今月のウインターカップチャレンジで優勝したクリス・ブルックス（米）が、ティム・マクニール（米）にかわってアメリカンカップ（3月6日・マサチューセッツ）に出場することになりました。
・ブルックス、アメリカンカップへ（Inside Gymnastics）
先日の報道ではマクニールは大会出場へ向け意気込んでいましたが、背中の痛みのため欠場することになりました。ブルックスにとってこれまでの競技人生の中で最大の大会となりますが、
「目標の順位などは特にない。ただ出場して自分の体操をするだけ」
と語りました。オクラホマ大の先輩ジョナサン・ホートンとは「友達でもあり、ライバルでもある」そうで、ブルックスは昨季で大学を卒業していますが現在も大学をトレーニング拠点にしているということです。今後は
「健康を保ち、トレーニングを続け、世界選手権代表、さらにはロンドン五輪もめざす。準備はＯＫだ」
と意気込みを語りました。まあ米国にしちゃ男前なので私も期待していますがね。
競技から遠ざかっているショーン・ジョンソン（米）が、先ごろ関節鏡によるひざの手術を受けていたそうです。
先月家族とともに過ごした休暇中にケガが発生したそうで、エージェントによると体操が原因ではないということです。12月から軽いトレーニングを始めていましたが、体操以外のことで何かと忙しく、
・冬季五輪聖火リレー
・ミス・アメリカ審査員
・冬季五輪に大会スポンサーの作文コンテスト入賞者のこどもたちと同行
などあちこちで顔を見せていました。前十字じん帯損傷で、6週間は添え木が必要とのことです。
パシフィックコースト・クラシック（20日・カリフォルニア）は、団体で日本が優勝しました！
体操協会のレポートと結果によりますと、6種目おこなった選手はいないそうです。そういうワケで個人総合優勝はカリフォルニア大のKyle Bunthuwong選手（90.500）でした。
また、ショウ・ナカモリ選手（米）の公式サイトによりますと、この大会に同行したらしく、日本の選手について「本番での強さに驚いた」としています。「練習のときはあまり準備できていないんじゃないの、と思ってもいざ演技となるとまるで別人のよう」と感じるそうです。大会後、ふたたびスタンフォード大に戻った選手たちは、ナカモリ選手が通訳をつとめたおかげで、スタンフォード大の選手たちと楽しくコミュニケーションがとれたそうです（カッコいいなあ、通訳・・・）写真もあります！
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コマネチ国際招待（20日・オクラホマシティ）の結果もありますが、まあテキトーにご覧ください。だって日本出てないんだもん・・・。
フューチャーカップ（2009年12月・リンツ）が終わったばかりのオーストリアで、新たに団体戦の大会が開催されるそうです。
・オーストリア・チーム・オープン プレービュー（GYMmedia.com）
「オーストリア・チーム・オープン」という男女シニア、ジュニアの団体戦（3月27日～28日・ウィーン）。欧州選手権（4月・バーミンガム）の1か月前におこなわれます。ちょっと告知をしただけで、多くの問い合わせがあったそうです。団体のオーストリア選手権を兼ねているため、地元オーストリアからは14チーム。ほかに、ハンガリー、スロベニア、スロバキア、イスラエル、英国、カナダが参加。
オーストリア代表監督によりますと、この大会を欧州選手権代表の最終選考と位置づけたいとし、
「わが国のような体操レベルの国にとって、今後ぜひ必要な大会。国際大会の雰囲気は選手たちにやる気を起こさせるだろうし、中立的な国際審判の目で国内選考ができることは歓迎すべきこと」
と考えているそうです。今後、毎年このタイミング（欧州選手権直前）で開催したいとしています。
