Works-Style(s)

Modeling diary

STUDIO27 1/24 Porsche 919 Hybrid '15 (2)

2019-06-26 16:34:47 | 919 Hybrid '15
さて、本格的な制作に入ります。


サイドポンツーンからホイールアーチに伸びるライン
キットでは真っ直ぐになっておりますが



実車ではホイールアーチに向かうに従って下がっていくのが正解のようです。



ちょっとココはスルー出来ないな。


まずは実車資料を参考にラインをケガキます。




そしてデザインナイフやリューターで削り込みます。




それでもってパテを持って整形します。



少々フェンダーのボリュームが少ない感じがしたのでそこも修正しときます。


ハネモノのパーツは薄々攻撃を



右が施工前、左が施工後ね。

ハネモノはホワイトレジンなんだけど
個人的にこういった作業はプラよりやりやすい気がします。


開口部が曖昧になってる部分があったりしてね。



ここもデザインナイフや耐水ペーパーで修正しときます。



断面を薄々にしとこうかと思ったのですが色々と不都合が出そうなのでほどほどに。


スジ彫りを深く彫り直してサフを吹いて様子を見ます。



スタジオ27のキットってサフ吹きの状態が一番カッコよく見えるのは私一人か?


手を入れた箇所の荒れが目立つので要修正っすな。

STUDIO27 1/24 Porsche 919 Hybrid '15 (1)

2019-06-18 17:38:23 | 919 Hybrid '15
さて新作に取り掛かります。

通常であれば夏の北海道モデラーズエキシビジョンに向けての制作となるのですが
幸いなことにお題(VW)はクリアしておりまして。

幸か不幸か少々時間的に余裕があるぞという事で
来年の静岡HSに向け同一カテゴリーのマシンを並べてみたいなと。



このLMP1-Hの3台を連作いたします。
TS050だけ年式が違うのが惜しい感じですが'15のTS040ってどこからもキット化されてないのよね。


先日の静岡HSに童夢S101を並べさせてもらったわけですが
箱車メインの展示の中で毛色の違うF1やプロトタイプが1台ポツンと並ぶと
そこだけが浮いてしまうというか埋没しちゃう感がありましてね。
TS050が作りたいってのが第一義だったりするワケですがそれに乗じての連作です。
3台並べばそれなりに見栄えもよろしいかと思いまして。

順番的には今が旬のTS050から制作したい気持ちもあるのですが
レジンキットが続くのはかなりシンドいってことで919→TS050→R18の順番で行ってみる予定でございます。
1年でコンペ車3台は結構辛いかも…。



という事で一発目はPorsche 919の2015年ル・マンウイナーでございます。



キットはSTUDIO27のもの。

ボディ・シャーシがレジンで小物類がホワイトメタルというSTUDIO27スタンダードと言えるキット。
造形もビシッとしてるし比較的モールドもシャープなのでそれほど面倒なことは無さそう。


まずは仮組みして全体の雰囲気を見てみます。


最初はリア。



そのまま組むと若干ハミタイ気味になるのですが
ボディ側とシャーシ側で0.5mmほどの段差が出来てしまうのを発見。

この段差分だけハミタイになっているのでボディ側をリューターでガリガリと削ります。



キレイな出来じゃありませんが完成後には見えなくなります。


そしてブレーキパーツをセットして様子見。



パーツの座りもシックリくるので元々の設計はこうだったのだろうな。


お次はフロント。

ホワイトメタルのサスアームのみでタイヤを支えなさいという無茶仕様。



ただね、インストの3D図面を見るとこんな感じに真鍮棒を通すのが正解みたい。
こういった推理をしながら組んでいくのがガレージキットの醍醐味であります(違)


メインのパーツが落ち着いたところで記念撮影。



それにしても凄いカタチっすね。
リヤカウルのシャークフィンも最初は抵抗がありましたが最近は見慣れたか。

早く完成させたい気持ちになりますが弄りたい箇所がチラホラと。
次回はそのへんに手をかけていきます。

SAKATSU 1/24 DOME S101 JUDD '01

2019-06-12 15:58:47 | Model Gallery
さかつう、童夢S101の完成画像です。

Dsc09694

Dsc09699

Dsc09706

Dsc09704

Dsc09711

Dsc09640

Dsc09654


童夢が2001年のル・マン24時間レースに送り込んだのがS101。
レーシング・フォー・ホーランドとデン・ブラ・エイビスに供給しての参加。
予選では非ワークス勢での中では上位クラスの速さを見せていましたが
搭載したジャッドV10の耐久性に難ありで2台ともリタイアでありました。


キットはさかつうのレジンキット。購入したのは10年以上前だったはずです。
デン・ブラ・エイビス仕様のキットでしたがこのカラーリングで制作したくなって
オクを漁りまくってデカールをゲット。

キット自体は非常に作りやすかったのですが難所はやはりそのデカール。
カルト製ってことに多少は救われましたがまさしく精神修行といって良い工程でありました。

そのお陰もあってか展示会では概ね好評。
過去作のダズルNSXに続き「変態デカールモデラー」の称号を頂くことになりましたとさ。