Works-Style(s)

Modeling diary

FUJIMI 1/24 LARK McLaren F1 GTR '96 (15)

2017-06-26 19:17:48 | McLaren F1 GTR '96
外装パーツをチョコチョコ進めていきます。


最初にくり抜いておいた開口のメッシュ部はエッチングメッシュで再現。



あまり奥が見えないように目の細かいメッシュを使ったつもりですが
結構中身が透けて見えますね。


ウィンドウパーツも一筋縄では行かない。

サイドウィンドウですが市販車仕様のキットと同じパーツを使っているので
レース仕様にはないサッシのモールドがあったりします。




塗装しないで取付けてしまえば気にならないかと思いましたが
ここは頑張って耐水ペーパーで削り取ります。



あまり粗いペーパーを使うと深い傷が入ってしまうので
#1200から始めて#1500→#2000→ラプロス#6000→ラプロス#8000まで
順に水研ぎしてモールドを消し去りました。


最後にスジボリ堂コンパウンド三種で研ぎ出し。



手間がかかるかと思いましたが思ってたよりスンナリと終了。
あれこれ考える前に手を動かせってことですな。


フロントウィンドウも気になる箇所があるので手を付けておきます。

恐らくドア開閉化の弊害だと思うのですが
フロントウィンドウとルーフの間に段差が出来てしまいます。



これはカッコ悪いので修正しときます。
やり方は至って簡単でウィンドウパーツのルーフ側のベロ部分を切り取るだけ。



これでルーフ側を若干持ち上げ気味で取り付けるとほぼツライチで取付けられます。



実は若干ルーフとクリアパーツの湾曲が違うので完全なツライチにはならないのですが
気にならない程度には収まってくれます。


処理の終わったクリアパーツは窓枠塗装の後にデカール貼りをして
デカール保護のために表側のみクリア吹きして研ぎ出しまで終わらせます。



リヤウインドウは左右一体だったのですがパーツの座りが悪かったので分割しちゃいました。


で、取付けまで終了。



比較的接着シロが大きいので作業自体は楽でした。
これまたBMW JAPANのロゴが大きかったりするのがちょっとガッカリね。

次回も外装パーツを進めて行きますよ。

FUJIMI 1/24 LARK McLaren F1 GTR '96 (14)

2017-06-16 18:06:22 | McLaren F1 GTR '96
デカールの貼り終わったボディがクリアーコートに進みます。

いつも通りロックペイントのウレタンマルチトップクリアーSHをブワッと。



最近の主剤:硬化剤:溶剤の比率は2:1:1くらいで落ち着いてます。

これだとメーカーの指定より溶剤が多いのですが
これ以下だと肌伸び性が悪くて吹きづらいんですよね。

デメリットとしては硬化時間がやや遅くなるのと若干ヒケが大きい気がするのですが
とりあえず硬化不良を起こすとかの重大なトラブルは無いので使いやすさ優先で行ってます。


で、1日間を置いたところで中研ぎ。



デカールと塗り分け段差を中心に耐水ペーパーの#1500→#2000で研ぎ出しました。
この辺のリブとか奥まったところが研ぎづらい。

硬化時間が1日ってところがミソでありまして
それ以上置いちゃうと塗膜が固くなりすぎて研ぎづらくなっちゃうんですよね。
この作業ではガッシガッシ削りたいので柔らかいほうがありがたい。
ペーパーの番手を上げて手間を増やすのもイヤですし。


そして仕上げクリアーを吹付け。



中研ぎで平滑な面を作ってますのでブワッと垂れる寸前まで一発で仕留めます。
チョロチョロと躊躇して吹き付けてしまうと梨地が出来ちゃうか厚ぼったくなるだけなので
折角の中研ぎが台無しになっちゃいます。

今回の制作の中で一番緊張した作業かもしれません。


3日ほど放置したら仕上げ研ぎ。



ボディ表面の薄皮を1枚剥ぐ感覚でラプロスの#6000→#8000の水研ぎし
スジボリ堂のコンパウンド三種をかけてフィニッシュです。

中研ぎと違ってツヤを出すのが目的なので塗膜の完全硬化を待ちます。
出来るだけビシっとした面を出したいので塗膜が硬いほうが調整が効きやすい。
1日放置で仕上げ研ぎをした時もありますが数日後に見たらツヤがヒケてた事があったりもしたしね。

と、なんだかんだ書きましたが最近は余り追い込んで研ぎ出ししてないですねぇ。
最近はボンネットとかルーフとかフェンダーの峰などの目立つ所がある程度綺麗に見えれば
それでイイやって感じで進めてます。
目標を高く置くことも大事だけど程々の妥協ポイントを設定することも
長く続けるには大事だったりします。

なんかここ迄来ると作業の大半が終わった感じがするのですが
まだまだ先は長いんだよなぁ。

FUJIMI 1/24 LARK McLaren F1 GTR '96 (13)

2017-06-01 12:16:35 | McLaren F1 GTR '96
ゼッケン部分のデカール自作しました。



お絵かきソフトを使って所要時間30分。
余計なものも見えてるけれど気にしない気にしない。


で、早速貼り付け。



黒縁デカールはアール部分の微調整が必要なので分割して貼り付け。
技術よりも根気が大事な作業です。
デカールシートはHQパーツのものを使用しましたが
独特のネットリした伸び方のクセがありまして慣れるまで苦労しました。

ゼッケンは服部尚貴/ラルフ組の#60を選択。
ジョン・ニールセン&デビット・ブラバムの#61は通好み過ぎて地味なので却下(笑)


サイド部はもっと根気が必要。
黒縁は5分割くらいにして貼り付けてます。



JGTCロゴはMCMクリエーションのものをトリミングして使ってます。
やっぱりサイズが小さいね。
ちなみにJGTCロゴは揉めてGT協会を脱退した5戦以降は貼られて無いのよね。
んじゃ、貼らずに後半戦仕様で作ろうかとも思ったのですが
後半戦はカナードの付いた仕様になってしまうので却下しました。


もう一丁、自作デカール箇所。



フロントの塞ぎパネルの分割線。

スジ彫りで表現しようと思って何度かチャレンジしたのですが満足できる細いスジが出来ず…。
いっその事無視してしまおうかとも思ったのですがノッペリしてる感じが気に入りません。

チョット太かったかな?
線の太さを印刷可能な最小サイズまで絞ってみたのですがこれが限度。


デカールも全部貼り終えたぞってことで
居ても立っても居られずに仮組みしちゃうのはモデラーの性。





ヤバイ、かなりカッコイイ。