっぱいあるなぁと思った。

悪者を殺さないところがよかった。

主人公がアラフォーと思われる女性と恋をするのだけど、そのステップもよかった。

アラフォーと思われるヒロインの一言がいい。
「若い子を心配して、ボスを尊敬している。そういうところを見て女は安心するのよ」

孤独な中年にはよくわかる映画かもw

シェーン

2009-07-01 20:18:44 | 映画
昨日、テレビで「シェーン」してたの見た。
小学校低学年の時見たな。30年強ぶりくらいにみた1950年代頭の映画。同じ年に「ローマの休日」があったらしい。
子供のころに見たので、最後の銃撃シーンと「Shaaaaane, come baaaack」のせりふくらいしか覚えがない。正直、何がすごいのかよくわからないが。。。
山本晋也監督がナビゲーターだったが、オープニングとラストを注意してみろと言っていたので、集中してみてみた。

子供のころと違って、いいところはたくさん見つけた。今の映画だったら普通のことがほとんどだが、大自然の映像がまじ美しかった。これは今の映画にはないよさだったと思う。少しレトロな感じかな。

それと、シェーンが結婚指輪をしていたところかな。あー、奥さん亡くしちゃったんだ。。。
あと、2秒~3秒しかない、最後の銃撃シーン。。。あっという間に終わってしまった。

ラストシーンは、シェーンが死んでるか、生きてるかと議論があるらしいんだが、俺は死んでたと思う。てか、自分の新しい人生を始めたかったか、自分の死に場所を探していたか、、、そんな風に迷っていたんだと思うな。
時代が変わっていくのに、変われない自分。つまり殺人は非合法の様で、どんな理由であれ逮捕される世の中になってしまったみたいだ。それと妻を亡くした悲しさや切なさ。そんなものの中で辛かったんだと思う。

風の谷のナウシカ

2008-06-07 00:22:18 | 映画
思わず見てしまった。10回くらいテレビでしてると思うけど、いつも見ちゃいます。
毒ガスを出す森やらでかい虫やら酸の海やら設定がすさまじいなぁって改めて思ってしまった。地下奥深くにはきれいな水ときれいな土。
毒ガスを出す森が人間が汚した環境をきれいにして、でかい虫がその森を守ってる。
一番感動するのはナウシカの意思の強さ。半端無い強さだ。

「火の七日間」と呼ばれる最終戦争の1000年後の時代設定と聞いて、昨日、同じ日本テレビでエコのテレビしてたけど、その一コーナーを思い出した。それは、人類がいなくなった直後から10000年後までの地球環境をシュミレーションするというものだった。
もっとも興味深かったのが25年後の環境。実際こういう場所があるらしい。それは大きな原爆事故があったチェルノブイリ周辺。事故直後から強制的に人が入れない環境になっている。テレビが映し出したのはサッカー場なんだけど、、、建物・観客席はかなり朽ちているんだけど、グランド内は、隅から隅まで木や植物がたくさん生えていた。それを見て、自然の力ってすごいんだなぁって思った。コメンテーターの茂木健一郎が放っておく自然の場所を増やすのがいいって言っていたが、僕もそう思った。
言ったり共感するのは簡単だけど、やるのは難しいなぁ。

http://www.ntv.co.jp/mokusp/contents/080605.html

ちなみにこのシュミレーションはアメリカの番組をはしょった感じのものだったが、それを一度フルで見てみたいな。