Works-Style(s)

Modeling diary

TAMIYA 1/24 ARTA NSX '09 (13)

2018-05-26 18:13:10 | ARTA NSX '09
さてと、完成へと向かいます。
この期に及んで自作パーツがワンサカと…。


キットのままだと4輪とも18インチのタイヤ&ホイールなのですが
2009年仕様はリヤが17インチに変更になっております。

なのでR35のスーパーGT車両からタイヤ&ホイールを頂戴してきました。



ホイールのゴールドはシルバーを調色してわずかにシャンパンゴールド気味に振ってます。
BRIDGESTONEロゴはステンシルを使って塗装で仕上げてます。


エキゾーストは2005年式の2本出しからセンター1本出しへと変更になってます。



プラ棒と真鍮パイプで雰囲気重視で工作。

塗装して取り付けます。



心持ち煤けて見えるようにスモークを軽く吹き付けてみました。


フロント開口部の形状を変えたお蔭で内部の仕切板も
大きく変えなくてはなりません。

まずはプラ板工作を。



それほど複雑な形状ではないのでサラッと作ってみました。



塗装して取り付けてみます。



このままだと開口部の奥が丸見えになるので
実車同様メッシュを貼り付けます。



エッチングメッシュを切り出して軽くスモークを吹いてます。
実車は黒メッシュっぽいのですが目立たせて見たかったのであえてこうしてみました。

この角度だとサイズが合ってないことが丸わかりですが俯瞰で見ると大丈夫。
気付いても心に留めておくのが大人の嗜みだと思います。



形状が変わっているリアウイングは積層したプラ板にパテを盛って再現。



上段がキットのパーツ。相当軽めの形状になっております。


サフ吹いて仮組みの図。



ステーや翼端板も自作です。
ステーは形状が気に入らなくて3回ほど作り直しました。


塗装して組み立て。



カーボンデカール貼り付けで仕上げてみようかとも思ったのですが
予想より時間が足りなくなってしまったので割愛。
クリアー研ぎ出しのあとに半艶クリアーで仕上げてボディとのツヤの差を強調してみました。


チンスポイラーも同様に形状が変更になっているので自作。





実車はもう少し複雑な形状なんですがこのくらいで勘弁してください。


よく見るとスカート部分もわずかに変更がありまして



キットのパーツにプラ板を貼り付けて。

塗装して接着。



多分、誰も気付きませんがな…。



このあたりで先に作っておいたリアのエアボックスも取り付け。



接着面がプラ板の厚み分しかないので取り付けには難儀しました。
なんかの拍子にすぐポロリしちゃいそうです。



ここまで来るとあとは小物のみ。

この世代のNSX独特のボンネットピンはCGM MODELのエッチングセットから



押し寄せてくる老眼の波に逆らいながら取り付けてます。


ルーフのアンテナは基部をキットのまま使用して洋白線に置き換え。



買っておいた記憶があった挽物パーツが見当たらなくて苦肉の策。
ちょっとディティールが物足りない。


細々と進めてきましたが最後の作業はノーズのHマーク取り付け。



HOBBY DESIGNのメタルロゴデカールを使用。
このデカール、パット見はメタルインレットに見えて必死に剥ぎ取ろうとした記憶が。
こう見えて水転写なんだよね。


というわけで完成。





実車はまだまだ変更点があるのですが技術的にも精神衛生的にもほどほどのところで妥協。
自分的にはそれほど悪い出来ではないと自負しちゃったりしますがどうでしょうか?
この前の静岡HSに展示しましたがガレキだと思われたのは喜んでイイんだか悪いんだか…。

予定より遥かに遅れて完成。
もう少し早く作りたかったな(いつも言ってる…)
次回は軽めのキットをサクッと作ってみたいと思っています。


とにかく最後までお付き合い頂き




TAMIYA 1/24 ARTA NSX '09 (12)

2018-05-17 19:36:40 | ARTA NSX '09
今回は内装に手を付けます。


2005年型からそれほど多くの変更点は無さそうなのですが
バックモニターの形状が変わっているのでプラ板で再現。



作った後にもう少し大きかった事が判ったのですがこのまま進めちゃいます。


塗装してパーツを組み上げるとこんな感じに。



ダッシュボードから生えてる3本の棒はフロントウインドウの補強棒。
スイッチ類はデカールのままで手をかけず。
ステアリングにカーボンちっく塗装を施しているのが判りますでしょうか?


シートの裏側もカーボンちっく塗装したりしてますが




組んじゃうと分かりゃしません…





見えなくなると分かっていてもパイピングなどしてしまうのがモデラーの悲しい性か。


いよいよ次回は最終回ダゾ。